鈴鹿8耐レース観戦ツアー開催:トップクラスチームのピット内に潜入し熱気を体感!〈BMW正規店・モトラッドミツオカ名古屋店〉

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2024年の鈴鹿8耐は、M1000RRが総合5位に入ったほか、改造範囲の狭いSSTクラスでは1-2フィニッシュを飾るなど、BMW勢が大活躍したことが記憶に新しい。そんな熱いレースをぜひ現地で体感してもらおうと、観戦&応援ツアーを企画したのがモトラッドミツオカ名古屋だ。ふだんからビギナー大歓迎のツーリングを企画するなど、ユーザーとのつながりを大切にしている同店。店長とセールスアシスタントに話を聞いた。

●文:大屋雄一 ●写真:モトラッドミツオカ名古屋スタッフ 夏目健司 ミヤシーノ宮下豊史  ●BRAND POST提供:光岡自動車 BMW Motorrad

8耐ツアー開催は2回目。今回は快適性の向上を目指してアップデート

モータースポーツ、中でもロードレースにはあまり興味がないというBMWユーザーは少なくないかもしれない。だが、日本のバイク乗りなら誰もが知るであろう鈴鹿8耐というビッグイベントにおいて、2024年はBMW勢が大活躍したのだ。

出走全46チームのうち、BMWのM1000RRおよびS1000RRで出走したのは計6チーム。外国車としては最大勢力だ。しかも、決勝レースでホールショットを奪ったのは、#37「BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM」のドイツ人ライダー、マルクス・レイテルベルガー選手!

今年で45回を数える鈴鹿8耐において、外国車がホールショットを決めたのはこれが初となる。同チームは国内ファクトリー勢を終始脅かす走りを披露し、総合5位という堂々たる順位でチェッカーフラッグを受けたのだ。

#37・M1000RRを駆るマルクス・レイテルベルガー選手がホールショット!

ホールショットを決めた第1ライダー、マルクス・レイテルベルガー選手。

第2ライダーはフランス人のシルヴァン・ギュントーリ選手。元モトGPライダーだ。

第3ライダーはウクライナ人のイリア・ミカルキク選手。

そんな有力チームであるBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMを現地で応援しようと、観戦ツアーを企画したのがモトラッドミツオカ名古屋店だ。

2023年の昨年に続いて今年で2回目となるこのイベントについて、同店の店長である中島大輔さんと、セールスアシスタントの畔木(くろき)智加さんに話を聞いた。

中島大輔店長。愛車はS1000RRで、サーキット走行も楽しんでいる。

入社3年目の畔木智加さん。名古屋生まれでF1大好き女子でもある。

「ウチの店から50kmぐらい離れたところに幸田サーキットがありまして、そこで通常開催されているマイバイク走行会の1枠をミツオカで貸し切り、BMWだけで走るというイベントを何度か企画しているんです。その走行会の主催者が、BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMのアテンドもしていて、鈴鹿8耐の観戦イベントを打診されたというのが、そもそものきっかけですね」(中島さん)

(リンク:サーキット走行会の模様)

「観戦&応援ツアーは2023年が初めてで、このときは本当に手探りの状態でした。ウチの店のスタッフがそもそもロードレースにあまり詳しくないので、鈴鹿サーキットのどこに何があるのか、与えられたパスでどこまで入れるのか、まったく分かりませんでした。そうした経験があったからこそ、今回のツアーはさまざまなことがアップデートできたかと思います」(畔木さん)

観戦&応援ツアーに参加された皆さん。じつに楽しそうだ。

ツアーに合わせて制作されたオリジナルTシャツ。#37の文字も。

今回の観戦&応援ツアーは、水曜のみの平日1Day PLAN(1万8000円)から、金〜日曜の3Days PLAN(3万6000円)まで、3種類のプランが用意された。

いずれもピット裏のホスピタリティエリア/パドック/ピットウォーク/自由席エリアへの入場が可能で、さらに参戦ライダーのサイン入りキャップがもらえるなど、レースに詳しい人ほどこの値段設定が格安だと感じるに違いない。

チームスタッフ/ライダー/キャンギャルらとともに記念撮影。

参戦ライダーのサイン入りキャップ。BMW乗りにとってはお宝だ。

「そう思ってもらえるとうれしいですね(笑)。企画自体は春から準備していたんですけれど、8耐のチケットの値段が発表されないとツアーの値段も決められないので、告知は6月に入ってからになってしまいました。それでも、合計で15名のお客様が参加してくれました。内訳としては、名古屋店以外に堺店のお客様もいらっしゃいました。その中でも女性は3名で、そのうちのひとりはふだんからS1000RRに乗っているアクティブな方ですね」(畔木さん)

決勝スタート時のホスピタリティエリア。中央にはイリア選手も。

「ピット裏のホスピタリティエリアについては、2023年は1基しかなかったスポットクーラーを3基に増やしたり、レース中継のモニターを大型化したりと、お客様が少しでも快適に過ごせるようにアップデートしました。その甲斐あってか、第3ライダーのイリア・ミカルキク選手と一緒に、決勝のスタートシーンをモニター観戦できたんです。第1ライダーのマルクス・レイテルベルガー選手がホールショットを取った瞬間は盛り上がりましたね」(畔木さん)

ナイトピットウォークの様子。キャンギャルが浴衣姿でお出迎え。

信頼関係を築けたからこそ、ピット内への立ち入りもOKに

鈴鹿8耐は国際格式であり、FIM世界耐久ロードレース選手権にフル参戦しているチームにとっては、ひとつも落とせない重要なレースだ。ゆえに、順位の高低にかかわらず、ピット内には独特の緊張感が漂っている。ところが、2024年は現場ですごいサプライズが起きた。

「2023年は、我々スタッフも含めた部外者は練習日以外はピット内へ立ち入ることができなかったんです。ところが、今回は日曜の決勝中もタイミングによっては入ることができました。チーム監督が2023年と同じ方だったので、信頼を得られたのかもしれません。総合で4位や5位を争っている強豪チームがそんなサービスをしてくれるなんて、ほかでは考えられないでしょうね」(畔木さん)

決勝のスタート直前のグリッドにも入ることができた。

レース中のタイヤ交換をピット内から観察できるサービスも。

BMWのファクトリーマシンを間近に見られるという、またとないチャンス。

監督およびチームスタッフが名古屋店に来店。

「じつは、鈴鹿8耐のテストセッションがあった6月に、BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMの監督とチームスタッフが来店してくれたんです。BMWジャパンからのサポート品の受け渡しがウチだったという理由もあるのですが、ちょうどM1000RRをご成約されたお客様もいらっしゃって、記念撮影大会になりました」(中島さん)

M1000RRのタンクカバーに3名のライダーのサインが。このときのお客様のものだ。

名古屋店には2023年に転倒したマシンのカウリングが展示されている。

「自分たちで企画するふだんのツーリングでしたら、お客様を楽しませることだけに注力できるんです。でも、応援ツアーは料金が発生しますし、業者の方とも折衝しなければならないので、とにかく準備が大変でした。ただ、そうした努力がお客様にも伝わったのか、差し入れでねぎらってくれた方が多かったのはうれしいですね。猛暑の中、あれだけ汗をかいたのに、まったく体重が減っていないのが何よりの証拠です(笑)。とにかく達成感は大きいですね」(畔木さん)

「水曜、そして金〜日曜まで、畔木を含め常時3名が鈴鹿サーキットに行ってしまうので、店としてはしんどいのですが、参加されたお客様から『畔木さん、頑張ってたよ〜』とか、『来年もやるなら絶対に行く!』なんて声をたくさんいただきまして、それで報われた感がありますね。来年は…、そうですね、他メーカーのようにグランドスタンドの一角をBMWの応援席にしたいですね」(中島さん)

期間限定ドリンクにより“道の駅ミツオカ”との異名も

現在、6店舗を構えるモトラッドミツオカグループは、それぞれに特色がある。鈴鹿店はサーキット走行会を積極的に開催するなどオンロード系に強く、堺店はGSを筆頭にオフロード系が得意なイメージがある。

そして、西宮店はベテランメカニックが旧車の面倒まで見てくれるなど、各店舗が全方位に対応しつつも、より特化した分野によって店のカラーを生み出している。

さて、2016年3月にオープンした「モトラッドミツオカ名古屋」は、どんな店なのだろうか。

「ウチに来るお客様は、バイクをハードに使う方は少ないかもしれません。もちろん、GSでガンガン走る方もいらっしゃいますし、そういうのを得意とする大橋というメカニックも在籍しています。ですが、どちらかというと、いろいろなことを体験してみたい、幅広く経験値を高めたいというお客様が多いような印象ですね。先ほど触れたサーキット走行会についても、タイムを縮めたいとか、ガッツリ膝を擦りたいという人は少数派で、サーキットを走るということはどんなものなのか、という好奇心旺盛な方がウチを選んでくれているような気がします」(中島さん)

モトラッドミツオカ名古屋の店内

「ウチで主催するツーリングは、基本的にユルいんですよね。距離としては300kmぐらい走るのですが、ランチを含めて休憩が3〜4回というのは普通です。クラッチが重くて左手がしんどい、みたいなビギナーの方も多く参加されるので、そんな人でも無理なく楽しめるようなプランを組んでいるんです。基本的に平日開催が多いのですが、わざわざ有給休暇を取ってまで参加される人もいて、いつも30台ぐらい集まりますね」(畔木さん)

4月に開催された春の岐阜ツーリングでのひとコマ。

ペースごとに班分けされるので、ビギナーでも安心して参加できる。

「ツーリングへの参加は、基本的にウチのお客様に限定しているのですが、『BMWが気になるっていう友人がいるんだけど』というご紹介があれば、他メーカーのバイクでも参加OKにしています。その際には試乗車を貸し出すことも可能ですよ」(中島さん)

名古屋店では常時10台前後の試乗車を用意。車種はHPで確認を。

「お店の特色と言えば、ドリンクメニューが豊富なことでしょうか。他のディーラーさんですと、ドリンクマシンを置いているところが多いようですが、ウチでは1杯ずつ提供しています。さらに、2か月ごとに限定メニューを用意していまして、これは経理の井上さんと一緒に考え、いくつもの候補を試飲して決めています。SNSで発信すると、それを目当てに兵庫とか遠方からいらっしゃるお客様もいまして、“ミツオカカフェ”とか“道の駅ミツオカ”なんて呼ばれています」(畔木さん)

7〜8月の限定ドリンクはブルーハワイクリームソーダ(アイス)だ。

取材日の平日にもお客様がドリンクを目当てに立ち寄っていた。

YouTubeをはじめ、SNSで情報を積極的に発信する

ビギナーに限らず、初めて訪れるディーラーやバイクショップは緊張するもの。それが外国車となればなおさらだ。そうしたハードルを少しでも下げようと、名古屋店ではさまざまなSNSで情報を発信するほか、YouTubeチャンネルも開設している。

モトラッドミツオカ名古屋ちゃんねる」●配信日;毎週木曜日17時30分配信予定!(月3回配信)

「YouTubeはもうすぐ2年になりますね。専門用語をなるべく使わないとか、ビギナーの方にも楽しんでもらえるように作っています。入社当時、私はクルマの免許しかなくて、バイクに乗るつもりなんてなかったんです。ところが、私が教習所に通う動画をアップしたところ、それを見てくれた女性が同じ自動車学校に入校して、ウチでR18を購入していただいたんです! 私は今でもバイクのメカニズムには詳しくないですし、難しい質問をされたら他のスタッフに任せてしまうんですが、かえってそれが良かったのか、雑談がてらコーヒーを飲みに立ち寄るお客様が増えましたね」(畔木さん)

モトラッドミツオカ名古屋のスタッフは全部で9名。新卒入社の若いセールスからベテランメカニックまで、一丸となってお店を盛り上げようという熱意にあふれており、プライベートでのつながりも強いという。そうした雰囲気がお客様にも伝わるようで、フレンドリーに接してくれる方が多いとか。

バイクの成約時からスタートするディーラーとの付き合い。それは10年/20年と長きにわたることもあるからこそ、お店選びは重要だ。まずは季節限定のドリンクを目当てに、モトラッドミツオカ名古屋に訪れてみてはいかがだろうか。

【モトラッドミツオカ名古屋店】●住所:愛知県名古屋市中区松原3-14-24 ●電話:052-684-7711 ●営業時間:10〜18時 ●定休日:毎週火曜/第2水曜


※本記事は光岡自動車 BMW Motorradが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。