BMW認定中古車を潤沢に揃えるモトラッドミツオカグループ。鈴鹿店は素性の確かな優良車のみ取り扱い

BMWモトラッド正規ディーラーが扱う認定中古車は、初年度登録から8年以内の車両を対象に、厳格な基準で点検/整備を行い、保証を付けて販売される安心の1台だ。そんな認定中古車を豊富に取り揃えているのが、近畿/東海圏で6店舗を展開するモトラッドミツオカグループである。今回は、認定中古車ならではの魅力と選ぶメリットについて、モトラッドミツオカ鈴鹿店の岩間店長に話を聞いた。
●文:大屋雄一 ●写真:丸山淳大 ●BRAND POST提供:光岡自動車 BMW Motorrad
厳格な基準をクリアした車両のみが“認定中古車”を名乗れる
国内外のほとんどの2輪/4輪メーカーが設けているのが“認定中古車制度”だ。これは自社のブランド価値を保ち、中古車市場においても顧客に安心して車両を選んでもらうための重要な戦略である。もちろんBMWモトラッドもその例に漏れない。だが、内容については詳しく知らない人も多いのではないだろうか。
「長年、海外メーカーのバイクを乗り継いできたようなマニアな方であれば、中古車に対する目利きができますし、免疫もあるかと思います。ただ、多くのお客様はそうではないわけで、起こりうるリスクを最小限に減らせる安心感こそが、認定中古車を選ぶ最大のメリットだと思います」
そう説明してくれたのは、モトラッドミツオカ鈴鹿店の岩間雅司店長だ。
BMWモトラッドの認定中古車についてインタビューに対応していただいた岩間店長。言葉の端々からお客様への心配りと、扱っている中古車の品質に対する自信が伝わってきた。
「BMWモトラッドにおける認定中古車は、初年度登録8年以内/走行距離8万km以内で、修復歴がない車両が前提となります。その上で、60項目にわたる納車前点検と、エンジンオイル/フィルター/ミッションオイル/ブレーキフルードといった4品目の部品交換を実施します。そのほかにも、タイヤやブレーキパッドが摩耗限界に達していたり、スパークプラグなどが交換時期にあれば、それらも合わせて交換してからお渡しします。つまり、当面の間は故障の心配がないだけでなく、消耗部品の交換による出費も発生しない。一般的な中古車販売店よりも価格はやや高めですが、長い目で見るとお買い得という言い方ができるでしょう」
認定中古車のパンフレットおよび保証書。後者には60項目チェックリストの内訳が記されている。
保証は1年間で走行距離無制限、安心のロードサービスも付帯
BMWモトラッドの認定中古車で忘れてはならないのが、車両保証とエマージェンシーサービスが付帯することだ。
認定中古車には、新車保証に準じた規定が適用される。その期間は中古車登録日から1年間(登録2年未満の車両は2年間)で、走行距離にかかわらず、車両本体に起因する理由で万が一故障が発生した場合には、修理や部品交換が無料で実施される。この保証は有料にて1年間延長することができ、金額はG310シリーズなら1万8568円、KおよびMシリーズなら4万4352円となっている。保証期間中の車検や法定点検は正規ディーラーで受ける必要があり、また修理費の支払限度額は本体購入金額(税別)の80%までとなる。とはいえ、万が一大きな故障が発生しても出費を抑えられるというのは心強いものだ。
認定中古車に付帯する保証は、車両本体に起因する故障をカバーしてくれるので安心だ。
エマージェンシーサービスは、年中無休かつ24時間体制で対応してくれる。ツーリング中に故障が発生した場合、第1段階として電話による応急処置のアドバイスがもらえ、それでも解決しないときには現場修理の手配がされる。さらに、それでも走行不可の場合は、レッカーサービスによって最寄りの正規ディーラーまで陸送を行ってくれるのだ。代替交通手段や宿泊場所の提供もしてくれるなど、ユーザーフレンドリーなサポートが魅力だ。
認定中古車における三本柱。ブランドイメージを重んじるBMWモトラッドだからこそ可能な体制だ。
グループ内で情報を共有。理想の中古車に出合える確率が高い
こうしたとても価値の高い認定中古車を数多く扱っているのが、モトラッドミツオカだ。大阪店/堺店/西宮店/滋賀店/名古屋店/鈴鹿店の6店舗で情報を共有しているので、理想の中古車に出合える確率は必然的に高くなる。
「たとえば、RナインTの100周年記念モデルが欲しいという要望を聞いていれば、どの店舗に入荷したかをいち早く共有してお知らせすることができます。それと、鈴鹿店で取り扱っている中古車は、すべてうちのお客様の下取りや買い取りで入ってきたものばかりなんです。つまり、新車時からの整備記録が残っているだけでなく、前のオーナー様の走行頻度であったり、保管環境などもすべて把握しています。ですので、初年度登録から8年を過ぎると認定中古車を名乗れなくなるのですが、扱っている中古車は素性の確かなものばかりですので、ぜひ安心してお買い求めください」
整備力のあるスタッフが丁寧に仕上げるからこそ安心感が違う
鈴鹿店のバックヤードには、M1000RRやR1300GSといった最新モデルはもちろんこと、戦後間もなくに登場したR25/3や、1970~1980年代に活躍したR100RSなど、さまざまなBMWが所狭しと並んでいる。歴史の長い店舗だからこそ、顧客の所有している車両の年代も幅広く、それに対応できるだけの整備力の高さが鈴鹿店の売りでもある。
空調の効いたファクトリーにはリフトが3基設置されており、熟練のスタッフが慣れた手つきで車両をメンテナンスしている。
「中古車を整備する際、タイヤの溝が残っているか、ブレーキパッドは十分にあるかなど、目視で確認できる部分は多々あります。ですが、最近のBMWは電子デバイスが増えており、それらが正しく機能するかは正規ディーラーの診断装置を使わないと把握できません。他にもBMWならではのSST(スペシャルサービスツール=特殊工具)もたくさんありますので、正規ディーラーで中古車を買うことの意味は大きいと思います」
BMS-Kをインターフェースとして車両コントロールユニットと交信するBMWモトラッド専用の診断装置。電子デバイスの内容は、同じ車両でも年式や仕様によって異なるケースがあり、それをすべて正しく把握しているのも正規ディーラーならではだ。
鈴鹿店のファクトリー内にあるSSTの棚。じつに膨大な数だ。
オプションパーツ付きがお得に購入できるのも中古車の魅力
認定中古車の中には、パニアケースやトップケースといった純正オプションを装着した状態で販売されるものもある。もちろん、そうした車両はオプションなしのものより価格はやや高めになるが、あとから追加するよりもずっとお得だ。
「たとえばR1250GSの認定中古車をご希望のお客様がいたとしましょう。もしパニアケースが付いていなかったとしても、私たちは正規ディーラーですから、納車時までに純正品をご用意することが可能です。スマートライドモニターをご希望なら、安全に取り付けてお渡しすることもできます。BMWは専門のノウハウを必要とする部分が多いのですが、正規ディーラーだからこそ、さまざまなご要望に対して柔軟に応えることができるのです」
鈴鹿店でパニアケースとトップケースの付いた中古車を発見。あとから買い足すよりもお買い得なケースが多い。
程度の良いRナインTの認定中古車をベースとしたカスタム例。
このRナインTはワイバンのマフラーを装着していた。
「最初にご予算を提示されるお客様もいらっしゃいます。GSに乗りたいけれども1300の新車はちょっと予算オーバー。250万ぐらいでトップとパニアケースも欲しいとなると、それなら1250のこちらはいかがでしょうと、そんな提案ができるのも、認定中古車を豊富に取り揃えているからこそです」
認定中古車は、とくに“最初のBMW”を検討している人にとって、余計なリスクや時間を削減できる点は大きいだろう。そして、購入後のメンテナンスからカスタム、保険までワンストップで任せられるのも正規ディーラーならではの利点だ。「販売して終わりではなく、そこからがお付き合いの始まり」という岩間店長の言葉どおり、認定中古車はBMWモトラッドを長く楽しむための安心の入り口と言えるだろう。
※本記事は光岡自動車 BMW Motorradが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。