●レポート:山本晋也 ●写真:山内潤也 ●編集:モーサイ編集部(上野茂岐)
普通自動車免許で乗れる「トライク」に注目
新型コロナウイルスの流行により、密を避けるレジャーのニーズが高まっています。
すでにここ数年、リターンライダーという言葉を見かける機会も増えるなど国内二輪市場は久しぶりに盛り上がっていますが、コロナ禍は空前のバイクブームを呼び込んでいます。観光地や各地のワインディングで風を切って走るライダーを見かけて「あんな風に走ってみたい」と感じているドライバーも少なくないのでは?
とはいえ、「今さら二輪免許を取りに行くのもなぁ」と躊躇したくなる気持ちも理解できます。さらにいえばバイクブームの影響で全国的に二輪の教習所は混んでいて、教習の予約を取るのも一苦労という話もあります。
ですが、クルマの免許しか持っていない人でもライダー気分を味わえる乗り物があります。トライクやスリーホイラーと呼ばれる存在です。
トライク=三輪車という正式なカテゴリーがあるのかと思いがちですが、その多くは道路運送車両法の車両区分において「側車付き二輪車」に分類されます。一方、道路交通法の車両区分では「普通自動車」となり、四輪免許(普通自動車免許以上)で乗ることができるのです。
排気量が125cc以上であれば高速道路も走行できますから、ロングツーリングも思いのままでしょう。
さて、トライクと聞くとバイクの後輪をクルマのような左右2輪仕様に変えたスタイルを思い浮かべるかもしれません。
しかし、カナダ生まれのBRP社can-am(カンナム)はフロントが2輪、リヤ1輪のトライクとなっています。同社ではこうしたスタイルを「リバーストライク」と呼んでいます。
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