純正クラッチワイヤー(外側)はこれ以上曲げるとインナーワイヤーの動きが重くなるのに対して、スーパーローフリクション・ステンレスクラッチワイヤー(内側)は芯線一本一本が細いおかげで屈曲させてもスムーズに動く。このおかげで車体に取り付ける際にワイヤーのレイアウトが窮屈になっても、クラッチレバーの操作感が重くならない。
最新モデルではフライバイワイヤ式スロットルやオートシフター、クイックシフターなど、物理的なワイヤーに頼らない電子制御スロットルやクラッチを採用する例が増えつつあります。しかし絶版車や旧車を筆頭に、現存するバイクの大多数のスロットルやクラッチには鉄やステンレス素材のワイヤーが使われており、ライダーは常にワイヤーを操作しています。アドバンテージでは、存在としては地味ながら不可欠なワイヤーに注目し、さま […]















