
世界で生産されるバイク全体の3%強にあたる約200万台を生産し、日本4大メーカーの一角に数えられるのがスズキ。そんな同社について、2025年5月はどんなニュースがあったのだろうか。ヤングマシンの記事から厳選して注目トピックをお伝えする。ネオクラ戦線へさらに魅力的な一台が来るかも!
●文:ヤングマシン編集部
スズキが鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦体制を発表!
スズキは2025年8月1日(金)から3日(日)に鈴鹿サーキットで開催される「2025 FIM 世界耐久選手権 鈴鹿8 時間耐久ロードレース」に「チームスズキCNチャレンジ」で参戦することを発表した。
2024年も参戦した開発目的の「エクスペリメンタルクラス」で、今年は昨年40%だったバイオ由来燃料を100%サステナブル燃料とし、さらなる環境負荷低減を目指すという。
チームスタッフはスズキ社員で構成され、ライダーはエティエンヌ・マッソン選手と津田拓也選手の2名が決定済み。残り1名は後日発表される予定だ。チームディレクターの佐原伸一氏は、「昨年以上の成績、もちろん勝利を目指して本気でやる」と語っており、極限状態での技術開発とエキサイティングなレースの両面で注目されそうだ。
スズキは、8月1日(金)から3日(日)に三重県鈴鹿サーキットで開催される「2025 FIM 世界耐久選手権“コカ·コーラ” 鈴鹿8 時間耐久ロードレース 第46回大会」に参戦する「チームスズキCNチャ[…]
英スズキが「バーグマン400」ニューカラー3色を発表
スズキが英国で、マキシスクーター「バーグマン400」の2025年モデルに3色のニューカラーを設定し発表した。深緑の「パールマットシャドウグリーン」、全身ブラックの「メタリックマットブラックNo.2」、そして新鮮な「メタリックリフレクターブルー」の3色で、いずれもゴールドホイールを採用しているのが大きな特徴だ。
1998年の初代登場以来、四半世紀以上続くロングセラーモデルであるバーグマン400。その2025年モデルでは42Lの大容量シート下収納や、滑りやすい路面での安心感をもたらすトラクションコントロールシステムなど、充実した装備が踏襲されている。
英国での価格は7199ポンド(約141万円)だが、日本仕様は2024年9月に価格改定があったもののカラーリングは踏襲されていたため、今回のニューカラーが日本にも導入される可能性は高いと見られる。
日本仕様にもニューカラー投入か 英国スズキは、マキシスクーター(日本でいうところのビッグスクーターにあたる)の「バーグマン400」にニューカラーを導入すると発表した。 深緑の『パールマットシャドウグリ[…]
スズキワールド、レンタルバイクを多摩店でも開始
スズキの直営店「スズキワールド」が、葛飾店に続き多摩店でもレンタルバイクサービスを開始したことを発表した。このサービスは、新型バイクの試乗、ツーリング、購入前の乗り味確認など、幅広いニーズに応えるものだ。
全車両にETCとUSBまたはDCソケットが標準装備されており、胸部プロテクターの無償貸し出しや、国家資格を持つ整備士による整備済み車両提供など、利用者が安心して楽しめるよう配慮されていることが、サービスの特長。基本料金には任意保険、盗難保険、ロードサービスも含まれる。
多摩店では、GSX-8R、Vストローム800、Vストローム250SX、Vストローム250、ジクサーSF250の5車種からレンタルが可能で、気軽にスズキ車を体験する良い機会となるだろう。
スズキは、同社の直営店「スズキワールド」が提供するレンタルバイクサービスを、スズキワールド葛飾店に続きスズキワールド多摩店でも開始したことを発表した。このサービスは、話題のスズキのオートバイを試したい[…]
スズキ新型「DR-Z4S」「DR-Z4SM」の英国価格が判明!
スズキが新型400ccデュアルパーパスモデル「DR-Z4S」とスーパーモト「DR-Z4SM」の英国価格を公開。どちらも7999ポンド(約158.3万円)だということが判明した。これは英国のGSX-8SとSV650の中間価格帯に位置する。
日本でのGSX-8Sとの価格比で計算してみると、国内での予想価格は108万1440円となり、100万円超えは必至となりそうだ。
新型DR-Zシリーズは、新設計のフレームに実績ある水冷398cc単気筒エンジンを搭載し、電子制御システム「S.I.R.S.」を充実させたモデル。
SDMS(エンジン出力調整)、STCS(トラクションコントロール)、解除モード付きABS(DR-Z4SはリアOFF可)を装備し、オフロード走行も考慮したGモードも選択可能だ。フルLED化されたシャープな外観も特徴で、国内導入が強く期待されている。
日本でも正式発表が待たれる400ccオフロード/スーパーモト スズキは、昨秋のEICMA(ミラノショー)にて、新型400ccデュアルパーパスモデル「DR-Z4S」およびスーパーモトモデル「DR-Z4S[…]
スズキ「GSX-8」系にネオクラシックが登場か?!
スズキがグローバルサイトで謎のティーザーを公開。ビリヤードの8番玉とともに「SAVE THE DATE 4TH JULY」の文字が示されており、GSX-8系のニューモデル登場を強く示唆しているとみられる。
ストリートファイターのGSX-8S、フルカウルのGSX-8R、アドベンチャーのVストローム800系に続く第4弾が、オーソドックスなジャパニーズネイキッドスタイルとなる可能性が高いとヤングマシンは予想する。
現在のスズキのラインナップには、懐古的なジャパニーズネイキッドが存在しないため、トルクフルで素性の良い775cc並列2気筒エンジンを生かした、カワサキZ900RSのような人気モデルへの参入が期待される。
モチーフは初代鈴鹿8耐を制したGS1000やインパルス系が考えられ、ホンダCB1000Fの登場も控える中、ジャパニーズネイキッドの三つ巴ウォーズが開幕する可能性もあるだろう。
エイトボール! 王道ネイキッド路線への参入予告か スズキがグローバルサイトでティーザーらしき予告画像を公開した。ビリヤードの8番玉の横には『SAVE THE DATE 4TH JULY』とあり、7月4[…]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
1位:直4ネオクラシックZ400RS最新情報/予測 最強400ccモデルであるニンジャZX-4Rをベースとした直列4気筒のヘリテイジネイキッド「Z400RS」(仮称)が開発されているという噂。77ps[…]
ヤングマシン主催“走行距離バトル” ヤングマシンがツーリングイベントを企画しました! それはズバリ、「走行距離バトル」です。 速さや巧さは関係ねえ!! とにかく走ったヤツがエライ!! そんな単純明快な[…]
白線が滑りやすいのは事実。その原因は? まず、道路の白線が滑りやすいのは紛れもない事実だ。路面標示用塗料メーカー10社で構成される路面標示材協会によると、白線の滑り抵抗性は湿潤時で40〜5[…]
初期段階から「ユーザビリティ」を考え設計 ドライブレコーダーやスマートモニターなどの製品で知られる、ミオ。その開発・生産を行っているのは、マイタックデジタルテクノロジー社だ。 マイタックデジタルテクノ[…]
クシタニが主宰する国内初のライダー向けイベント「KUSHITANI PRODAY 2025.8.4」 「KUSHITANI PRODAY」は、これまで台湾や韓国で開催され多くのライダーを魅了してきたス[…]
人気記事ランキング(全体)
50年の眠りから覚めたBSA、復活のファーストモデルがゴールドスター 世界最古クラスの英国ブランド、BSAが再び日本に上陸した。輸入を手掛けるウイングフットが「BSA ゴールドスター」を取り扱い“ほぼ[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
シリーズ累計で約3万台を生産したW1の系譜 約9年に及んだ販売期間の中で、W1シリーズの人気が最高潮に達したのは、ペダルの配置が左:シフト/右:リヤブレーキに改められたW1SA。それに次ぐのはツインキ[…]
懐かしの四角ライトに極太のブロックタイヤ 1987年に発売されたやまは「TW200」は、フロントに130/80-18、リヤには180/80-14という極太タイヤを履いたファットなオフロードスタイルで人[…]
ヤマハFZ400R:ワークスマシンと同時開発 市販レーサーと同時開発したNS250Rがリリースされた1984年5月。 400クラスにも同様の手法で開発されたマシンが、ヤマハから世に放たれた。 FZ40[…]
最新の投稿記事(全体)
日本でも人気、コンパクトな車体と味わい深いエンジンの軽二輪モデル カワサキは欧州において、日本でいう軽二輪のレトロバイク「W230」と「メグロS1」の2026年モデルを発表した。注目はW230のニュー[…]
ヤングマシン電子版2025年9月号[Vol.634] 【海外超速報】◆ついに本気のネオクラ来た!! スズキGSX-8T/TT◆待望のゴリラ125登場? ホンダGORILLA125(MONKEY125 […]
1位:直4ネオクラシックZ400RS最新情報/予測 最強400ccモデルであるニンジャZX-4Rをベースとした直列4気筒のヘリテイジネイキッド「Z400RS」(仮称)が開発されているという噂。77ps[…]
スズキ バンディット400:GSX-Rのエンジン流用ネイキッド 59psというクラス最強のパワーを持ち、1984年に華々しく登場したGSX-R。 レーシーに設定されたこのマシンの心臓部の実用域を強化し[…]
トリックスター初となるハーレー用マフラー トリックスター初となるハーレー用マフラーが、X350向けにリリースされた。今回、初の試みとして“ツインタイプ”のサイレンサーが採用されている。 X350の特徴[…]
- 1
- 2