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いまだNinja旋風は継続中。クラス唯一の倒立ネイキッドも登場
日本の道路事情に最適なパワーとサイズを持つ400ccスポーツ。車検が必要なため、維持費は大型とほぼ変わらないものの、250よりパワフル、600より扱いやすく、1台で何役もこなしたい人にお勧めだ。もちろん普通2輪免許で乗れるのも大きい。
400ccという排気量は、’75年の中型二輪免許導入以降、生み出されたもの。’97年に大型二輪免許が導入されるまで国内のバイクシーンを牽引してきた。そんな中型全盛期である’92年の初代からほぼ常にベストセラーを続けているのが、直列4気筒ネイキッドのCB400SF。まさにクラスを象徴する1台だ。
そんな中、’18年に異変発生。ヨンヒャク久々の新作=Ninja 400が圧倒的支持を受け、王者CBを大きく上回る販売台数を記録したのだ。さらに’19年はCBR400R、YZF‐R3とフルカウル勢が立て続けにモデルチェンジ。ネイキッドではNinjaの兄弟車、新型Z400も登場した。
これに続き、’20年はMT-03がビッグチェンジ。新型YZF-R3にならい、国産クラス唯一の倒立フォークを獲得。デザインも鋭さを増した。ネイキッドも選び甲斐が増えたことになる。
’20国産新車バイク完全アルバム〈400ccミドルクラス編〉、次ページではカワサキのNinja 400とZ400を紹介する。
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