
創刊50周年を記念し、’22年12月号にて新車バイクのモニター提供企画を実施したわれわれヤングマシン。4台をモニターとして準備したうち、ここではヤマハの125ccスクーター・シグナスグリファスのモニターに選ばれた神奈川県のF・Mさんによるレポートの第4回を掲載。今回はカスタムポイントのレポートをお届けする。
●記事協力:ヤマハ発動機販売株式会社
灯火類&ミラー変更でルックスUP!
前回は普段の日常利用よりも長い距離をツーリング走行した時に感じたことを書きましたが、今回はここまで行ったカスタムについて書いていきたいと思います。
最初のカスタムは、納車されたその日にすぐ交換したナンバー灯です。このレポートの初回に、灯火類を全てLEDにしたいということを書きましたが、その第一歩として、最も交換が手軽なナンバー灯の交換からカスタムを始めました。
シグナスの純正ナンバー灯にはハロゲンバルブが装着されているのですが、ヘッドライトがLEDでナンバー灯がハロゲンだと、夜に真横から見たときに前後で電球の色合いが異なってしまうため、すぐに交換してしまいました。この作業は5分もかからずに終わりました。
ナンバー灯は納車当日にLED化。LEDらしい青白くシャープな色合いとなり、純正でLEDを採用しているヘッドライトとのバランスも良好に。
続いて交換した箇所はミラーです。納車時に装着されていた純正ミラーのアーム部分が上方向に少しだけ長い形状だったため、以前乗っていたバイクに使用していたミラーをアダプターを噛ませて取り付けました。正面から見たときのバイクのシルエットが低くなり、見た目がカッコよくなったことはもちろん、鏡面がブルーになったため、夜間の後方視界も向上しました。
直近に行ったカスタムとしては、重い腰を上げて前後ウインカーのLED化に踏み切りました。スクーターのウインカーを交換することは初めてでしたが、別に所有するXSR900では自分で前後ウインカーをLEDに交換したこともあり、そこまで難しい作業ではないだろうと思っていたのですが意外にも苦戦しました。
まずフロント側のカウルを取り外す作業になかなかコツが必要で、爪を折らないように丁寧に作業をしていると20分ほど経過していました。フロント側のカウルが外れればそこから先は比較的簡単で、リレーと左右バルブの交換が終えたらカウルを元通りに取り付け。ここまでで30分ほどかかりました。後ろ側の交換作業はずっと簡単で、バルブ交換まで5分ほど。フロントカウルを取り外す作業を除いては比較的簡単で、点灯もバッチリしたため、作業は無事終了です。
今回のこのウインカー交換は点滅の仕方が変わることで、よりカッコよくなることを期待していたのですが、ウインカーレンズから透けて見える電球の色がオレンジからクリアになったことであまり目立たなくなり、意外にもぱっと見たときの外観も良くなりました。
左が純正のハロゲン球(オレンジ色に着色されている)で、右がLED球に交換後の姿。純正球だとクリアレンズ越しにオレンジ色が見えるが、LEDにするとそれが目立たなくなってルックス向上!
ウインカーのLED化はフロントカウルの取り外しに時間が掛かったものの、それを除けば比較的簡単だった。
ここまで行ってきたカスタムは以上の3点になります。同価格帯のスクーターと比べ、物足りなかったところをほぼ全て変更できて満足しています。特に夜間の走行やちょっとした休憩中に眺めるのがより楽しくなりました。今後ももっと走っていきたいと思います。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(シグナス グリファス)
原付スクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があ[…]
原付スクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があ[…]
イエローボディにブラックのロゴ&エンブレム! ヤマハは、水冷124ccのブルーコアエンジンを搭載した原付二種スクーター「CYGNUS GRYPHUS(シグナス グリファス)」にニューカラーのイエロー([…]
125ccスクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限[…]
2025年2月6日改訂 125ccスクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)[…]
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA])
8/1発売:ロイヤルエンフィールド「ハンター350」 2025年8月1日より受注を開始するのが、ロイヤルエンフィールドの新型「ハンター350」だ。注目すべきは、従来モデルから5万円以上の値下げが敢行さ[…]
ヤマハ版ハンターカブ「PG-155」の可能性を探る アジアで話題沸騰のヤマハ「PG-1」はキャブレター仕様のため、日本の排出ガス規制が壁となる。そこでヤングマシンは「PG-155」という上位グレードの[…]
今年の8耐レーサーYZF-R1&1999 YZF-R7フォトブース 6年ぶりに鈴鹿8耐へファクトリー体制での参戦を果たすヤマハ。それもあってか、今年の8耐は例年以上の盛り上がりを見せている。 会場のヤ[…]
“モンスターマシン”と恐れられるTZ750 今でもモンスターマシンと恐れられるTZ750は、市販ロードレーサーだったTZ350の並列2気筒エンジンを横につないで4気筒化したエンジンを搭載したレーサー。[…]
WMTCモード燃費×タンク容量から航続距離を算出してランキング化 この記事では、国内4代バイクメーカーが公表しているWMTCモード燃費と燃料タンク容量から算出した1給油あたりの航続可能距離を元に、12[…]
人気記事ランキング(全体)
ミルウォーキーエイト117に3タイプのエンジン登場! ハーレーダビッドソンの現行クルーザーモデルには、シリンダーヘッド/スロットルボディ/インテークマニホールドを刷新した3タイプのミルウォーキーエイト[…]
ブランド名は「南北戦争」に由来 1991年、成功を収めた弁護士、マシュー・チェンバースが興したバイクメーカー、コンフェデレート。 和訳すると「南軍」を意味する社名は、創業地がルイジアナ州バトンルージュ[…]
軽量で取り扱いやすく、初心者にもピッタリ 「UNIT スイングアームリフトスタンド」は、片手でも扱いやすい約767gという軽さが魅力です。使用後は折りたたんでコンパクトに収納できるため、ガレージのスペ[…]
みんながCBを待っている! CB1000Fに続く400ccはあるのかないのか ホンダの名車CB400スーパーフォアが生産終了になって今年ではや3年目。入れ替わるようにカワサキから直列4気筒を搭載する「[…]
「ワインディングの覇者を目指すならCB-1」のキャッチコピーだったら評価は変わった!? カウルを装着したレーサーレプリカが出現する以前、1970年代までのスーパースポーツはカウルのないフォルムが一般的[…]
最新の投稿記事(全体)
竹繊維を配合した柔らかく軽量なプロテクターシリーズ 「お気に入りのジャケットを、もっと涼しく、もっと快適にしたい」、そんなライダーの願いを叶えるアップグレードパーツ「バンブーエアスループロテクター」シ[…]
対策意識の希薄化に警鐘を鳴らしたい 24年前、当時、編集長をしていたBiG MACHINE誌で「盗難対策」の大特集をしました。 この特集号をきっかけに盗難対策が大きな課題に そして、この大盗難特集号は[…]
「自分には自分にやり方がある」だけじゃない 前回に続き、MotoGP前半戦の振り返りです。今年、MotoGPにステップアップした小椋藍くんは、「あれ? 前からいたんだっけ?」と感じるぐらい、MotoG[…]
夏ライダーの悩みを解決する水冷システム 酷暑の中、ヘルメットやライディングウェアを身につけて走るライダーにとって、夏のツーリングはまさに過酷のひとこと。発汗や走行風による自然な冷却だけでは追いつかない[…]
コスパも高い! 新型「CUV e:」が“シティコミューターの新常識”になる可能性 最初にぶっちゃけて言わせてもらうと、筆者(北岡)は“EV”全般に対して懐疑的なところがある者です。カーボンニュートラル[…]
- 1
- 2