
●レポート:松永 和浩 ●編集:モーサイ編集部(中牟田歩実)
トンネル内は「コンクリート」普通の道路は「アスファルト」が使われることが多い
トンネルに入った途端「あれ、路面の素材が変わったな」と気づくことがあると思います。
いわゆる普通の道路は黒っぽいアスファルトでできているのが一般的ですが、トンネル内部の路面には灰色のコンクリートが使われていることが多いので、色の違いで素材が変わったことが分かります。
また、「走行音」や「走り心地」の変化で気がつくこともあります。特にバイクに乗っていると、クルマに比べて路面状況がダイレクトに運転者へ伝わる傾向にあるため、より気が付きやすいでしょう。
なぜトンネルの内部だけ、わざわざ舗装する素材を変えているのでしょうか。
この記事では、ふたつの理由を紹介します。
コンクリートはアスファルトより耐久性が高い
まずひとつ目の理由は、コンクリートの耐久性がアスファルトよりも高いことです。
一般的な道路の舗装材であるアスファルトの特徴として
●安価である
●施工が容易(施工後早く固まってすぐに通行できる)
●静かで乗り心地がいい
●排水性が良い
といったことが挙げられます。
※本記事は“モーサイ”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
トレッドのグルーブ(溝)は、ウエットでタイヤと接地面の間の水幕を防ぐだけでなく、ドライでも路面追従性で柔軟性を高める大きな役割が! タイヤのトレッドにあるグルーブと呼ばれる溝は、雨が降ったウエット路面[…]
新型スーパースポーツ「YZF-R9」の国内導入を2025年春以降に発表 欧州および北米ではすでに正式発表されている新型スーパースポーツモデル「YZF-R9」。日本国内にも2025年春以降に導入されると[…]
実は大型二輪の408cc! 初代はコンチハンのみで37馬力 ご存じ初代モデルは全車408ccのために発売翌年に導入された中型免許では乗車不可。そのため’90年代前半頃まで中古市場で398cc版の方が人[…]
北米にもあるイエローグラフィック! スズキ イエローマジックといえば、モトクロスやスーパークロスで長年にわたって活躍してきた競技用マシン「RMシリーズ」を思い浮かべる方も少なくないだろう。少なくとも一[…]
アルミだらけで個性が薄くなったスーパースポーツに、スチールパイプの逞しい懐かしさを耐久レーサーに重ねる…… ン? GSX-Rに1200? それにSSって?……濃いスズキファンなら知っているGS1200[…]