ヤングマシンの創刊50周年を記念し、モニター車として手配した4台の新車バイク。本記事では、厳正なる抽選を経て幸運にもスーパーカブ110のモニター権を手に入れた北海道のH・K氏からのレポートを紹介しよう。若い頃に乗り回していたカブの印象は、今感じるものとは違ったようで…?
●取材協力:ホンダモーターサイクルジャパン
どんな時代でもずっと愛されるホンダのスーパーカブ
2月某日、ヤングマシンさんからモニターの最終選考に残ったとのメールが!
飛び跳ねて喜んだものの、最終選考に残っただけで確定ではない…とのこと。ダメだった時に傷つかないよう保身に入り返信を待つこと1日。モニター確定のご連絡を受け、後日喜び勇んでホンダさんに行きました。いつ納車できるかとお聞きすると昨今の情勢で納車日は未定…。1年待ちも覚悟していましたが、北海道で最高のツーリングの季節に納車していただくことができました!
これから相棒と一緒に思い出を作っていきたいと思います。
さてさて、カブに乗るのは新聞配達のバイトをしていた10代のころ以来です。久しぶりに乗るカブはとても魅力的でわくわくがとまりません!
しかし、昔はカブが好きではありませんでした。若い頃のイメージはダサい、ボロボロ、おじさんくさい…といったイメージで、当時付き合っていた彼女のところへカブで会いにいったらこのバイクでは来ないで…と言われたことも。
そんなマイナスイメージしかなかったカブですが、大人になってからはカブの魅力にたくさん気づきました。
ダサいのではなく実用的、ボロボロになっても乗れる丈夫な車体、どんな時代でもずっと愛されるバイクだと思います。
緑とか青は働くバイクみたいなイメージを持ちがちですが、今回選んだ目が覚めるような色のグリントウェーブブルーメタリックはそんなイメージを払拭してくれます。
ずっと手元に置いておきたい、そんな1台です。
気軽に乗れる車格が普段使いに嬉しい!
新型カブに乗っての最初の感想はとにかく軽いです!
引き起こしや取り回しは女性や体格の小さい人でも楽々だと思います。
足つきは身長167cmの私が乗ってべた足で、たとえ両脚がつかなくても軽いスーパーカブ110であれば立ちごけの心配は全くありません。
大型バイクに乗るときは、部屋でプロテクターをつけライディングジャケットをはおり、玄関でブーツをはいた後は、外でグローブをはめてヘルメットをかぶるという儀式を行っていました。でもこのカブはそんな儀式をしなくてもヘルメットさえあればすぐに乗り出せる軽快感があります(もちろんプロテクターなどはつけたほうがよいのですが)。
普段使いにちょうどいいサイズ感でバイクをより身近にしてくれる相棒です。
そして走りだせば普段使いに必要十分な馬力。ロータリーギアだから靴を傷めることもないのがいいところ。さらにクラッチもないから混んだ道で運転しても疲れにくいし、免許はAT小型限定で乗れる優れもの。
これから日常にツーリングにと楽しみです!
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ホンダ [HONDA])
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
CB750/900Fと並んで進んでいた、ホンダが大攻勢に賭けた初の新エンジン! どのクルマメーカーもお手上げだったマスキー法という排気ガス規制をクリアして、ホンダが世界に認められたCVCCエンジン開発[…]
4気筒CBRシリーズの末弟として登場か EICMA 2024が盛況のうちに終了し、各メーカーの2025年モデルが出そろったのち、ホンダが「CBR500R FOUR」なる商標を出願していたことが判明した[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc 400ccクラスは、普通二輪免許を取ってから間もないビギナーも選ぶことができる排気量帯で、16歳から乗ることができる。 そんな400cc[…]
愛車を長期保管する前にやっておきたい「4項目」 本格的に寒くなるこれからの季節は、バイクに乗りたい気持ちはあっても、温かい時期に比べると走りに行く機会が少なくなってくる方も多いことでしょう。ましてや、[…]
最新の関連記事(スーパーカブ110/プロ)
クラッチレバー不要でギヤチェンジできる自動遠心クラッチ 今から65年前にの1958年に誕生したスーパーカブC100は、ホンダ創業者の本田宗一郎氏と専務の藤澤武夫氏が先頭に立って、欧州への視察などを通じ[…]
110ccベースの4kW制限モデル=新基準原付か 2025年11月の新排出ガス規制導入によって現行モデルの継続生産が困難になり、新たに110~125ccのモデルをベースとした車両に4kW(5.4ps)[…]
行こうよ。はっぴーでい。 ホンダは、1974年に誕生したサンリオの人気キャラクター「ハローキティ」の50周年を記念し、特別デザインを施した「スーパーカブ50・HELLO KITTY」および「スーパーカ[…]
最短2日間で修了可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付を除い[…]
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり[…]
人気記事ランキング(全体)
4気筒CBRシリーズの末弟として登場か EICMA 2024が盛況のうちに終了し、各メーカーの2025年モデルが出そろったのち、ホンダが「CBR500R FOUR」なる商標を出願していたことが判明した[…]
一度掴んだ税金は離さない! というお役所論理は、もういいでしょう 12月20日に与党(自民党と公明党)が取りまとめた「令和7年度税制改正大綱」の「令和7年度税制改正大綱の基本的な考え」の3ページ目に「[…]
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
CB750/900Fと並んで進んでいた、ホンダが大攻勢に賭けた初の新エンジン! どのクルマメーカーもお手上げだったマスキー法という排気ガス規制をクリアして、ホンダが世界に認められたCVCCエンジン開発[…]
チェーンの張り調整が必要なのは、チェーンが徐々に伸びるからだけど…… バイクのチェーンのメンテナンスといえば「清掃・潤滑」と「張り(あそび)のチェック」。まず、チェーンを長持ちさせるには清掃や潤滑をマ[…]
最新の投稿記事(全体)
Screenshot 冬の洗車は水を使いたくない 冬の洗車、水が冷たくて辛い・・・。屋外の作業は寒くて嫌だ・・・。そんな時は水を使わず時短でササっと綺麗にしたいですね。今回は、寒い時期に覚えておきたい[…]
こんなに小さくて良いんですか!?? オートバイ用インカム CIEL(シエル)総発売元の株式会社 LINKS は、インターナショナルメーカーとして、10年以上 OEM 生産を行ってきた製造元[…]
1969年の袋井テストコース完成が英国車に負けないハンドリングを生んだ ヤマハ初の4サイクルスポーツ車といえば1970年登場のヤマハスポーツ「650 XS-1」です。XS登場の約1年前にデビューしたC[…]
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
「もしも出先でヘルメットを盗難されたら、自宅までどうやって帰るのだろう」バイクに乗っていると、こうした疑問も浮かぶのではないでしょうか。そもそもヘルメット窃盗犯は、なぜ人が使った中古のヘルメットを狙う[…]
- 1
- 2