
年々酷暑が酷くなる日本列島。バイクに乗るならもはやフルメッシュジャケットは必須アイテムと言っていい。エルフブランドを擁するフラッグシップから’23年の新作として登場したのは、2タイプのフルメッシュジャケットだ。本記事ではそのひとつ、エルフブランドの「スポルトメッシュジャケット」を取り上げる。
●文:ヤングマシン編集部(谷田貝洋暁) ●写真:関野温 ●外部リンク:フラッグシップ
ライディングウェアらしい硬質感〈エルフ スポルトメッシュジャケット〉
エルフブランドの『スポルトメッシュジャケット』は、メッシュ生地でありながらも硬質感のある素材を使った、ライディングジャケットらしいハードなシルエットが特徴。フラッグシップが長年培ってきた立体裁断パターンを採用しており、ライディングを妨げないようになっている。
また、スーパースポーツなどの前傾がきつめなバイクのライディングポジションに対応するために、前丈はやや短めになっている。肩と肘にはCE規格適合のプロテクターを採用している。
【エルフ スポルトメッシュジャケット EJ-S115】●色:ブルー&ホワイト、ブラック&ホワイト、ブラック&レッド、ブラック&グリーン ●サイズ:M、L、LL、3L、4L ●プロテクター:肩/肘/背中に標準装備(肩/肘はCE規格適合) ●価格:2万6180円
ポリエステルメッシュを表地に採用。生地感がしっかりしており、涼しいメッシュ素材ながらライディングウエアらしいハードなイメージに仕上がっている
立体裁断で、ライディングポジションがしっくりくるシャープなシルエットに仕立てられており、アップライトなポジションから前傾がきつめのスポーツモデルまで合わせやすい。
ファスナーで閉じるだけのシンプルなデザインの袖口は、タイトめのシルエットを採用。スポーティなデザインのショートグローブもあわせやすい。
肩/肘/背中にプロテクターを標準装備。背中はウレタンフォームで、肩と肘はCE規格適合のソフトタイプのプロテクターを採用。胸部にもプロテクターを装着可能。
前側の裾丈は短めとし、前傾がきつめなスポーツバイクでも着用しやすいデザインを採用している。アジャスターも装備し、サイドを絞り込めるようになっている。
首の後ろ側と、腕の付け根から袖にかけてのパイピングにリフレクター素材を配したことで、夜間走行における後方からの被視認性を向上させている。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(バイク用品)
マットの種類と選び方:寝心地で選ぶなら断然エアマット! マットの選択肢として、主にエアマット/銀マット/ウレタンマットの3種類がある。 エアマット もしあなたが寝心地を最優先に考えるならば、エアマット[…]
なぜツーリングテント選びが重要なのか? 当然ながらバイクに積載できる荷物の量には限りがある。そのため、テントには軽量コンパクトであること、そして過酷な自然環境にも耐えうる丈夫さが求められる。また、キャ[…]
B+COM専用キャリングケースをプレゼント! 株式会社サイン・ハウスは、オートバイ用インカム「B+COM SB6XR/ONE」を全国の2輪用品店で購入された方にかぎり、持ち運びに便利なサイン・ハウスの[…]
なぜ大型シートバッグが必要なのか? バイクには様々な種類のバッグを取り付けることができるが、大型シートバッグには、他のバッグにはない魅力がある。 高い積載能力 大型シートバッグは、その名の通り、非常に[…]
『平嶋夏海がやってくる!! ミッドランド応援キャラバン』が開催 オートバイ用インカム「MIDLAND」ブランドの2025シーズン公式アンバサダーに、タレントの平嶋夏海さんが就任した。 そして、平嶋さん[…]
最新の関連記事(エルフ)
抜群の操作性と耐久性を実現 数々のレーシングシーンにて活躍し、フランスのモータリゼーションの伝統とともにその技術が培われたelf。このハイコンプグローブは、elfの高い技術がフィードバックされた本格派[…]
脚部が動かしやすいガゼットクロッチを採用 フランスのモータリゼーションの伝統とともに、数々のレーシングシーンで栄光をもたらしているモータースポーツブランドの「elf」。この「スポルトウィンターパンツ」[…]
フルプロテクター装備ながら、軽くて動きやすい フランスのモータリゼーションの伝統が培われた、elfのジャケット。スポーティーな「ファーチレスポルトジャケット」は、胸部/肩/肘/背中とプロテクターを各所[…]
ファーチレスポルトジャケット〈EJ-W114〉 各部にプロテクターをフル装備しながら、それを感じさせないほどの着やすさが最大の特徴。アウター、防寒インナーともにストレッチ素材と立体裁断を採用することで[…]
スフィーダジャケット〈EJ-S113〉 サプリメーション加工を施したメッシュ生地が立体的な表情と清涼感を演出。前傾姿勢重視の立体形状とストレッチ素材の配置などで、よりスポーツライディングに[…]
人気記事ランキング(全体)
36年の“時間”を感じる仕上がり カウルが紫外線で退色し、くすんだトーンだが、じつは緑青を用いたペイント。擦れて色が剥げ落ちた箇所も塗装だ。車体右側のエンジンケースカバーやサイドカバー、マフラーには転[…]
フレーム/スタンドの別体構造と自在キャスター装備で自由に移動できる 向山鉄工のオリジナル製品である「ガレージREVO」は、バイクスタンドに自在キャスターを取り付けることで、スタンドアップしたバイクを前[…]
従来の理念をさらに深化させた「Emotional Black Solid」 今回注目したのは、新たなステップワゴン スパーダ専用に用意された、これまた新たなアクセサリー群です。その開発コンセプトは、従[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
ヤマハXJ400:45馬力を快適サスペンションが支える カワサキのFXで火ぶたが切られた400cc4気筒ウォーズに、2番目に参入したのはヤマハだった。 FXに遅れること約1年、1980年6月に発売され[…]
最新の投稿記事(全体)
壮大な旅を追うドキュメンタリー映画:初夏より全国公開 ドキュメンタリー映画『タンデム・ロード』が、2025年初夏よりイオンシネマ系列で全国公開される。 本作は、映画作りで活躍してきた滑川将人とパートナ[…]
お祭りと競技、2つ同時に楽しめる無料イベント 『NAPS MOTO-FES/MOTOGYM関東(ナップスモトフェス/モトジム関東)』は、2輪用品小売/開発のナップスが主催するバイクイベント。他にない最[…]
ヤマハ トリッカー[2019] 試乗レビュー 軽い取り回しで市街地もダートも楽しい! ヤマハ セロー250とフレームとエンジンを共用しているトリッカー。“BMX感覚のサイズ感”を実現するために前19/[…]
マットの種類と選び方:寝心地で選ぶなら断然エアマット! マットの選択肢として、主にエアマット/銀マット/ウレタンマットの3種類がある。 エアマット もしあなたが寝心地を最優先に考えるならば、エアマット[…]
ホンダCBX400F:盛大に歓迎された新マルチ ヨンフォア(CB400Four)の生産終了後、2気筒のホークII、ホークIIIをリリースしてきたホンダだったが、ついに1981年11月、400cc4気筒[…]
- 1
- 2