
ホンダは北米で、インド生まれのオートマチックファンバイク「NAVI」の2025年モデルを発表した。街中でのイージーな移動手段への需要に応えるもので、1999ドル~2099ドルという低価格も魅力。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
109cc空冷エンジン+オートマチック、シート高765mm、約31万円のタウンライドマシン
ホンダは、北米向け2025年モデルを五月雨式に発表。本記事で紹介するのは、日本に導入実績のないナビ=NAVIだ。グロム? スズキのストリートマジック? あたりに似ているようで似ていないオートマチックファンバイクで、元々はインド生まれの「NAVI 110」を北米向けに導入する際、車名をNAVIと改めたもの。価格は1999ドルからで、2021年の初導入時は車両価格1807ドル(当時のレートで約20万8000円)だったが、現在の為替レートでは1999ドル=約31万円~に……。とはいえ現地の感覚的には変わらず20万円前後だろうか。
キャブレター仕様の109ccエンジンにはCVT無段変速トランスミッションを組み合わせ、シート高は約765mmというユーザーフレンドリーな設定。2021年の導入から4年で、米国でもっとも売れているバイクのひとつになったという。その人気を支えているのは、もちろんZ世代だ。
都市交通をキビキビと走り抜けるのを得意とし、北米のピックアップトラック文化ではRVのバンパーラックで運搬できることもアピール。燃料タンクの下に備えられたストレージには、ジャケットやスナック、教科書などを収納可能だ。
HONDA NAVI[2025 U.S. model]
登場時の現地プレスリリースではグロムとズーマー(現地名:Ruckus)を掛け合わせたようなものと説明しており、モーターサイクルのスタイリングと、スクーターが持ついくつかの特徴を兼ね備えたミニモトとしている。
2025年モデルは基本的に車体カラー&価格とも2024年モデルから変更なし。ペイントなしのホワイトが1999ドルで、シルバーメタリックとパールレッド、ブルーメタリックが2099ドルだ。現地発売時期は2025年3月。
HONDA NAVI[2025 U.S. model]
主要諸元■軸距1285mm シート高765mm 車重106kg(装備)■空冷4ストローク単気筒 109cc 出力未発表 CVT無段変速 燃料タンク容量3.4L■タイヤサイズF=90/90-12 R=90-100-10 ●価格:1999ドル~ ●色:白、銀、赤、青 ※諸元と価格は北米仕様
HONDA NAVI[2025 U.S. model]White
HONDA NAVI[2025 U.S. model]Blue Metallic
HONDA NAVI[2025 U.S. model]Arctic Silver Metallic
HONDA NAVI[2025 U.S. model]Pearl Red
HONDA NAVI[2025 U.S. model]
HONDA NAVI[2025 U.S. model]
HONDA NAVI[2025 U.S. model]
HONDA NAVI[2025 U.S. model]
HONDA NAVI[2025 U.S. model]
HONDA NAVI[2025 U.S. model]
HONDA NAVI[2025 U.S. model]
HONDA NAVI[2025 U.S. model]
HONDA NAVI[2025 U.S. model]
HONDA NAVI[2025 U.S. model]
HONDA NAVI[2025 U.S. model]
HONDA NAVI[2025 U.S. model]
HONDA NAVI[2025 U.S. model]
HONDA NAVI[2025 U.S. model]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。
最新の関連記事(ホンダ [HONDA] | 新型原付二種 [51〜125cc])
スーパーカブ110はオレンジを廃止、クロスカブ110には新色×2を追加 ホンダは、「スーパーカブ110」「スーパーカブ110 プロ」「クロスカブ110」「クロスカブ110・くまモン バージョン」を価格[…]
地面を感じる直進安定性で日常の移動を安心快適に 決勝レース1で自己最高となる2位を獲得した第3戦を終え、全日本ロードレース選手権は8月下旬まで約2ヵ月間の夏休み。その間もいろいろと忙しいのですが、やっ[…]
通勤エクスプレスには低価格も重要項目! 日常ユースに最適で、通勤/通学やちょっとした買い物、なんならツーリングも使えるのが原付二種(51~125cc)スクーター。AT小型限定普通二輪免許で運転できる気[…]
125ccのMTバイクは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)[…]
Honda CUV e:(2025) Hondaが「2050年カーボンニュートラル社会の実現」に向けた取り組みの一環として進めている、2輪車の電動化。その歴史は1994年の「CUV-ES」から始まり、[…]
最新の関連記事(新型原付二種 [51〜125cc])
外観をスタイリッシュにリニューアルしたトリシティ125 前回のトリシティ300に続き、今回試乗を行うのも前2輪を持つLMWシリーズのトリシティ125。ちなみにLMWとは、リーニング・マルチ・ホイールの[…]
新色パールレッドだけでなくホワイトとブラックも色味新たに スズキは、原付二種スクーターの「アヴェニス125」をカラーチェンジ。2022年の発売以来、初めての変更を受けるアヴェニス125だが、ニューカラ[…]
スーパーカブ110はオレンジを廃止、クロスカブ110には新色×2を追加 ホンダは、「スーパーカブ110」「スーパーカブ110 プロ」「クロスカブ110」「クロスカブ110・くまモン バージョン」を価格[…]
国内導入予定はないけれど……のZ125プロ カワサキは北米で2026年モデルを続けざまに発表している。ここで紹介するZ125プロは、前年から全カラーに採用したゴールドの倒立フロントフォークに加えて20[…]
原付でエンジンがかからない主な原因 「原付 エンジン かからない 原因」とネット検索する方が多いように、バッテリー上がりやプラグの劣化、燃料不足など、複数の原因によってエンジンを始動できなくなるケース[…]
人気記事ランキング(全体)
距離もブランドも関係なし!50人同時通話を実現 EVA Rモデルは、EVANGELION RACINGをモチーフとした特別デザイン(初号機A/B、2号機A/Bの全4モデル)をまとい、ナイトランでも存在[…]
最新の安心感と46worksテイストを両立した「究極のコンプリートモデル」 この『#02』は、2024年に限定販売された初代モデルに続くコンプリートカスタムモデル。今まで46worksが得意としてきた[…]
未塗装樹脂の白ボケ原因とツヤを復活させる方法 黒かったものが白っぽくなってくると古臭く見えてしまいます。…いいえ、「白髪」ではなくて「黒樹脂(未塗装樹脂)パーツ」のオハナシです。 新車の頃は真っ黒だっ[…]
APトライク250って高速道路で通用するの? チョイ乗り系トライクとして知られるAPトライク125は、125ccという排気量ながら「側車付き軽二輪」という区分のおかげで高速道路を走れます。しかしながら[…]
防寒着に求められる3要素を網羅 真冬のバイク乗りにとって、防寒は死活問題だ。アウターで風を遮断しても、その内側、つまりミドルレイヤーやインナーの選択次第で、ツーリングの快適度は天と地ほど変わってしまう[…]
最新の投稿記事(全体)
2023年からV4エンジンの開発は始まっていた CFMOTOは、すでに2023年のEICMAでスーパースポーツ向けV4エンジンのプロポーザルを行っており、昨年はV4搭載マシンのモックアップモデルを展示[…]
勝利の哲学を纏った限定モデル 世界最大級のモーターサイクル展示会であるEICMAにて初披露されたこの限定エディションは、Insta360が誇る最先端の技術と、9度の世界チャンピオンであるマルケスの不屈[…]
生活圏に牙を剥く「熊」から命を守れ!! 年、都市近郊や住宅地にまで出没し、甚大な被害をもたらしている**「人里の熊」。もはや登山家や釣り人だけの話ではない。愛車を駆る週末ライダーも、通勤・通学の一般市[…]
激白!プレゼントは「自分の欲しいもの」が圧勝! 「日頃の感謝を込めて…」なんて殊勝なことを考えてる男性も女性もいるだろうが、甘い! そのプレゼント、本当に喜ばれているのか? パナソニックが行った調査結[…]
愛知の熱きモビリティ企業、プロトが名古屋をジャック! JAIA(日本自動車輸入組合)会員としてベネリモーターサイクルの正規輸入元を務め、さらに愛知モノづくり企業「愛知ブランド」の認定も受けるプロト。オ[…]
- 1
- 2

































































