
昨秋のジャパンモビリティショーで公開され、初代TZRのようなルックスと懐かしのマルボロカラーの組み合わせに、全国2000万人の’80sレプリカ好きが涙したヤマハのニューモデル「XSR900GP」。2024モデルは今年の夏に日本導入とヤマハが公式にアナウンスしているが、マルボロカラーで登場したのだから、その”次”だってきっとあるに違いない。オラ、ワクワクすっぞ…というわけで、2024モデル発売前から2025モデルのカラーリングを予想(妄想)してみた!!
●CG製作:SRD
やっぱり本命はソノートブルー?
かつてヤマハのワークスマシンを彩った、懐かしのマルボロカラーをまとって登場したXSR900 GP。アンダーカウルはオプションで、このハーフカウル状態が標準。まずはマルボロから日本に導入されて…その”次”はどうなる?
出るぞ出るぞと噂され(本誌が煽った?)、昨年秋のジャパンモビリティショー2023でベールを脱いだXSR900 GP。スポーツネイキッドのMT-09をべースに’80年代GPマシンを彷彿させるカウリングをまとい、セパレートハンドルやカウリングのステー形状にまで拘った作りは感涙モノだ。
欧州ではEICMA2023にタイミングを合わせてラインナップして価格も発表され、発売は秒読み。日本へも今夏導入がヤマハから公式にアナウンスされている。かつて峠でブイブイ言わせた元レプリカ乗りたちは、さぞ首を長くして発売を待っていることだろう。
欧州ではメインカラーのレジェンドレッド(=マルボロカラー)とグレーの2色が設定されており、日本仕様もこれに沿うのは間違いない。となれば早くも気になってしまうのが〝その次〞のカラー。ヤマハにはレジェンドなレーシングカラーが豊富にあるが、やっぱり大本命はアレ!! というワケで、2025モデルのXSR900GPはブルーのソノートカラーをまとうと勝手に予想。CGに起こしてみたところ…当然というか何と言うか、もうメチャクチャにカッコいいじゃないの!!
モチーフはもちろん、クリスチャン・サロンが駆ったワークスマシンのYZR500。ネイキッド版のXSR900では既にお馴染みのカラーだから似合うのは当然なのだが、カウリングを装備したGPに落とし込んでみると「これがオリジナルでしょ!」と思えてしまうほどのマッチング。思わず欲しくなってしまう!
こうとなると「GPマシンの起源なら白×赤のストロボだろ」とか「ストロボは黄×黒のUSインターカラーが先だ」といったマニアの声が聞こえてきそうだが、なんなら当時の全日本選手権のスポンサーカラー(TECH21、ネスカフェ等々)とかもドンドン採用して欲しい(笑)。ワイズギア扱いのオプション外装で限定発売、なんてどうですかヤマハさん!
※ホントに勝手な妄想です。お騒がせして大変申し訳ありません。
【ヤマハ XSR900 GP(ソノートカラー)|イメージCG】YZRがモチーフなだけに、世界GPのスポンサーカラーが異様に似合ってしまうXSR900 GP。ソノートはフランスのヤマハインポーターで、タバコブランド・ゴロワーズのスポンサードで’70〜90年代にかけて世界GPや耐久レースに参戦した。ちなみにイギリスでは1万2500ポンド(≒236万円)のプライスを付けるXSR900 GPだが「日本ではなんとか140万円台で出したい」との非公式コメントも。
ヤマハはTZR250やYSR50、TDR250など1980年代中盤の市販車にゴロワーズカラーを展開。その元ネタが1985年〜1990年の世界GP・500ccクラスでC.サロンが駆ったYZR500だ(写真は1989年式)。
鉄板&変化球の日本専用オプションを是非!!
ヤマハを象徴するスポンサーカラー…と言われて、日本のファンの多くが想起するであろう「TECH21」。こちらを鉄板とすれば、同世代の1980年代後半にヤマハをスポンサードした「ネスカフェアメリカーナ」も忘れられない。共にFZR250やチャンプRSなど市販車にも設定されただけに、XSR900 GPにもオプション外装として設定したらオモシロイ…と思うのですがッ?!
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(XSR900GP)
グランプリレースの黄金時代が甦る! 1970年代~80年代にかけて伝説的なアメリカンライダーのケニー・ロバーツ氏が走らせたYZR500は、イエローのストロボライン(ヤマハは現在スピードブロックと呼称)[…]
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
欧州ヤマハとUSヤマハの連携で生まれたカスタムビルドのXSR900 GP ウェイン・レイニーがバイクでサーキットを走った! 往年のレースファンなら、それがどれほど特別なことか理解できるだろう。 199[…]
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
復活第1弾はヤマハXSR900GP用! 日本を代表するレーシングコンストラクター・モリワキエンジニアリング。彼らがオリジナルのアルミフレームにホンダ製エンジンを搭載した“モリワキ・ゼロ”で全日本選手権[…]
最新の関連記事(YMイメージCG by SRD)
1位:直4ネオクラシックZ400RS最新情報/予測 最強400ccモデルであるニンジャZX-4Rをベースとした直列4気筒のヘリテイジネイキッド「Z400RS」(仮称)が開発されているという噂。77ps[…]
“次”が存在するのは確実! それが何かが問題だ 2018年に発売されたモンキー125以来、スーパーカブC125、CT125ハンターカブ、そしてダックス125と、立て続けにスマッシュヒットを飛ばしている[…]
エイトボール! 王道ネイキッド路線への参入予告か スズキがグローバルサイトでティーザーらしき予告画像を公開した。ビリヤードの8番玉の横には『SAVE THE DATE 4TH JULY』とあり、7月4[…]
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
その名も「V3R」と「V3R E-COMPRESSOR」だ! ホンダが全く新しい4ストロークV型3気筒エンジンのコンセプトモデルを公開したのは、2024年秋のEICMA(ミラノショー)でのこと。かつて[…]
人気記事ランキング(全体)
インカムが使えない状況は突然やって来る!ハンドサインは現代でも有効 走行中は基本的に1人きりになるバイク。たとえ複数人でのマスツーリングだとしても、運転中は他のライダーと会話ができないため、何か伝えた[…]
寒暖差が大きくても着替えずに対応できる! ワークマンのヒーターウエア『WindCore(ウインドコア)』シリーズは、電熱ヒーターを内蔵する防寒アイテム。別売りのバッテリー(4900円)は必要だが、もの[…]
お待たせしました経過報告です 前回のラバゲイン記事、おかげさまで大反響をいただきました。ありがとうございます! そして同時に、「続編が知りたい!」「その後どうなったの?」「どれぐらい持つの?」「いつま[…]
昔ながらの構成で爆発的な人気を獲得 ゼファーはレーサーレプリカ時代に終止符を打ち、以後のネイキッドの基盤を構築したモデルで、近年のネオクラシックブームの原点と言えなくもない存在。改めて振り返ると、’8[…]
BLESS CREATIONのカーボン外装をまとう カーボン外装メーカー・ブレスクリエイションの高い質感と造形の美しさのX350専用外装に惚れ、編集部号にも装着することにした。フロントフェンダー/ラジ[…]
最新の投稿記事(全体)
バニャイアにとって「新しいモノはいいモノ」じゃなかった MotoGPマシンがあまりにも速くなりすぎたこともあって、再来年にはレギュレーションが大きく改定されることになった。 エンジンは850ccに、空[…]
戦闘力を高めるヘッドギア「ダインギア ヘッドアーマー」 クロスカブ110の個性をさらに際立たせ、カスタムの方向性を決定づけるほどの高いデザイン性を持つパーツが登場した。それがダイバディプロダクションが[…]
粘り強い100mmボアビッグシングルと23Lタンク KLR650の心臓部は、水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンだ。排気量は652ccで、ボア径はなんと100mmにも達する超ビッグシングルと[…]
きっかけは編集部内でのたわいのない会話から 「ところで、バイクってパーキングメーターに停めていいの?」 「バイクが停まっているところは見たことがないなぁ。ってことはダメなんじゃない?」 私用はもちろん[…]
ワールド経験者と全日本ホープが加入! FIM世界耐久選手権(EWC)を戦っているTeam Étoile(チーム・エトワール)が2026年のライダーラインナップを12月12日(金)に発表しました。 2[…]
- 1
- 2




























