
年々酷暑が酷くなる日本列島。バイクに乗るならもはやフルメッシュジャケットは必須アイテムと言っていい。エルフブランドを擁するフラッグシップから’23年の新作として登場したのは、2タイプのフルメッシュジャケットだ。本記事ではそのひとつ、フラッグシップの「カルフォードジャケット」を取り上げる。
●文:ヤングマシン編集部(谷田貝洋暁) ●写真:関野温 ●外部リンク:フラッグシップ
着心地の軽さが光る快適モデル〈フラッグシップ カルフォードジャケット〉
フラッグシップから登場したのは『カルフォードジャケット』。硬質感がありハードな印象だったエルフの『スポルトメッシュジャケット』に対し、かるフォードジャケットは高い伸縮性を持つメッシュ生地を採用しているのが特徴で、着用して驚くのはその着心地の軽さ。
肩/肘/背中/胸のフルプロテクション仕様ながら、軽量なメッシュタイプのウレタンフォームプロテクターを使用することでライディングジャケット特有の重さがなく、どちらかといえばジャージかパーカーのような着心地を実現。
デザインパターンやプリントも非常にシンプルで汎用性が高く、バイクの種類やカラーリングを選ばず使えるようになっている。
【フラッグシップ カルフォードジャケット FJ-S209】●色:ホワイト&ブラック、ブラック&ブラック、ブラック&レッド、オリーブ、グレー ●サイズ:S、M、L、LL、3L、4L、LW ●プロテクター:肩/肘/背中/胸に標準装備 ●価格:2万3100円
ストレッチ性のあるメッシュ素材と、シンプルでスマートなパターンを採用したことで、ジャージのような軽い着心地を実現したカルフォードジャケット。
ライディングウエアとは思えない軽さと動きやすさの秘密は、メインのストレッチメッシュ素材に加え、肩口により伸縮性の高いストレッチニットを配しているため。
シンプルなパターンで、両脇にはファスナータイプのポケットを装備しており、ツーリングにも使いやすい。胸部プロテクターは取り外せば胸元に収納が増える。
肩/肘/背中/胸に標準装備するウレタンフォームのプロテクターは、メッシュの通気性を邪魔しない穴あきタイプ。素材も柔らかく着心地も軽い。
左胸には使いやすいファスナータイプのポケットを装備。内部は大きく深め。大型のスマートフォンなども収まりやすい。
SからLWまで、幅広いサイズ展開している同製品。両サイドには、ベルクロタイプのアジャスターを備えており、しっかりと裾を絞り込むこともできる。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(バイク用品)
「背肩シート・セットで蒸れんゾ・インテグラ―レ」とは? これまで多くのライダーが夏の「熱」や「蒸れ」に対して様々な対策を講じてきた。高機能なインナーウェア、メッシュ構造のジャケット、あるいは空調ウェア[…]
Paceプロジャケット:高い安全性と通気性を両立 前面のMロゴがスポーティな印象を与える新作ジャケット。伸縮性と耐摩耗性に優れたアウター素材が、ワインディングからロングツーリングまであらゆるシーンで動[…]
K-2439 フルメッシュロングジャケット:スタイルと機能を両立するツーリングジャケット 腰までしっかりと覆う安心感のあるロング丈でありながら、後襟から袖口へ流れるように入ったラインデザインと、ウエス[…]
機能豊富なマルチパーパスフルフェイスのシールドを外した、さらに身軽なフォルム 『TOUR-CROSS V』は、アライヘルメットが’23年6月に発売したマルチパーパスヘルメットだ。高速走行時の空気抵抗を[…]
ライダーが抱く「ヘルメットの悩み」を解消するために誕生 デルタから発売される高機能ヘルメットスタンドは、多くのライダーから寄せられた「こんな製品があったらいいな」を形にした、実用性とデザイン性を兼ね備[…]
最新の関連記事(フラッグシップ)
幅広/甲高の日本人特有の足型に対応 きっちりとライディングの装備をする上半身に比べて、下半身がカジュアルな装いのライダーは意外と多い。とくに頻繁にペダルを操作する靴は、足の保護とともにライディングには[…]
二重構造のソールとインソールで抜群の履き心地を実現 高い防水性を誇るFlagshipのフィールドライドシューズ。特にライディング時はもちろん、アウトドアシーンでの履き心地が良いのが、このシューズの特筆[…]
雨天時に役立つワイパーを装備 ツーリング時などで急に見舞われる雨。別途レイングローブを持っていくのは荷物になるし、そもそも高速などで雨に見舞われたら、グローブの交換などできず、防水ではないグローブだと[…]
難燃性の高い生地ながら動き軽快。快適ツーリング&アクティビティを! キャンプツーリングで焚き火を行う際に、特に秋や冬はパンツは履き替えずにそのまま火を起こすことが多いと思うが、焚き火に一番近い場所にあ[…]
ライディング+アウトドア=新たなフィールドギア キャンプツーリングで焚き火を楽しむ際に、寒い時にはバイクジャケットを着ながら火を起こしたり、暖を取ったりすることも多いが、その際に火の粉が飛んでバイクジ[…]
人気記事ランキング(全体)
オートマ・AMT&ベルトドライブ採用の250ccクルーザー! 自社製エンジンを製造し、ベネリなどのブランドを傘下に収めることでも知られる、中国・QJMOTOR。その輸入元であるQJMOTORジャパンが[…]
懐かしのスタイルに最新技術をフル投入! 2025年3月の東京モーターサイクルショーで詳細が発表されたヨシムラヘリテージパーツプロジェクト。対象機種は油冷GSX-R750とカワサキZ1となっており、GS[…]
K-2439 フルメッシュロングジャケット:スタイルと機能を両立するツーリングジャケット 腰までしっかりと覆う安心感のあるロング丈でありながら、後襟から袖口へ流れるように入ったラインデザインと、ウエス[…]
日本を代表するツーリングロードのティア表だっ! 「次のツーリングは、どこへ行こう?」 そんな嬉しい悩みを抱える全てのライダーに捧げる、究極のツーリングスポット・ティア表が完成した。 ……いや、そもそも[…]
機能豊富なマルチパーパスフルフェイスのシールドを外した、さらに身軽なフォルム 『TOUR-CROSS V』は、アライヘルメットが’23年6月に発売したマルチパーパスヘルメットだ。高速走行時の空気抵抗を[…]
最新の投稿記事(全体)
遂に50ccクラスへ足がかりをつくる! 1980年にドイツのIFMA(ケルンショー)で、カワサキがAR50/80とオフロード車のAE50/80を発表したとき、世界のバイクメーカーに衝撃が走った。 なぜ[…]
「背肩シート・セットで蒸れんゾ・インテグラ―レ」とは? これまで多くのライダーが夏の「熱」や「蒸れ」に対して様々な対策を講じてきた。高機能なインナーウェア、メッシュ構造のジャケット、あるいは空調ウェア[…]
シリーズ第6回は「小回り&Uターン」。ボテゴケ体質を改善だ! 白バイと言えばヤングマシン! 長きにわたって白バイを取材し、現役白バイ隊員による安全ライテク連載や白バイ全国大会密着取材など、公道安全運転[…]
夏の避暑地としても人気の山中湖エリア 山梨県南都留郡山中湖村に位置する山中湖は、東京からもっとも近い森と湖のリゾート地として人気だ。富士五湖の中でもっとも富士山に近く、湖越しに望む雄大な富士山の姿は圧[…]
バイク駐車場の拡充に取り組む千葉市 千葉市内には6区で50の鉄道駅がある。中でも千葉駅は千葉県の中心駅として、JR東日本の在来線6線と京成電鉄、さらに千葉都市モノレールが乗り入れている。 都心や成田空[…]
- 1
- 2