ダックス125とスーパーカブC125も2025年モデル登場

黄色いモンキー復活へ?! 欧州ホンダ「モンキー125」2025年モデルは日本仕様と異なるラインナップ

ホンダは欧州で、最新のユーロ5+に適合した125ccモデル×3車を2025年モデルとして発表した。ほとんどは日本仕様の現行ラインナップと同じカラーリングを纏っているが、モンキー125のみ新しい“ターメリックイエロー”が追加設定された。


●文:ヤングマシン編集部(ヨ)

黄色いモンキー125は、チェック柄シートの“バナナイエロー”以来!

ホンダは欧州で125ccモデル×3車を発表。いずれも日本で販売中のカラーリングを纏ったモンキー125、ダックス125、スーパーカブC125の欧州版であり、ECU更新やOBD-IIの追加などで最新ユーロ5+に適合したのがトピックだ。とはいうものの、モンキー125だけは新色が追加設定されていたのでお届けしたい。

日本仕様ではミレニアムレッド2、シーンシルバーメタリックのほか、パールカデットグレーがラインナップ中だが、グレーに代わって欧州に登場したのがターメリックイエローだ。カレーのスパイスをイメージさせる色名だが、2024年モデルのCT125ハンターカブでラインナップされたカラーリングといえばピンとくる方もいるだろうか。

ちなみに、2023年モデルのモンキー125にはバナナイエローというカラーが登場しており、グレー調のチェック柄シートやシルバー×ホワイトのツートーンタンクなどがお洒落な雰囲気だった。

参考:モンキー125(2023年モデル・日本仕様)に存在したバナナイエロー。

気になるのは欧州2025年モデルの新色が日本にも上陸するのかだが、可能性は高そうといっていいだろいう。ただし、日本仕様2024年モデルが7月25日に発売されていることから、直近というよりは少し間を置いてからになるのではないか。

このほか、ダックス125には日本仕様と同様のUSB-Cソケット、リヤキャリアなどの純正アクセサリーが追加されている。スーパーカブC125については、日本仕様と同じパールボスポラスブルーがラインナップされる。見た目での日本仕様との違いは、タンデムシートを装備していることくらい。

ダックス125(欧州仕様)。日本の原付二種を表す白いステッカーがあるので、写真は日本仕様そのものと思われる。スーパーカブC125も同様に日本仕様の写真が配布されている。

ダックス125(欧州仕様 2025年モデル)

スーパーカブC125(欧州仕様 2025年モデル)

ダックス125/スーパーカブC125(欧州仕様)ギャラリー

モンキー125(欧州仕様 2025年モデル)

主要諸元■全長1710 全幅755 全高1030 軸距1145 最低地上高175 シート高776(各mm) 車重105kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 124cc 9.38ps/6750epm 1.09kg-m/5500rpm 変速機5段 燃料タンク容量5.6L■タイヤサイズF=120/80-12 R=130/80-12 ※諸元は欧州仕様

HONDA MONKEY 125[2025 EU model]Millennium Red 2

HONDA MONKEY 125[2025 EU model]Millennium Red 2

HONDA MONKEY 125[2025 EU model]Turmeric Yellow

欧州でのメインイメージカラーはミレニアムレッド2。写真の車両には日本仕様特有の白い三角マーク(原付二種をあらわす)が貼付されている。

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