高品質な造りと確実な性能アップで、確固たる人気を誇るアールズ・ギアのマフラー。GPマシン開発にも携わった技術力の高さは、市販車用マフラーの開発においても高性能な製品群を世に送り続けている。その最新モデルが、次世代デザインを採用して登場! ここから新たな歴史がスタートする。
実感するトルクアップで走行性能も大満足!
アールズ・ギアといえば、元ワークスライダー樋渡治氏がプロデュースするマフラーブランドとしてお馴染み。GPマシン開発にも携わった技術力の高さは、市販車用マフラーの開発においても高性能な製品群を世に送り続けている。特に違いがわかるベテランユーザーからの信頼は厚く、車種ごとに専用設計されたスペックとチタン素材を惜しみなく使った高品質な仕上げ、安心して使える政府認証取得の徹底は業界をリードする存在といえよう。
そんなアールズ・ギアから、新デザインのサイレンサーを採用する第1弾としてCBR400R用と400X用マフラーがリリースされた。このエンジンでのチタン製フルエキゾーストというのはユーザー待望の商品化で、純正マフラーが約9㎏なのに対して半分以下に軽量化できる約3㎏という軽さを実現! 全域でパワー&トルクアップする高性能と合わせ、ライディングそのものをワクワクさせる進化が味わえる。特に大きくトルクアップする低中回転は街乗りからワインディングまで恩恵が大きく、1速高いギヤでもスイスイ走れる快適さは燃費の向上にも貢献してくれそうだ。
注目はやはり新デザインのサイレンサーで、ドライカーボン製の7角形フィニッシャーを採用したシャープなデザインは、現行モデルのスタイリングをワンランクアップさせるもの。ストレート形状の「タイプS」は両車に用意され、レーシーなテーパー形状の「タイプR」はCBR400Rのみにラインアップされる。
Real Spec Titanium Full Exhaust Single Type S[政府認証品]
BMW R1250GS用マフラーも登場!
当初より一貫して開発のポイントとしている『低中回転域のトルクアップ』をこのマフラーでも実現。高回転域を犠牲にすることなく、マフラー交換のみで実用域がパワフルな走りに変貌する。ドライカーボンを採用した新形状のデュアルエンドサイレンサーもカッコよく、軽量化により操安性も向上する。
●文・写真:川島秀俊
※取材協力:アールズ・ギア
※ヤングマシン2019年9月号掲載記事をベースに再構成
関連する記事/リンク
元ワークスライダーの樋渡治氏率いるアールズ・ギアからZ900RS/カフェ用の最新マフラーな「ワイバンクラシックR」がリリースされた。その特長はネオクラシックスタイルを謳うZ900RSにマッチするシンプ[…]
ヨシムラらしい昔ながらのストレート管の外観を維持しつつ、性能向上と消音を両立するDuplex Shooter(デュプレックス シューター)構造を導入したZ900RS/CAFE用 手曲ストレートサイクロ[…]
ホンダCBR400Rと兄弟車とはいえ、なんてったって新型400Xのキモはフロントホイール19インチ化である。しかもサスペンションのリセッティングに加え、リヤのホイールトラベルは10mm増の118mm化[…]