【プロに学ぶバイク洗車術】GPX千葉
2022年12月、GPX千葉の新店舗がオープンしました!広い敷地に立派なショールーム、隣り合う整備工場には2台のリフトを完備。店内に美しく並べられた展示車両の多さに、まずは「圧巻」の一言です。クラシカルなストリートモデルからフルカウルのスポーツバイクまで GPXの全車種が揃う、まるで博物館にいるような光景はバイク好きなら心躍ること間違いなし。 今回は、そんな真新しいGPX千葉の新店舗でインタビュー。普段からお客様のバイクを取り扱うプロの目線でバイクの洗車を教えてもらいます。
文:木村 亜美 ●BRAND POST提供:シュアラスター
バラエティに富んだGPX全ラインナップ
バイク大国“タイ”で生まれたオートバイメーカーGPX。お洒落なスクーターからシックなネオクラシックモデル、そしてスポーティなフルカウルマシンまで、豊富なラインナップを誇ります。
その品質の高さと親しみやすさの両立で、日本国内でも着々とユーザーが増え続けている元気なオートバイメーカーです。
限定車レジェンド250 ブライトンを洗車
今回 洗車について教えていただくのは、GPX千葉 代表の山口さん。明るく朗らかなお人柄で、バイク以外にもフィッシングやシーカヤックなど多方面に趣味をお持ちのアクティブ派。
その見聞の広さから 色んなジャンルのお話を聞いているだけでとても楽しいです。
プライベートではオフロードバイクでコースや林道を楽しんでいるそうで、バイクを洗う機会も多いとのこと。
「バイクはやはり、綺麗に保ちたい!・・・と思われるユーザー様は非常に多いです。洗車をしないまま走行を続けると 次第に傷や汚れが増えてしまい、不調の原因にもなり兼ねません。汚れは積極的に洗い流しましょう」
そう語る山口さん、今回洗車をするGPX レジェンド250 ブライトンを用意してくれました。
世界450台限定生産カラー、このシックな風合いがとても素敵ですね!
「ブライトンは空冷エンジンになりますので、汚れやすいフィンまわりも今日の洗車で綺麗にしたいですね」
そう言って、まず最初に車体全体をシャワーで流し始める山口さん。バイクに付着した泥や土を洗い流すイメージで、上から優しい水流で流します。
「バイクは基本的に全天候型の乗り物なので、車体全体にまんべんなく水をかけて大丈夫です。ただ、マフラーの中に水が浸入しないようにマフラープラグなどを使ってマフラーエンドを塞いでください」
汚れは泡で包み込んで
シュアラスターのバイクシャンプーは泡で出るスプレータイプのバイク専用洗剤です。弱アルカリ性の成分が頑固な油汚れや虫の跡などをスッキリと綺麗に洗い上げます。
「このバイクシャンプーは発売以来ずっと使っています。いままではよくある、一般的な希釈タイプの洗剤を使っていましたが、この商品は希釈不要で このままスプレーして洗える手軽さが、なんといっても最高です」
さっそくタンクからテール部分に渡り、バイクシャンプーをスプレーする山口さん。
「まず最初は、洗車しやすい部分から始めていいと思います。全体的にスプレーしたら、付属のスポンジを使って優しく洗います」
「付属のスポンジも大きさがちょうど良いですよね。クルマ用のスポンジだと大きすぎて 液剤がダラダラと垂れてしまったり、それが服について濡れたりして・・・結構 使いづらいんです」と、山口さん。
レジェンド250ブライトンの魅力ひとつ、ツインサスはどうやって洗っているのでしょうか?バネやサブタンクの隙間に溜まる汚れって、気になりますよね。
「狭い隙間はスポンジを押し当てるようにして洗います。そうするとスポンジが上手に入り込んで、隙間の汚れも落とせます。汚れが取れてきた証拠に、泡が少し茶色っぽくなっていますよね」
「急いで泡を洗い流す必要はありません。夏場の炎天下でもない限り、そんなに早く乾いてしまうことも無いので、バイクに十分泡を行き渡らせたら、30秒から1分ほどで構いませんので、少しだけ時間を置いて、汚れを浮かせると良いと思います。泡の力で汚れを落とすことを常に意識しています」
大事なポイントは、汚れに対してゴシゴシと強く擦るのではなく、泡の力で汚れを浮かして、それから洗い流すこと。
そう山口さんが語ります。
頼れる洗浄力
レジェンド250 ブライトンはスポークホイールです。細いスポークの1本1本は、どのようにして洗うのでしょうか。
「スポークホイールも、付属のスポンジで洗ってもいいのですが、クルマ用のカーブラシを使って洗ってもいいと思います。そんなに神経質にならないで、ブラシをホイールに当てて前後左右に動かせば 十分綺麗になります。このときタイヤも一緒に洗います」
「バイクは足まわりが綺麗になることで、全体がすごく締まってカッコ良さが際立ちます」
続いてエンジンまわりの洗浄です。
まず、ラジエーターとエンジンに向けてバイクシャンプーをいろんな角度から吹き付けます。特にエンジンフィンの部分は重点的にスプレー。
「空冷エンジンですので、フィンの奥はどんなブラシを使っても洗いにくいので、ここは泡の力を使って汚れを落とします。フィンの奥の方までシャンプーが届くようにスプレーします」
洗い始めるのはまず、ラジエーターから。ここではどんな点に注意すれば良いのでしょうか。
「ラジエーターのフィンに関しては、とてもデリケートな部分なので、例えば高圧洗浄ガンなどの強い水圧を直接当てるのは絶対にNGです。基本、フィンは触らない方がいいと思います」
山口さんが続けて語ります。
「ラジエーターにはシャンプーを多方向から吹き付けて、泡の力で汚れを落としましょう。ラジエーターの周囲や、ラジエーターカバーはスポンジで優しく洗い上げます」
エンジン部分の洗浄に関しても、表面は付属のスポンジで優しく洗い、手の届かない箇所については泡の力で汚れを浮かせて取り除きましょう。
「無理してゴシゴシ洗うと傷などの原因になります。シュアラスターのバイクシャンプーは十分な洗浄力があるので十分綺麗になります」
仕上げはゼロフィニッシュ
バイク全体を洗い終えたらゼロフィニッシュで仕上げます。
「ゼロフィニッシュは粒子が非常に細かいので、使い心地もサラッとしていて気持ちがいいです。まずはバイクの上半分にゼロフィニッシュを吹きかけます」
バイク全体にセロフィニッシュを吹いたら、付属のマイクロファイバークロスで拭き上げます。
「ここで大事なのは、拭き上げはマイクロファイバークロスを使うこと。タオルや布などは拭き上げる際に傷が付く恐れがあります。自分自身もそういった経験があるので、拭き上げの際は必ずマイクロファイバークロスを使います」
「GPXはマットカラーの車両もラインナップされています。ゼロフィニッシュはマットカラーとも相性が良くて、その点 かなり重宝しています。マット塗装をケアしようと思っても、なかには艶っぽくなってしまうWAXやコーティング剤もあるのですが、ゼロフィニッシュはマットの風合いをしっかりと残して仕上がります」
綺麗にすることも楽しんで
洗車がすべて完了し、綺麗にリフレッシュしたレジェンド250 ブライトン。山口さんの洗車に対するこだわりや注意しているポイントなどを拝見し、とても勉強になりました!
最後に山口さんから『洗車の極意』を伺います。
「とにかくバイクは輝いてなんぼです!洗車をして、コーティングをして、自分のバイクを見て惚れ惚れするような輝きを存分に楽しんで欲しいです」
今回お伺いしたGPX千葉は、GPXを専門的に取り扱う専門店。全ラインナップ 試乗車のご用意がありますので、GPXをお探しの方、気になっている方はぜひお店まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
また、同店にてシュアラスター製品のご購入も可能です。バイクシャンプー、ゼロフィニッシュほか、豊富に取り扱っておりますので、みなさまのご来店をお待ちしております!
インタビューの模様はこちら
記事で紹介したアイテム
取材協力:GPX千葉
あなたにおすすめの関連記事
アプリリア、モト・グッツィ、ベスパが揃う華やかな店内 今回お伺いしたのは『アプリリア東京小平』、その名の通り東京都小平市に所在するイタリアンバイク専売店。取り扱う車両はアプリリアだけでなく、モト・グッ[…]
BMW Motorradの世界に浸る 国道20号線(甲州街道)沿いに所在するMotorrad世田谷。周囲と比べても、ひときわ大きな存在感を放つ同店は、さすがBMW Motorradの風格が感じられる。[…]
開放感ある居心地のいいお店 今回お伺いしたのは千葉県内、第一号店となるインディアンモーターサイクル千葉(千葉県船橋市)。店内は迫力満点のインディアン モーターサイクルが美しく陳列され、さらに豊富なアパ[…]
お洒落な空間でカフェを 東京都大田区に所在するMOTORISTS(モータリスト)は、ファンティックをはじめ、ランブレッタやSYM、さらにeBikeなどをも数多く取り扱う、言わば “バイク好きのためのフ[…]
バイク専用洗車場を備える イギリスを拠点とするオートバイメーカー『トライアンフ(TRIUMPH)』。趣あるクラシカルなモーターサイクルから、先進的なモデルまで幅広くラインナップを揃えています。 今回は[…]
※本記事はシュアラスターが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。