
SHOEIは、軽くてコンパクトな帽体を特徴とするフルフェイスヘルメット『Z-8』に、新しいグラフィックモデル『Z-8 GLEAM(ゼットエイト・グリーム)』を受注期間限定で発売する。発売時期は2023年12月予定だ。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:SHOEI
謎めいたダークイメージの中にキミは光を見いだせるか!?
Z-8に新たに加わるグラフィックモデル『GLEAM』は、ダークなイメージで仕上げられた異色作だ。ベースカラーはマットブラックで、ヘルメットには全体にわたって爬虫類のうろこにも見える亀裂模様が覆う。さらに左側頭部には口蓋をカッとひらいた髑髏(どくろ)が描かれ、謎めいたダークムードをよりいっそう深めている。
“GLEAM”とは英語で「微かな輝き」という意味だ。奇怪な闇の中に輝く微かな光を見つけられるだろうか……?
Z-8は毎日の通勤通学からツーリングまで、幅広いシチュエーションで快適に使えるフルフェイスヘルメットだ。軽量コンパクトな帽体は、SHOEI独自のAIM+構造を用い、優れた強度を確保。シャープでスポーティな帽体形状は、良好な空力性能を発揮し、高速道路での長時間走行の疲労を軽減する。
ワンアクションでシールドをロック&リリースできるシステムをチンガード中央に設置。操作性のよさだけでなく、全閉時の密着性が高いため静粛性向上にも貢献している。シールドは2次曲面形状の『CWR-F2』で、歪みのないクリアな視界を確保し、安全性に優れる。防曇効果が抜群にいいピンロックシールド(標準装備)の装着も可能だ。シールド調整レバーを操作すれば、シールドの密着性を最適化できる。
ほかにも、インカム用スピーカーを設置しやすいイヤースペース、換気効率に優れるベンチレーションシステム、汗を吸収しやすい吸湿速乾素材と肌心地もいい起毛生地を組み合わせた着脱式内装システム、緊急時に第三者がヘルメットを脱がしやすいE.Q.R.S.(エマージェンシークイックリリースシステム)など、SHOEIフルフェイスヘルメットのスタンダードとして、安全性、快適性と利便性に優れる機能が盛り込まれたスポーティモデルだ。
SHOEI Z-8 GLEAM
●価格:6万8200円 ●サイズ: S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm) ●色:つや消し黒×つや消し灰(TC-5) ●規格:JIS ●構造:AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-FIber) ●付属品:布袋、ブレスガード、チンカーテン、シリコンオイル、防曇シート、防曇シート用ピン、SHOEIロゴステッカー ●2023年12月発売予定
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
立体的な輝きを演出する巧みなグラフィックが特徴 「Sheen」とは「光沢」や「輝き」といった意味の英語で、シンプルな色使いとラインで構成しつつも、帽体形状の複雑さと機能美を引き立たせるグラフィックが特[…]
レプリカヘルメットではなくとも、マルク選手モデルなことは一目瞭然 MMコレクションは、マルク・マルケス選手が展開するファッションブランドで、彼自身もこのヘルメットのデザインに携わっている。今年2月には[…]
'22年MotoGPアメリカズGPでマルク・マルケス選手が着用したレプリカ SHOEI Z-8 MARQUEZ AMERICAN SPIRIT 【SHOEI Z-8 MARQUEZ AMERICAN […]
'23年シーズンのMotoGPを戦うディッジャの最新グラフィックのレプリカが早くも登場! このたび登場するファビオ・ディ・ジャンアントニオ選手レプリカモデルは、23年シーズンMotoGPをドゥカティの[…]
SHOEIの新しいブランドロゴが新時代の幕開けを象徴するグラフィックモデル Z-8はSHOEIのフルフェイスヘルメットの中でも軽量コンパクトを特徴とする。それでいてシャープな帽体形状による空力性能と静[…]
最新の関連記事(ヘルメット)
7月中旬発売:Arai「ASTRO-GX BEYOND」 アライヘルメットの街乗りからツーリング、サーキット走行まで幅広くカバーするオールラウンドフルフェイスヘルメット「ASTRO-GX(アストロGX[…]
お手頃価格のネオクラヘルメットが目白押し! コミネ フルフェイスヘルメット HK-190:-34%~ コミネの「HK-190 ジェットヘルメット」は、軽量なABS帽体と高密度Epsライナーが特徴のヘル[…]
カブト最高峰フルフェイスに新しいグラフィックモデルが登場 このたびF-17に加わるグラフィックモデル『ZESTAL』は、モノトーンのベースカラーに直線的なアクセントラインを組み合わせることで躍動感を表[…]
美しい孔雀の羽根の色味が変わる特殊ペイントで仕上げた新グラフィック 『エクシード-2』は、カブトがラインナップするオープンフェイスの上級モデルで、赤外線(IR)と紫外線(UV)を大幅にカットしつつ、空[…]
ライディングギアがお得に揃う! HK-172 FL コンポジット FRP ジェットヘルメット 高強度かつ軽量なFRP複合素材シェルを採用した本格ジェットヘルメットだ。国際特許取得のドイツFIDLOCK[…]
最新の関連記事(SHOEI)
アウトローなムードが人気を呼んだフルフェイスがついに復活! 6月3日付けでお伝えしたSHOEIの新製品『WYVERN(ワイバーン)』の詳細と発売日が正式に発表された。 1997年に登場したワイバーンは[…]
東洋の文化を西洋風にアレンジした“オリガミ”のグラフィック第2弾登場 このたびZ-8に加わるグラフィックモデル『ORIGAMI 2』は、2023年1月に発売された『ORIGAMI』の第2世代だ。前作同[…]
【受注期間限定】SHOEI「EX-ZERO」新色モスグリーン 「EX-ZERO」は、クラシカルな帽体デザインにインナーバイザーを装備し利便性に優れる一方で、着脱式内装システムや、万一の際にヘルメットを[…]
SHOEIは、2025年5月9日に東本昌平のイラストをSNSで公開。このとき「WYVERN(ワイバーン)」を被っているライダーが唐突に現れたことから、もしや復活ではとの噂が立ったが、2025年6月2日[…]
バイクファッションの幅を広げるミリタリーテイストなグリーンが登場 新たに加わるモスグリーンは、ミリタリーグリーンともいうべき、深い緑のマットカラーだ。そのためミリタリー系ウエアとの相性は抜群で、バイク[…]
人気記事ランキング(全体)
CB1000F SE コンセプトが新たに登場 2025年3月の大阪モーターサイクルショーで世界初公開された「ホンダCB1000Fコンセプト」。 往年の名車CB-Fを想起させるだけでなく、新時代のスタン[…]
後方排気はYZR500の後ろバンク、ただ一般公道で前方吸気は容易くなかった! ヤマハは1980年、レーサーレプリカ時代の幕開けRZ250をリリース。排気ガス規制で2ストロークは終焉を迎える寸前だったの[…]
7月中旬発売:Arai「ASTRO-GX BEYOND」 アライヘルメットの街乗りからツーリング、サーキット走行まで幅広くカバーするオールラウンドフルフェイスヘルメット「ASTRO-GX(アストロGX[…]
いい加減さがいい塩梅!? ダートで遊べるPG‐1 「個人車両なので頼むから無理はしてくれるな…」という編集担当の目を盗んでダートセクションにPG -1を連れ込んでみたら、これが何だか楽しくて仕方ない([…]
電子制御スロットルにアナログなワイヤーを遣うベテラン勢 最近のMotoGPでちょっと話題になったのが、電子制御スロットルだ。電制スロットルは、もはやスイッチ。スロットルレバーの開け閉めを角度センサーが[…]
最新の投稿記事(全体)
Ninja ZX-6Rサマークーポンキャンペーン キャンペーン概要:対象期間中、カワサキプラザで”Ninja ZX-6Rシリーズ”の新車成約者に、カワサキプラザアパレルや部品用品の購入に利用できる5万[…]
インプレッションタイヤ:スポーツマックスQ5S/Q5A/Q5 スポーツマックスQ5S ストリートからサーキットまでカバーする、優れた運動性能のハイグリップタイヤ。絶大なグリップ力を誇るレース用微粒子カ[…]
レトロな見た目と近代的な装備のフラッグシップスーパーカブ スーパーカブ界の大ボスといえる、原付二種モデルの「スーパーカブC125」。初登場は2017年の第45回東京モーターショーで、1958年発売の初[…]
脇を冷やすことで全身を効率的にクールダウン 走行中は風があたって涼しいものの、道の駅や駐車場に着くと一気に暑さをどっと感じる。ライダーのあるあるすぎる夏の光景だ。もちろん近くに冷房の効いた店舗があるな[…]
あの頃の中型 青春名車録「4気筒全盛」(昭和54~57年) 1979年(昭和54年)、カワサキのZ400FXで火ぶたが切られた400cc4気筒ウォーズに、2番目に参入したのはヤマハだった。FXに遅れる[…]
- 1
- 2