401cc以上の大型バイクで2018年、2019年と2年連続のベストセラーとなり、現在も大人気が続いているカワサキ「Z900RS」および「Z900RS CAFE」に2021年モデルのニューカラーが登場した。……といってもインドネシア仕様の話だが、近いうちに日本でも発売される可能性大だ!
新しいのにどこか懐かしい、ブラウン×ブラックのツートーン
カワサキインドネシアが新たにラインナップに加えたZ900RS/Z900RSカフェのニューカラーは、どちらも落ち着いた色合いが特徴だ。インドネシアにおける色名はどちらも単に“黒”と表記されているようだが、Z900RSは黒ベースに銀のストライプ、Z900RSカフェは黒にグラデーション状に溶け込むかのようなブラウンが配された新鮮なツートーンとなっている。
Z900RSのほうは、初出時に設定された火の玉(キャンディトーンブラウン×キャンディトーンオレンジ)、2年目の2019年8月にラインナップに加わったイエロータイガー(キャンディトーングリーン)に続く3年目のカラーリング。パターンはイエロータイガーを踏襲しつつ地色を黒、ストライプを銀とした色違いとしており、日本で発表されるとしたら現行カラーのイエロータイガーと黒(メタリックディアブロブラック)のどちらが残されるのか気になるところである。
新鮮さを感じるのはZ900RSカフェのほうだろう。ブラウンゴールドのような色味がビキニカウルと燃料タンク側面、シートカウルにまで伸びており、これがブラックの地色にグラデーションのように溶け込んでいる。どのように塗装しているのだろうか……。そしてホイールにも同様のブラウンのリムストライプが配されている。
いずれも日本仕様で同じカラーリングが近いうちに登場しそうな気配。続報が入り次第お届けしたい。
【参考】2017年12月1日に発売された最初のZ900RSは火の玉ことキャンディトーンブラウン×キャンディトーンオレンジを採用。このカラーは2018年7月1日発売の2019年モデルでも踏襲された。同時デビューの黒にはメタリックスパークブラックの色名が付いていた。
2019年8月1日に発売された現行色のイエロータイガーことキャンディトーングリーン。同時発売の黒は色名がメタリックディアブロブラックとなった。
KAWASAKI Z900RS[Indonesia 2021 model]
KAWASAKI Z900RS[Indonesia 2021 model]Black
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KAWASAKI Z900RS[Indonesia 2021 model]
KAWASAKI Z900RS CAFE[Indonesia 2021 model]
KAWASAKI Z900RS CAFE[Indonesia 2021 model]
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