1980年代のバイクブームの勢いを受け、ナナハンクラスのベストセラーとなったCB750Fシリーズは、同年代の原付や中型クラスと違って市場での現存数が多い機種である。チューニングやカスタムでスペシャルキャブレターに交換された車両もあるが、ノーマル状態で大切に扱われてきたものも多い。それでも経年劣化は年月によって進行するので、純正キャブの要点のひとつであるエアカットバルブのコンディションには配慮すべきだ。

[旧車バイクメンテDIY] 富士重工製ラビット:戦後に独自の発展を遂げた国産スクーターのキャブメンテに挑む
2025/09/04