トライアンフの3気筒アドベンチャー、トップモデルのタイガー1200に、冒険仕様となる“デザートスペシャルエディション”が登場。過酷な冒険にインスパイアされた特別仕様で、専用の塗装のほかアロー製チタンサイレンサーやクイックシフター(アップ/ダウン)、セミアクティブサスペンションなどを装備している。
最もスリリングなアドベンチャー、砂漠の冒険をイメージ
サハラ砂漠からカラハリ砂漠まで、世界で最も人を寄せ付けないエリアのひとつである砂漠で行われるアドベンチャーやラリーからインスパイアされた、タイガー1200の特別仕様が「タイガー1200 デザートスペシャルエディション」だ。
ボディには専用の“Desert Edition”グラフィックと“サンドストーム”ペイントスキームが施され、金属加工が施された“SE”ラジエターバッジを装着。さらにタイガーXCx仕様をベースに高いレベルの装備を追加している。ARROW製の軽量なチタンサイレンサー、Triumphシフトアシスト(上下双方向対応のクイックシフター)がそれだ。
また、アジャスタブルフルカラーTFTディスプレイ、オプティマイズドコーナリングABS&オプティマイズドトラクションコントロール、最大5つのライディングモード、オールLEDライト、バックライト付きボタン、キーレスイグニッション、クルーズコントロール、電動調整式ツーリングスクリーン、グリップヒーター、複数の電源ソケットを装備。さらに、プレミアム仕様ということでトライアンフセミアクティブサスペンション(TSAS)、Brembo製ラジアルマウントモノブロックブレーキキャリパー、シート高調整式シートも装備している。
1215ccの並列3気筒は141ps/9350rpmを誇り、メンテナンスフリーかつ泥の噛み込みの心配もないシャフトドライブを採用。IMUと連動したオプティマイズドコーナリングABSと、オプティマイズドトラクションコントロールでセーフティな走りを実現する。
気になる価格は265万円、発売日は2020年6月1日だ。
TRIUMPH TIGER 1200 DESERT SPECIAL EDITION[2020]
タイガー1200 デザートスペシャルエディション[2020]
【TRIUMPH TIGER 1200 DESERT SPECIAL EDITION[2020]】主要諸元■全長未発表 全幅830 全高1470 軸距1520 シート高835~855(各mm) 車重273kg(装備)■水冷4ストローク並列3気筒DOHC4バルブ 1215cc 141ps/9350rpm 12.44kg-m/7600rpm 変速機6段 燃料タンク容量20L■タイヤサイズF=120/70R19 R=170/60R17 ●価格:265万円 ●色:“サンドストーム”ペイントスキーム ●発売日:2020年6月1日
TRIUMPH TIGER 1200 DESERT SPECIAL EDITION[2020]
TRIUMPH TIGER 1200 DESERT SPECIAL EDITION[2020]
ARROW製チタンサイレンサー。
フロントブレーキにはブレンボ製ラジアルマウントモノブロックキャリパーを装備。
デザートエディションのロゴが入る。
1215ccの並列3気筒エンジンは141psを発生する。シャフトドライブを採用。
1200の文字の中にも砂漠をイメージしたグラフィックが。
フルLEDの灯火類。ツリ目かつ細目の表情だ。
ハンドルバースイッチはフルバックライト装備。グリップヒーターやクルーズコントロールのスイッチは左手側に集約される。
エンジンガードも充実。ガチ勢にはうれしい装備だ。
ラジエターシュラウドはブラックアウトされ、スペシャルエディションのロゴを配置。
フルデジタルで表示が調整できるTFTカラー液晶メーター。
WP製アジャスタブルサスペンションにTSAS(トライアンフセミアクティブサスペンション)を組み合わせ、前後のダンピングをリアルタイム制御。Auto / Off-Roadの2つのTSASモードがある。
電動で高さを調整できるスクリーン。調整幅は未公表だ。
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