●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明)
ニンジャ400:ニンジャシリーズにも’21注目色が登場
専用ユニットと250並みの170kgを切る車体で、圧巻の動力性能を示す人気400スーパースポーツ・ニンジャ400。’21は3色すべてがニューカラーとなる。ライム×黒は、アンダーカウルなどを白とした最新KRT仕様。全身ブラックも投入した。青は、注目のパールナイトにロゴが大きく入る斬新なイメージだ。
ニンジャ1000SX:グラフィックを小変更
ラクッ速の代表格・ニンジャ1000SXは、’20年型でビッグマイナーチェンジが施され、ユーロ5に対応。カラー液晶のほか、充実の走行モード、双方向シフター、クルーズコントロールなど電脳化も進んだ。’21では、従来色となる灰×黒のグラフィックを変更し、ライムの面積を増した緑×黒が登場。さらにシブい灰×黒も投入した。白は廃止され、3→2色設定となった。
[欧州仕様] ニンジャ650 KRTエディション:KRT以外もスポーティー
’20でカラー液晶などを獲得したミドルツアラー・ニンジャ650。’21欧州仕様は、最新KRTカラーのほか、ライムと白のアクセントを入れたブラック、黒×灰の3色設定。さらに北米では青、赤×黒、灰×黒もアリ。どれが日本仕様になるか注目だ。
[北米仕様] ニンジャZX-14R:買えない色は良く見える
欧州で殿堂入りし、国内にも正規入荷が終了した自然吸気のメガGT・ZX-14Rだが、北米では販売継続中。’21として新色が登場した。’20年型のグラフィックを継承しつつ配色を変更し、灰×黒のツートーンでまとめた。北米がウラヤマシイ!?
Z900:国内仕様はブラック系1色展開
Z900RSの兄弟車で、凄みのあるファイター系ルックスを持つZ900。従来の灰に替わり、黒×艶消し黒が登場。海外で発表された赤フレーム&ホイールの黒、そして緑フレーム&ホイールの白は、残念ながら日本未導入。
Z400:ライム面積拡張
Z250と同等のシャーシに強心臓を載せたニンジャ400のネイキッド版・Z400。軽いニンジャよりさらに1kg軽量で走りは鋭い。’21国内仕様は、従来色の橙、灰×黒に対し、カラーを総入れ替え。ライムが際立つ緑×黒と、精悍な黒×ツヤ消し黒を投入した。
Z250:’21特色パールナイト!
ニンジャ250の軽快カウルレス仕様・Z250。’20はZ400と同系の2色だったが、すべて新色に。’21カワサキのテーマ色となる印象的な青=パールナイトシェードティールを、黒ベースのアクセントに採用した。もう1色は赤×黒で、こちらも鮮烈なイメージだ。
Z125プロ:新色の青が一番映える
前後12インチのシリーズ末弟・Z125プロは、’21で従来色のツヤ消し紫と白を廃止し、新色の青と黒を投入。青はパールナイトを全面に押し出し、’21モデルの中でもひときわ青を強調。黒の方は赤ホイールで足元を引き立てる。現行型はこれで生産終了なのでお早めに。
[欧州仕様] Z650:兄貴分と同イメージ
パラツインを積む中堅・Z650は、’21欧州仕様で、緑フレームを採用する白および黒に緑ホイールを導入。ライムグリーンが廃盤となり、全身ブラック×赤グラフィックをあしらう新色が登場した。今回はカラーチェンジのみでユーロ5への対応は見送り。このまま終了、なんてことは…??
カワサキ’21モデルの新色まとめて紹介、後編ではZ900RS/カフェ、W800/ストリート/カフェ、バルカンSを取り上げる。
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