
ヤマハは、レトロポップなスタイルの原付一種スクーター「ビーノ(Vino)」のカラーリングを変更し、2024年モデルとして2月29日に発売すると発表した。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ヤマハ
デザインはヤマハ、製造はホンダ!
ヤマハは、ホンダ「ジョルノ」とベースを共有するレトロポップなスタイルの原付一種スクーター「ビーノ」にニューカラー3色を追加し、2024年モデルとして2月29日に発売する。
ビビッドでレトロな“レッド”はシートやステップボードをブラックで引き締め、“マットブルー”はスポーティなブルーとハスキーグレーを組み合わせて大人のモード感を表現。“ライトブルー”はフロントカバーやシート下にクラシカルなホワイト(ややクリームがかった色味)を用いて、カジュアルかつナチュラルなカラーリングに仕上げた。
なお、“ベージュ”、“ブラウン”、“ブラック”は継続販売となり、全6色のラインナップとなる。価格は嬉しい据え置きで、諸元等に変更はない。
なお、マットブルーとライトブルーはそれぞれ正式名称“マットジーンズブルーメタリック”、“プコブルー”と言い、ホンダの人気色と同じものと思われる。ヤマハがラインナップする原付一種スクーターのうち「ビーノ」と「ジョグ」はそれぞれホンダとのコラボレーションで生産されており、ベースモデルはジョルノ/タクトだ。製造はホンダが行い、ヤマハ版のデザインはヤマハが行う。色名にもコラボ感が見えるのはおもしろい。
ヤマハ ビーノ のカラーバリエーションとスペック
車名 | ビーノ |
認定型式/原動機打刻型式 | 2BH-AY02/ AF74E |
全長×全幅×全高 | 1650×670×1015mm |
軸距 | 1180mm |
最低地上高 | 105mm |
シート高 | 720mm |
キャスター/トレール | 26°30′/76mm |
装備重量 | 81kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ |
総排気量 | 49cc |
内径×行程 | 39.5×40.2mm |
圧縮比 | 12.0:1 |
最高出力 | 4.5ps/8000rpm |
最大トルク | 0.42kg-m/6000rpm |
始動方式 | セルフ・キック併用式 |
変速機 | Vベルト式無段変速/オートマチック |
燃料タンク容量 | 4.5L |
WMTCモード燃費 | 58.4km/L(クラス1、1名乗車時) |
タイヤサイズ前 | 80/100-10 |
タイヤサイズ後 | 80/100-10 |
ブレーキ前 | 機械式リーディングトレーリング(ドラム) |
ブレーキ後 | 機械式リーディングトレーリング(ドラム) |
乗車定員 | 1名 |
価格 | 21万4500円 |
発売日 | 2024年2月29日 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ヤマハ ビーノを購入したい! 車両販売情報はこちら
最新の関連記事(新型原付一種 [50cc以下])
2025年10月末をもって現行50ccバイクの継続生産ができなくなることを受け、各バイクメーカーは50cc原付から110~125ccを出力4kW以下に制御した新基準原付、いわゆる新原付の導入に向かうこ[…]
110ccベースの4kW制限モデル=新基準原付、第3の存在か 2025年11月の新排出ガス規制導入によって現行モデルの継続生産が困難になり、新たに110~125ccのモデルをベースとした車両に4kW([…]
レンタルクーポンの利用者、先着500名に購入サポート 今回のキャンペーンは、Hondaのバイク関連サービス「HondaGO」の会員を対象としており、現在会員でない方も、新たに登録することで参加可能。キ[…]
50ccクラスは16歳から取得可能な“原付免許”で運転できるほか、普通自動車免許でもOK バイクを運転するための免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大[…]
110ccベースの4kW制限モデル=新基準原付 2025年11月の新排出ガス規制導入によって50cc原付・現行モデルの継続生産が困難になり、新たに110~125ccのモデルをベースとした車両に4kW([…]
最新の関連記事(新型スクーター)
125ccスクーターよりも力強い発進加速、街中で光る静けさ ホンダがパーソナルユース向けに国内リリースした電動スクーターの第2弾「CUV e:」は、第1段の「EM1 e:」が50cc相当の原付一種だっ[…]
原付スクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があ[…]
輝く青と深緑、艶消し黒の3色に刷新 スズキは、400ccクラスのビッグスクーター「バーグマン400」にニューカラーを導入、2025年7月18日に発売する。 深緑の『パールマットシャドウグリーン』にはゴ[…]
7月上旬発売:ヒョースン「GV125Xロードスター」 ヒョースンモーター・ジャパンから、原付二種クラスに新型クルーザー「GV125Xロードスター」が投入される。発売は2025年7月上旬から日本国内向け[…]
余裕の動力性能を持つシリーズ最大モデル ヤマハが誇るフロント2輪のLMW(Leaning Multi Wheel)機構を採用するスクーター「トリシティ300」の2025年モデルが登場した。ともに新色の[…]
人気記事ランキング(全体)
フリーズテック史上最高の冷感「氷撃α」シリーズ フリーズテックから登場した「氷撃α」長袖クルーネック冷感シャツは、シリーズ史上最高の冷感性能を誇る最新モデルです。生地表面に特殊な冷感プリント加工を施す[…]
ヘルメット装着で手軽に使えるバイク専用ドラレコ 「MiVue MP30Gps」は、バイクヘルメットに直接取り付けられるドライブレコーダー。これまでの車体取り付け型と違い、視界や操作性を損なわずに取り付[…]
ホンダCB1000F SE コンセプトの姿はこれだ! 7月11日、ホンダは鈴鹿8耐会場内のホンダブースにて、CB1000F SE コンセプトを世界初披露すると突如宣言した。 同リリースでは真横からのシ[…]
空冷四発の最終形態……CB-F最後の1年を飾る1100F[1983年] 多くのライダーが憧れる究極のフラッグシップであるCB1100Rの技術をフィードバックした、CB-Fシリーズの最終形態。 エンジン[…]
4つの冷却プレート&ペルチェ素子で最強の冷却力を実現 「ペルチェベスト」は、業界最先端の半導体冷却技術を採用し、前後4か所に冷却プレートを搭載した新発想の冷却ウェアです。小型冷蔵庫にも使われるペルチェ[…]
最新の投稿記事(全体)
スタートは自転車用のチェーン製造だった エンジンのシリンダーの中でピストンが上下して発生した力を、クランクを介してリヤタイヤに伝える。その要のパーツがドライブチェーンである。エンジンがどれだけ大きなパ[…]
ドラマの熱を受けて6年ぶりの精進湖涼湖祭を8月4日(月)に開催 脚本のバカリズム&主要キャストからも特別応援メッセージが!! 涼湖祭の復活を祝して、脚本のバカリズムさん、主演の市川実日子さん、[…]
※写真はSHOEI Gallery FUKUOKA SHOEIは2025年9月12日、同社のヘルメットをフルラインナップ展示する公式ショールーム「SHOEI Gallery SAPPORO」を北海道札[…]
トップライダーの底力で逆境を跳ねのけるか Honda HRCが急きょ2人体制で2025年の鈴鹿8時間耐久ロードレースに挑むことが7月31日(木)に発表されました。 7月26日(土)に行われたスーパーバ[…]
2025モデル「GB350/S」が華やかになって新発売! 原点的なスタイルとそれにふさわしい味わい深い走りによって、年齢や性別を問わず、幅広いライダーに支持されている大人気バイク「GB350」シリーズ[…]
- 1
- 2