1980年代のバイクブームの勢いを受け、ナナハンクラスのベストセラーとなったCB750Fシリーズは、同年代の原付や中型クラスと違って市場での現存数が多い機種である。チューニングやカスタムでスペシャルキャブレターに交換された車両もあるが、ノーマル状態で大切に扱われてきたものも多い。それでも経年劣化は年月によって進行するので、純正キャブの要点のひとつであるエアカットバルブのコンディションには配慮すべきだ。
エンジンやマフラーのカスタムやコンディションの変化に応じて純正キャブレターのセッティングを変更できる燃調キットは、キャブレター車オーナーにとって守護神的な存在として愛用されています。一方で絶版車のキャブレターの状態は千差万別で、中には燃調キットだけでは不調が改善しない場合もあります。そんなキャブレター向けに新たに製品化されたのが「エアカットバルブ付き燃調キット」と「オーバーフローパイプセット」です […]













