日常的に使う工具に求めるのはやはり高い作業性とヨレることのない強度、そして無駄なく力を伝えられる高い精度を持つ作りだろう。ただ、そこにツーリング先での使用を視野に入れた携行性を加えようとすると、サイズをコンパクトにするぶん強度が下がったり、力を伝えにくくなることも。今回、そんなデメリットを解消し、作業性と携行性の両立に加えコストパフォーマンスにも優れた「モーションプロ ミニプロTハンドルセット」を紹介するゾ!!
●取材協力: ヤザワ
コンパクトで精度も強度も高いスグレモノ。使用頻度の高い”Tレン”が3本セットで購入できる!
世界的なエンデューロレース・ISDE(International Six Days Enduro)でゴールドメダルを獲得したクリス・カーター氏が、モーターサイクルに最適なツールとして開発した「モーションプロ」。その製品は、実際に使用される現場で性能と耐久性を徹底的にテストされ、長期の使用に耐えられるように作られているのが特徴だ。
そんなモーションプロが取り扱うこの「ミニプロTハンドルセット」は、8mm/10mm/12mmという使用頻度の高い3サイズのソケットレンチがセットになっており、ソケットレンチは交換式のビットではなく、Tハンドルと一体化されるなど、作業の正確性を高めてくれる逸品だ。
素材は強度の中に粘り強さがあるクロームバナジウム鋼を採用、チタン製などと比べると12mmサイズなどは少し重さを感じるが、ソケット部分とTハンドル部分が一体成型されているので使用時にヨレやズレがなく、しっかり力をかけやすい。精度も高くソケット部分も深いので、いろいろな箇所に幅広く使える。また、ガレージだけでなく、ツーリングにも携行できるサイズなのも大きなメリットだ。なにより日常的なメンテナンスでよく使うサイズが3本セットになっていることで、1本ずつ揃えるよりも安く購入できるのが嬉しい。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
オフロードバイク専門誌『オフロードマシン ゴー・ライド』のお買い求めはこちら↓
あなたにおすすめの関連記事
8つのパーツを組み合わせることで、15通り以上の使い方ができるマルチパーパスツールは、付属のポーチに収納すると手のひらに収まるコンパクトさになる。 こうしたコンパクトな工具の場合、組み合わせの精度が悪[…]
チェーンメンテナンスの手間を大幅に軽減 プラスチック製ハンドルにナイロン製ブラシがセットされており、超軽量。ハンドル部分はエルゴノミックデザインで持ちやすく、剛性感もあるので、ブラシ部分をチェーンにし[…]
実際にメンテナンスに挑戦する前に "自分で愛車をメンテナンス"と聞くと、難しそうだったり下手したら壊してしまいそうというイメージや、手は汚れる&なんだか面倒くさそう、そもそもメンテナンスできそうな広い[…]
日本を代表するオフの聖地=ダートバイクプラス瀬戸店 オフ車乗りの中で"オフの聖地"のひとつとして数えられる愛知県瀬戸市。そこにはオフロード業界の総本山として長年オフ車乗りを支え続けてきた、ダートフリー[…]
巻頭特集:標準モデル対足長モデル!! シン・CRF250L/〈s〉徹底比較試乗 ホンダの新型CRF250Lは、旧タイプLDに相当するシート高の低いモデルが標準となり、それに対する足長モデルを<s[…]
最新の記事
- ホンダのタフ・スクーター「ADV350」がマイナーチェンジ! スマホ連携TFTメーター獲得【海外】
- CB400スーパーフォアに代わり、首都高パトロールに黄色のBMW! 「F900XR」を12月上旬より黄バイとして運用
- スズキ「Vストローム250SX」と「Vストローム250」は何が違う? 身近な兄弟車を比較!
- 【2024年11月版】150~250cc軽二輪スクーター 国内メーカーおすすめ7選! 125ccの双子モデルからフルサイズまで
- SHOEIがシステムヘルメットのド定番モデル「ネオテック3」に新グラフィック「ANTHEM」を発表!
- 1
- 2