
プレミアムヘルメットを開発・生産するSHOEIは、優れた空力特性を特徴とするフルフェイスヘルメットに新たなグラフィックモデル『GT-airⅡ GLORIFY』を発売する。受注期間限定モデルとして生産され、発売予定は’23年7月となっている。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:SHOEI
ヘアラインカラーの美しさをマットブラックのマスクが強調
『GT-airⅡ GLORIFY(グローリファイ)』は、シンプルなカラースキームを上質なパターンで仕上げたグラフィックモデルだ。ベースとなるカラーを縦方向と横方向のヘアラインで組み合わせ、マットブラックでマスクすることでアクセントとした。右側面にはSHOEIロゴが大きくあしらわれる。ベースカラーが持つ疾走感を抑制するかのようなマットブラックのマスクは、ライダーの心理を巧みに反映しているかのようだ。
なお、製品名のグローリファイは、「称賛」あるいは「栄光を与える」といった意味を持つ英語だ。
GT-AirⅡは、空力特性を高めることで長距離ツーリングの疲労軽減効果(頚椎の負荷軽減と高い静粛性)に優れる高性能フルフェイスヘルメットだ。風洞実験によって最適化された帽体形状は、エアロダイナミクス向上だけでなく、ルックスアップにも大きく貢献している。
微開ポジションで固定できるシールドは、雨天などで起きやすい曇りを防ぐほか、真夏の暑さを和らげるのに抜群の威力を発揮。さらに防曇効果の高いピンロックにも対応するほか、歪みのないクリアな視界を特徴としている。逆光時に良好な視界を確保する内蔵型サンバイザー。金属製マイクロラチェットシステムを採用したチンストラップ。吸汗速乾性に優れる内装システム。緊急用ヘルメット取り外しシステム『E.Q.R.S.』。SENA製インカム・SRL2をかんたんに取り付けられる点も大きな特徴だ。
SHOEI GT-airⅡ GLORIFY
SHOEI GT-airⅡ GLORIFY / TC-2(BLUE/BLACK)
SHOEI GT-airⅡ GLORIFY / TC-2(BLUE/BLACK)
SHOEI GT-airⅡ GLORIFY / TC-2(BLUE/BLACK)
SHOEI GT-airⅡ GLORIFY / TC-2(BLUE/BLACK)
SHOEI GT-airⅡ GLORIFY / TC-5(GREY/BLACK)
【SHOEI GT-airⅡ GLORIFY】●価格:6万7100円 ●サイズ:S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm) ●色:青×黒(TC-2)、灰×黒(TC-5) ●規格:JIS ●構造:AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber) ●付属品:布袋、ブレスガード、チンカーテン、シリコンオイル、サービスツール、防曇シート、防曇シート用ピン、SHOEIロゴステッカー ●発売時期:2023年7月(受注期間限定)
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
ストリートユースに溶け込むレーシングスピリッツデザイン 『GT-airⅡ MM93 COLLECTION ROAD(MM93コレクション・ロード)』は、SHOEIがサポートするMotoGPライダー、マ[…]
プレミアムツーリングフルフェイスに追加された5色のグラフィックモデル 『GT-Air II APERTURE』は、色や太さが異なる直線を組み合わせたグラフィックで、色使いの3色程度に抑えることによって[…]
「遊ぶ」をキーワードとして横ノリ系のスポーツやカルチャーと融合する新ブランド SHOEIは、2016年に『J・O』をはじめとする『NEO CLASSIC LINE』を誕生させた。このシリーズには、かつ[…]
目の前にナビ等の情報が浮かび上がる! SHOEIのスマートヘルメットがついに発売された! 最初は試験的な限定発売だというが、税込13万7500円は思ったより安い。当然ながらJIS規格に適合しているが、[…]
「自身の頭が最良のサンプルでした」……Mだと思ったらLだった、そんな体験が始まり 「レース生まれの技術です! ……なんて言えたらカッコイイんですけどね」 そう言って笑う海老沢さんは、SHOEIヘルメッ[…]
最新の関連記事(SHOEI)
念願のWYVERNシリーズ最新作の登場だ! ついに復活を遂げて、新発売となったSHOEI「ワイバーンØ」。歴代ワイバーンシリーズを愛用してきた筆者としては、どんな進化を遂げたのが期待しかない。そこで、[…]
クラシカルオフロードフルフェイスにシンプルなストライプ柄が新登場 EX-ZEROのニューグラフィックは、シンプルなストライプ柄だ。特徴的なのは左右非対称なことで、正面から見て左側には細いストライプが描[…]
バイクの疾走感を表現したレースムードにもあふれるグラフィック クラシカルな帽体形状を特徴とするフルフェイスヘルメット、Glamsterの新しいグラフィックは、バイクで走っているときの風をイメージした図[…]
カラーバリエーションが豊富な多彩なグラフィックモデルが登場 SHOEIが最高峰フルフェイスの「X-Fifteen」の製造&販売継続を決定した。2025年9月末をもって全てのカラー&グラフィックをいった[…]
月内発売:SHOEI「GT-Air3 MIKE」 インナーバイザー付きフルフェイスの決定版、SHOEI「GT-Air3」に、ニューグラフィックモデル『MIKE(マイク)』が2025年10月に満を持して[…]
最新の関連記事(ヘルメット)
念願のWYVERNシリーズ最新作の登場だ! ついに復活を遂げて、新発売となったSHOEI「ワイバーンØ」。歴代ワイバーンシリーズを愛用してきた筆者としては、どんな進化を遂げたのが期待しかない。そこで、[…]
ISHINO SHOKAI Small John Jet(MAX-308) 商品概要 ISHINO SHOKAI(石野商会)の「Small John Jet」シリーズ(型式MAX-308)は、SG規格[…]
アイポートの広いフルフェイス:BULLITT CRF 1970年代のBELL STAR(ベル・スター)ヘルメットを彷彿とさせるクラシカルなデザインで、どんなバイクにもマッチするだろうスリムなシルエット[…]
クラシカルオフロードフルフェイスにシンプルなストライプ柄が新登場 EX-ZEROのニューグラフィックは、シンプルなストライプ柄だ。特徴的なのは左右非対称なことで、正面から見て左側には細いストライプが描[…]
バイクの疾走感を表現したレースムードにもあふれるグラフィック クラシカルな帽体形状を特徴とするフルフェイスヘルメット、Glamsterの新しいグラフィックは、バイクで走っているときの風をイメージした図[…]
人気記事ランキング(全体)
火の玉「SE」と「ブラックボールエディション」、ビキニカウルの「カフェ」が登場 ジャパンモビリティショー2025でカワサキが新型「Z900RS」シリーズを世界初公開した。主軸となる変更はエンジンまわり[…]
KATANAというバイク 一昨年のこと、キリンと同じ年齢になったことをキッカケにKATANA乗りになったYです。 ノーマルでも十分乗り易いKATANAですが、各部をカスタムすることで、よりカタナ(GS[…]
外観をスタイリッシュにリニューアルしたトリシティ125 前回のトリシティ300に続き、今回試乗を行うのも前2輪を持つLMWシリーズのトリシティ125。ちなみにLMWとは、リーニング・マルチ・ホイールの[…]
グランプリレースの黄金時代が甦る! 1970年代~80年代にかけて伝説的なアメリカンライダーのケニー・ロバーツ氏が走らせたYZR500は、イエローのストロボライン(ヤマハは現在スピードブロックと呼称)[…]
最新の投稿記事(全体)
オートバイの交通事故死傷者を減らす切り札 近年、交通事故における死傷者数は減少傾向にあるものの、オートバイ(自動二輪車)乗車中の死亡率は依然として高い水準で推移している。オートバイはクルマに比して車体[…]
フロントまわりの軽さも操縦しやすさに大きく貢献 猛暑が続いていても、やっぱりバイクに乗りたい…というわけで、今月はCB750 HORNETでプチツーリングしてきました! このバイクは、アドベンチャー系[…]
ドライグリップを最大化した公道用タイヤ 2020年の年初に発売され、各メーカーのスーパースポーツマシンにOEM装着されてきたレーシングストリートRS11に後継モデルが登場した。 新作のバトラックスレー[…]
気鋭のクルーザー専業ブランドによるカスタムクルーザー 以前に試乗記事などをお届けしたBENDA(ベンダ)がいよいよ本格上陸する。日本での輸入販売を手掛けるウイングフットより取り扱い開始が発表されたのだ[…]
Z1100とZ1100 SEの国内販売を正式発表 先に欧州で発表されたスーパーネイキッド“Zシリーズ”の長兄たるZ1100 SEがジャパンモビリティショーで日本初公開され、国内販売画正式発表された。ス[…]
- 1
- 2















































 
   
   
   
   
   
  