●文:ヤングマシン編集部 ●CG:白圡 学
シンプル&プレーンなスタイルのホンダ「GB350」は間違いなくカスタムが映える! というわけで、ヤングマシンが得意の先走りCGで早くもカスタム提案をしてしまおうというこの企画。3月末の正式発表に向けて平日に毎日更新、日めくり方式でイメージCGを大放出するぞ!
●車種別アーカイブ:ホンダ GB350|先走りGB350カスタム
“CD化”がこんなにハマるとは……ッ!
ビジネスバイクの名車、CDシリーズのエッセンスをGB350に注入し、ベンリィCD350に。またはベンリィCD350TかCD350Uでもよい。シングルエンジンだけど。いや、なぜこれをやろうと思ったのだCG担当よ……。
だがしかし、シングルシート化して大型キャリアを装着した姿が、これほど違和感なく収まるとは思ってもみなかった。実用性と武骨さの魅力が同居するこのマシン、なんならかつてのビジネスバイクのように出前機を搭載して岡持ちを吊り下げるとか、サイドキャリアを装着して畳を積むとか、リヤカーを引いてベニヤ板を運ぶとか、そんな昭和的なシーンを見てみたいものである。
そういえば1993年には、あのオサレなSRV250にも『配達仕様』と名付けられたSRV250Tなるものがラインナップされた。数十年の時を経て、ビジネスバイクカスタム(ビジネスバイクベースのカスタムではなくビジネスバイクにするカスタム)が流行するかもしれませんね。それでは皆様、次回まで御機嫌よう。
シングルシート化に大型キャリア、そしてフォークブーツを装着。もちろんアップハンドルのままが似つかわしい。ちなみにキャリアのサイズ感は1968年発売のドリームCD250あたりがモチーフです。
1968年7月10日に18万7000円で発売されたホンダドリームCD250がコチラ。当時、「商用車の王様として長い間親しまれたドリームCIII72のスタイルを一新、さらに向上した 性能をもって登場した」と謳われた、大型商用車の決定版である。直立2気筒OHCエンジンを搭載し、「大型の荷台を装備、荷物が確実に安定します。またフロントフェンダーマッドガードによって ドロはねを防ぎ、雨天や悪路の走行もOK。その他フェンダー、シングルシート、フルチェンケースなど商用車にピッタリのフレーム構成です」とも。写真はパッセンジャーシートを装着した状態だ。
HONDA GB350[2021 model]
ホンダ「GB350」は、インドで絶大な人気を誇るロイヤルエンフィールド350の対抗機種として、ホンダが2020年秋に発売した「ハイネスCB350」をベースに日本仕様としたもの。本誌予想価格は55万円で、3月末の正式発表が予告されている。
【参考】こちらはノーマル状態のGB350。比較用にどうぞ。
【参考:HONDA H’ness CB350[2021 India model]】主要諸元■全長2163 全幅800 全高1107 軸距1441 最低地上高166 シート高800(各mm) 車重181kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC 348.36cc ボア×ストローク70mm×90.5mm 圧縮比9.5 21ps/5500rpm 3.06kg-m/3000rpm 変速機5段 燃料タンク容量15L■キャスター27°05′/トレール120mm ブレーキF=φ310mmディスク+2ポットキャリパー R=φ240mmディスク+1ポットキャリパー タイヤサイズF=100/90-19 R=130/70-18 ※諸元はインド仕様
↓カスタムが掲載されている冊子はコチラ
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