今回紹介するカスタムマシンのベース車両は、ネオクラシックのカテゴリーに位置するスズキKATANA。’81年に前衛的なフォルムで衝撃的デビューし、多くのライダーを魅了した名車が、’19年に前衛的フォルムを継承して現代に蘇った。そのニューKATANAをマジカルレーシングが独自の「MRコンセプト」でカスタムマシンとして仕上げた。
カーボンパーツで構成した新たなシルエット
マジカルレーシングの独自の「MRコンセプト」で仕上げられたKATANA。まず目を引くのがシートからテールカウルだ。伸延されテールエンドがリヤタイヤの後端と同じ位置になりシャープなシルエットに変化している。さらにリヤタイヤを覆うフェンダーがリヤ回りを間延びすることなく見せている。
フロントカウルのカーボンベースに取り付けられるスクリーンと、アップハンドルとのバランスも絶妙。スクリーンは上方へと伸延されているので風防効果も高い。
足まわりにはマジカルレーシングがリリースしているBST製軽量カーボンホイールを装着し、バネ下のウェイトが大幅に軽量化され運動性が向上している。
このカテゴリーベースのカスタムマシンはどうしても前モデルを意識してしまいがちだが、マジカルレーシングKATANAは懐古主義ではなく、快適にライディングを楽しめる機能性を追求し、新たなカタチを提案したカスタムマシンだ。
フロントフェンダー[マジカルレーシング]
アンダーカウル[マジカルレーシング]
リアフェンダー[マジカルレーシング]
●取材協力:マジカルレーシング
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