’21注目色=ブルーが新鮮

カワサキ’21モデルの新色はほぼ出揃った!〈前編|ニンジャ&Zシリーズ〉


●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明) 

ニンジャ400:ニンジャシリーズにも’21注目色が登場

専用ユニットと250並みの170kgを切る車体で、圧巻の動力性能を示す人気400スーパースポーツ・ニンジャ400。’21は3色すべてがニューカラーとなる。ライム×黒は、アンダーカウルなどを白とした最新KRT仕様。全身ブラックも投入した。青は、注目のパールナイトにロゴが大きく入る斬新なイメージだ。

【KAWASAKI Ninja400/KRT EDITION】■水冷4スト並列2気筒 398cc 48ps/10000rpm 3.9kg-m/8000rpm 167kg シート高785mm 14L ●色:青×黒 黒 緑×黒(KRT) ●価格:緑(KRT)&青72万6000円 黒71万5000円

ニンジャ1000SX:グラフィックを小変更

ラクッ速の代表格・ニンジャ1000SXは、’20年型でビッグマイナーチェンジが施され、ユーロ5に対応。カラー液晶のほか、充実の走行モード、双方向シフター、クルーズコントロールなど電脳化も進んだ。’21では、従来色となる灰×黒のグラフィックを変更し、ライムの面積を増した緑×黒が登場。さらにシブい灰×黒も投入した。白は廃止され、3→2色設定となった。

【KAWASAKI Ninja 1000SX】■水冷4スト並列4気筒 1043cc 141ps/10000rpm 11.3kg-m/8000rpm 236kg シート高820mm 19L ●色:緑×黒 灰×黒 ●価格:148万5000円

[欧州仕様] ニンジャ650 KRTエディション:KRT以外もスポーティー

’20でカラー液晶などを獲得したミドルツアラー・ニンジャ650。’21欧州仕様は、最新KRTカラーのほか、ライムと白のアクセントを入れたブラック、黒×灰の3色設定。さらに北米では青、赤×黒、灰×黒もアリ。どれが日本仕様になるか注目だ。

【KAWASAKI Ninja650 KRT EDITION】■水冷4スト並列2気筒 649cc 68ps/8000rpm 6.4kgm/6700rpm 194kg シート高790mm 15L ●色: 緑×黒 黒×灰 黒 ●予想価格:90万円前後 ●予想発売時期:’21年2月 ※諸元は欧州仕様

[北米仕様] ニンジャZX-14R:買えない色は良く見える

欧州で殿堂入りし、国内にも正規入荷が終了した自然吸気のメガGT・ZX-14Rだが、北米では販売継続中。’21として新色が登場した。’20年型のグラフィックを継承しつつ配色を変更し、灰×黒のツートーンでまとめた。北米がウラヤマシイ!?

【KAWASAKI Ninja ZX-14R】■水冷4スト並列4 気筒 1441cc 200ps/10000rpm 16.1kgm/7500rpm 269kg シート高800mm 22L ●色: 灰×黒 ●入荷予定なし ※諸元は北米仕様

Z900:国内仕様はブラック系1色展開

Z900RSの兄弟車で、凄みのあるファイター系ルックスを持つZ900。従来の灰に替わり、黒×艶消し黒が登場。海外で発表された赤フレーム&ホイールの黒、そして緑フレーム&ホイールの白は、残念ながら日本未導入。

【KAWASAKI Z900】■水冷4スト並列4気筒 948cc 125ps/9500rpm 10.0kgm/7700rpm 213kg シート高800mm 17L ●色: 黒×艶消し黒 ●価格:110万円 ●発売日:’21年1月8日

Z400:ライム面積拡張

Z250と同等のシャーシに強心臓を載せたニンジャ400のネイキッド版・Z400。軽いニンジャよりさらに1kg軽量で走りは鋭い。’21国内仕様は、従来色の橙、灰×黒に対し、カラーを総入れ替え。ライムが際立つ緑×黒と、精悍な黒×ツヤ消し黒を投入した。

【KAWASAKI Z400】■水冷4スト並列2気筒 398cc 48ps 3.9kg-m 16L ●色: 緑×黒 黒×ツヤ消し黒 ●価格:68万2000円

Z250:’21特色パールナイト!

ニンジャ250の軽快カウルレス仕様・Z250。’20はZ400と同系の2色だったが、すべて新色に。’21カワサキのテーマ色となる印象的な青=パールナイトシェードティールを、黒ベースのアクセントに採用した。もう1色は赤×黒で、こちらも鮮烈なイメージだ。

【KAWASAKI Z250】■水冷4スト並列2気筒 248cc 37ps 2.3kg-m 164kg シート高795mm 14L ●色: 青×黒 赤×黒 ●価格:61万500円

Z125プロ:新色の青が一番映える

前後12インチのシリーズ末弟・Z125プロは、’21で従来色のツヤ消し紫と白を廃止し、新色の青と黒を投入。青はパールナイトを全面に押し出し、’21モデルの中でもひときわ青を強調。黒の方は赤ホイールで足元を引き立てる。現行型はこれで生産終了なのでお早めに。

【KAWASAKI Z125 PRO】■水冷4スト単気筒 124cc 9.7ps 0.98kg-m 102kg シート高780mm 7.4L ●色: 青 黒 ●価格:35万2000円

[欧州仕様] Z650:兄貴分と同イメージ

パラツインを積む中堅・Z650は、’21欧州仕様で、緑フレームを採用する白および黒に緑ホイールを導入。ライムグリーンが廃盤となり、全身ブラック×赤グラフィックをあしらう新色が登場した。今回はカラーチェンジのみでユーロ5への対応は見送り。このまま終了、なんてことは…??

【KAWASAKI Z650】■水冷4スト並列2 気筒 649cc 68ps/8000rpm 6.4kgm/6700rpm 189kg シート高790mm 15L ●色: 白(緑フレーム) 黒(緑フレーム) 黒(赤グラフィック) ●価格&発売時期:調査中 ※諸元は欧州仕様

カワサキ’21モデルの新色まとめて紹介、後編ではZ900RS/カフェ、W800/ストリート/カフェ、バルカンSを取り上げる。


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