1980年代のバイクブームの勢いを受け、ナナハンクラスのベストセラーとなったCB750Fシリーズは、同年代の原付や中型クラスと違って市場での現存数が多い機種である。チューニングやカスタムでスペシャルキャブレターに交換された車両もあるが、ノーマル状態で大切に扱われてきたものも多い。それでも経年劣化は年月によって進行するので、純正キャブの要点のひとつであるエアカットバルブのコンディションには配慮すべきだ。

「キャブレター号機」って何のこと? 製造年数が長い車種は型式によってキャブが様々。オーバーホール前に確認を〈MD50郵政カブ〉
2025/04/16