
アライヘルメットは、レーシングスペックの最高峰フルフェイスヘルメット『RX-7X』に、全日本ロードレース選手権で活躍中の中須賀克行選手のレプリカモデル『RX-7X NAKASUGA 4』を発売する。販売開始予定は2025年1月末だ。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:アライヘルメット
中須賀選手の第4弾レプリカモデルがアライ最高峰フルフェイスに登場
全日本ロードレース選手権で通算12回のチャンピオン、そして鈴鹿8耐では3年連続優勝と前人未到の記録を持つレーシングライダー、中須賀克行選手のレプリカモデル第4弾が登場する。
額部の目玉マーク(幸運を呼び込む“ラッキーアイ”とも呼ばれる)は、SP忠男レーシング出身ライダーの証。左右の側面に描かれるのは爪と牙をむき出して吠える虎で、勇敢さや王者の象徴を表現。後頭部には、日本一を表す富士山をモチーフとしたグラフィックがチャンピオンヘルメットを彩っている。
『RX-7X』は、アライのフラッグシップとなるレーシングフルフェイスヘルメットで、その優れた安全性と快適性からMotoGPライダーをはじめとする世界各国のトップライダーたちが愛用するモデルだ。もちろんMFJ公認だから、国内ロードレースでも着用できる。
だからといって、サーキットを走るためだけのヘルメットではなく、公道でも安全かつ快適を担保した最高峰フルフェイスだ。
軽量かつ高強度の繊維素材『PB-SNC2』を採用した帽体は、アライ独自の“かわす性能”を実現する曲率R75以内に抑えた形状で、防護性能を確保している。さらに、空力特性やベンチレーション効率を高めるディフューザーなどの突起物は、転倒の衝撃で外れることによって“かわす性能”を最大限に発揮する。
ベンチレーションシステムは、『ディフューザー Type12』、『ICダクト5』、『エアーチャンネル』、『インナーサイドダクト』、『NEノズル』、『マウスシャッター』などで構成され、いかなる状況でもヘルメット内部を快適に保つ。また、『エアロフィン』は高速走行時の乱気流の発生を抑制し、とくに高速走行時における頭部の安定性が高まるため、疲労軽減にも貢献する。結果的に運転時の集中力を持続させ、安全性につながるのだ。
ピンロックシールドに対応する『VAS-V MVシールド』。シールドとヘルメットの密着性を高め、衝撃を受けた際のシール度開放を防ぐ『VAS-Vロック』システム。抗菌仕様で着脱可能の内装システムには、微妙なサイズ調整を可能とするアジャスタブルシステムも採用するなど、安全性だけでなく優れた快適性も持ち合わせている。
Arai RX-7X NAKASUGA 4
●価格:7万9200円 ●サイズ:54、55-56、57-58、59-60、61-62(cm) ●規格:SNELL、JIS ●帽体:PB-SNC2 ●内装:ハイフィッティング・アジャスタブルFCS内装(抗菌・消臭・防汚内装/オプションにて調節可能) ●シールドVAS-V MV〈クリアー〉標準装備 ●2025年1月末発売予定
Arai RX-7X NAKASUGA 4
Arai RX-7X NAKASUGA 4
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(アライヘルメット)
ビヨンド・ザ・タイム(時を超えて) 「かわす性能」でライダーの頭を護り続けるアライヘルメットが、オールラウンドフルフェイス「アストロGX」の新グラフィックモデル「アストロGXビヨンド」を発売する。 ア[…]
高品質な『ラメ感』を演出する特殊塗装を用いたデラックス仕様 『CLASSIC AIR』は、フェイスガードを持たないオープンフェイスヘルメットで、帽体部にベンチレーションホールやスポイラーをいっさい装備[…]
イギリスやヨーロッパのレースファンが待望するIOMTT 2025年モデルが登場 アライヘルメットはマン島TT(IOMTT)を40年にわたってスポンサードしており、ライダーの安全を守り続けてきた。そのた[…]
小椋藍選手のレプリカグラフィックがオープンフェイス『VZ-RAM』に登場 小椋藍選手は昨年のMoto2でチャンピオンを獲得し、今季よりトラックハウスMotoGPチーム(アプリリア)と契約、MotoGP[…]
新レプリカヘルメット「アライRX-7X NAKASUGA 4」が発売! 今シーズンもヤマハファクトリーから全日本ロードレース最高峰・JSBクラスより参戦し、通算12回の年間チャンピオンを獲得している絶[…]
最新の関連記事(ヘルメット)
ビヨンド・ザ・タイム(時を超えて) 「かわす性能」でライダーの頭を護り続けるアライヘルメットが、オールラウンドフルフェイス「アストロGX」の新グラフィックモデル「アストロGXビヨンド」を発売する。 ア[…]
高品質な『ラメ感』を演出する特殊塗装を用いたデラックス仕様 『CLASSIC AIR』は、フェイスガードを持たないオープンフェイスヘルメットで、帽体部にベンチレーションホールやスポイラーをいっさい装備[…]
イギリスやヨーロッパのレースファンが待望するIOMTT 2025年モデルが登場 アライヘルメットはマン島TT(IOMTT)を40年にわたってスポンサードしており、ライダーの安全を守り続けてきた。そのた[…]
小椋藍選手のレプリカグラフィックがオープンフェイス『VZ-RAM』に登場 小椋藍選手は昨年のMoto2でチャンピオンを獲得し、今季よりトラックハウスMotoGPチーム(アプリリア)と契約、MotoGP[…]
兎にも角にも“ヤマハ純正”のデザインがポイント!! フルフェイスヘルメット「Z-8 YAMAHA RACING」最大の特徴は、なによりヤマハが手がけた正真正銘の“ヤマハオリジナル”なカラー&グラフィッ[…]
人気記事ランキング(全体)
情熱は昔も今も変わらず 「土日ともなると、ヘルメットとその周辺パーツだけで1日の売り上げが200万円、それに加えて革ツナギやグローブ、ブーツなどの用品関係だけで1日に500万円とか600万円とかの売り[…]
660ccの3気筒エンジンを搭載するトライアンフ「デイトナ660」 イギリスのバイクメーカー・トライアンフから新型車「デイトナ660」が発表された際、クルマ好きの中でも話題となったことをご存知でしょう[…]
CB1000 SUPER FOUR BIG-1の400cc版でスタート、1999年のHYPER VTEC搭載で独り舞台に! 2019年モデル発表後、期間限定で2022年まで販売され惜しまれつつホンダの[…]
1980年代の鈴鹿8時間耐久の盛り上がりを再び起こしたい 設楽さんは、いま世界でもっとも伸長しているインドに2018年から赴任。その市場の成長ぶりをつぶさに見てきた目には、日本市場はどう映っているのだ[…]
カワサキUSAが予告動画を公開!!! カワサキUSAがXで『We Heard You. #2Stroke #GoodTimes #Kawasaki』なるポストを短い動画とともに投稿した。動画は「カワサ[…]
最新の投稿記事(全体)
専用ロゴがファン心をくすぐる 1975年に初代GL1000が誕生してから50年が経つホンダのプレミアムツアラー、ゴールドウイング。2018年のフルモデルチェンジでは、フロントにダブルウィッシュボーンサ[…]
電子の力で瞬時に冷却する「ペルチェ素子」を採用 このベスト最大の売りは、その冷却システムに「ペルチェ素子」を採用していること。これは、半導体の一種で、電気を流すと素子の片面が熱を吸収(冷却)、もう片面[…]
凛としたトラディショナルをカジュアルクラシックで訴求! ヤマハが1992年にリリースしたSRV250は、1988年のXV250Viragoで開発した空冷250Vツインを搭載、感度の高いトラディショナル[…]
着脱の快感を生む「ピタッ」&「カチッ」を実現する独創的なデュアルロック 今や街乗りでもツーリングでも、すべてのバイクの必須アクセサリーといっても過言ではないスマートフォンホルダー。バイク用ナビやスマー[…]
ホンダCBR600RR(2020) 試乗レビュー 排気量も気筒数も関係ない、コイツがいい! 仕事柄、しばしば「スーパースポーツが欲しいんですけど、リッタークラスとミドルクラスのどっちがいいと思います?[…]
- 1
- 2