カワサキは、現行市販車で唯一となる原付二種ラインナップ「Z125プロ」のカラーリング&グラフィックを変更し、2021年モデルとして発売すると発表した。パールナイトシェードティールと名付けられた青緑と、赤いホイールにのメタリックフラットスパークブラックの2色で、2020年10月1日発売。
空冷単気筒を搭載、倒立フォークやペタルディスクを装備するリトルダイナマイト
カワサキは、スーパーネイキッドZシリーズの中で最も軽くコンパクトな車体に空冷単気筒エンジンを搭載したZ125 PROの2021年モデルとして、新色2バリエーションを採用したニューカラーモデルを発表した。
高回転までスムーズに吹け上がる空冷単気筒エンジンや倒立フォーク/オフセットレイダウンリヤサスペンション、前後のペタルブレーキディスクなどを採用し、キビキビした走りを実現。ギヤポジションインジケーターや、このクラスとしては大容量の7.4L燃料タンク、タンデム走行に適した段付きシートなどを採用し、街乗りやツーリングなど、幅広いシチュエーションで走る悦びを提供するZ125プロの2021年モデルは、カラー&グラフィックの変更のみ。主要諸元や価格に変更はない。
ひとつ気になるのは、カワサキによる「※次年度モデル以降の国内導入予定はございません。」の但し書きだ。ABSを装備していないZ125 PROは’22モデル以降、そのままの継続生産が不可能ではあるので、これにて生産終了となるのかモデルチェンジされるのか……。続報を待ちたい。
KAWASAKI Z125 PRO[2021 model]
KAWASAKI Z125 PRO[2021 model]主要諸元■全長1700 全幅750 全高1005 軸距1175 シート高780(各mm) 車重102kg■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 124cc 9.7ps/8000rpm 0.98kg-m/6000rpm 変速機4段 燃料タンク容量7.4L■タイヤサイズF=100/90-12 R=120/70-12 ●価格:35万2000円 ●色:黒、青緑 ●発売日:2020年10月1日
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