パイクスピークでムルティストラーダ1260PPとワンスリー

【走行動画あり】ドゥカティ ストリートファイターV4プロトタイプがポールポジション!

6月上旬に発表されたドゥカティ ストリートファイターV4のプロトタイプによる“ブロードムーア・パイクスピーク・インターナショナル・ヒル・クライム”への参戦。6月30日に決勝が行われる同レースの予選において、カーリン・ダン選手がポールポジションを奪取した!

『雲へ向かうレース』で早くも最速の座

2019年6月28日、Spider Grips Ducatiチームのカーリン・ダン選手が、週末の日曜日(6月30日)に決勝となるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムの予選でポールポジションを獲得した。以前の記事でお伝えしたように、ダン選手が駆るのはパニガーレV4のネイキッド版とも言えるストリートファイターV4のプロトタイプだ。ダン選手はすべての予選セッションでベストタイムを記録。また、ムルティストラーダ1260パイクスピークでヘビーウェイトクラスにチャレンジするチームメイトのコーディ・ヴァーショルツ選手も、総合3位で予選を終了している。

〈動画〉ヒルクライムコースを駆け抜けるストリートファイターV4

パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムは今年で97回目。この伝説的なレースで新型ストリートファイターV4はプロトタイプという形でワールドプレミアを果たした。高くワイドなハンドルバーを装着したこのハイパーネイキッドは、パニガーレV4Rをも上回る4枚のウイングを備え、パニガーレV4Sと変わらないパフォーマンス(214ps)を発揮すると言われている。量産バージョンはミラノショーことEICMA 2019で発表され、2020年に発売される予定だ。

ドゥカティはこれまでにパイクスピークで合計8回の優勝(2008年~2014年、2018年)を獲得している。6月30日の決勝が今から楽しみだ。

“ピクセル化”呼ばれるカラーリングが施されたストリートファイターV4プロトタイプ。奥に見えるのはムルティストラーダ1260パイクスピークだ。

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