
400ccで80ps!(ラムエア作動時)先にカワサキが放った衝撃のニューモデル・ニンジャZX-4R。令和に史上最強のヨンヒャクを誕生させたカワサキの漢気に涙したオジサマ方も多いことだろう。そんな素晴らしいエンジンができたからには、4Rだけで終わらせてはもったいなさすぎる! 当然ながらカワサキも様々な展開を考えているハズ…。というわけで、もうコレはどう考えても出るに決まってるでしょ! なネオクラバージョン「Z400RS」を大胆予そ〜く!!
●文:ヤングマシン編集部 ●CG:SRD
FX?! それともゼファー?! とにかく出れば絶対大反響!!
先の“復活の400cc4気筒”ニンジャZX-4Rに快哉を叫んだ人は多いだろう。最後の4気筒ヨンヒャクとして気を吐いてきたホンダCB400SF/SBの生産終了を見極めたかのように登場し、しかもヨンヒャク史上最強の77ps(ラムエア作動時80ps)というスペックまで引っさげてきたのだから。
しかもこのZX-4Rの登場により、我々ヤングマシンが以前から追いかけてきたカワサキの400ccネオクラ・仮称「Z400RS」もグ〜ッと現実性を帯びてきたと言っていい。日本で求められる400ccネイキッドの理想像、それにもっともふさわしいエンジンが誕生したのだから!!
と、ここで改めて“カワサキZ-RS系”誕生の背景を見てみると、まずはスポーツ系のニンジャかハイパーネイキッドのZが登場し、そこからネオクラシックのRSが派生するという段取り。長兄Z900RSはハイパーネイキッドのZ900がベースだし、次男のZ650RSはニンジャ650/Z650系を基本としている。
となればZX-4Rもハイパーネイキッドから…となるが、このポジションにはすでに2気筒のZ400が存在するため、同ジャンルに2気筒と4気筒をラインナップするとも思えない。となれば、近年は国内外を問わず人気の高いネオクラ系・Z400RSがZX-4Rの最初の派生機種となる可能性が高いだろう。2気筒のZ400ベースでRSが登場していないことも4気筒のZ400RS誕生説を裏付けている!?
登場は2〜3年後、2025〜2026年といったあたりか? とにかく出せば人気爆発間違いなし、1979年のZ400FXの再来か、はたまた1989年のゼファー(400)の転生か、絶対売れるに決まっているZ-RSの末っ子400cc4気筒。もう出さない理由がないですよカワサキさん!!
〈YM未来予想〉カワサキZ400RS:FX&ゼファーに続け!
【予想モデル:KAWASAKI Z400RS】さすがにZX-4Rと同時発表は考えにくいが、4気筒のネオクラ系ネイキッドはバリエーションとしては鉄板なので、ZX-4Rから2~3年遅れの登場を予想。●予想登場時期:2025~2026年頃 ※写真はイメージCG
スタイリングはZ650→Z650RSの流れが濃厚か。Z400FXやゼファーの“角っぽさ”も魅力なので、タンクやテールカウルに表現してみた。※写真はイメージCG
【モチーフ:’79 KAWASAKI Z400FX】空前のバイクブーム期に登場し、400クラスに4気筒ブームをもたらした立役者。角張った硬派なスタイルも“漢カワサキ”を強くアピールする。
【モチーフ:’89 KAWASAKI ZEPHYR】レプリカ人気のピーク期に突如登場し、一気にネイキッドブームを巻き起こした超人気モデル。1996年に4バルブのゼファーχになり、2008年まで販売した。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(カワサキ [KAWASAKI])
チャンピオンを生んだ野心作= “J”【カワサキZ1000J】 ロングセールスを誇った名車、Z1。それだけに信頼性もあった心臓部とフレームだが、さすがに1980年代になると抜本的な改良が求められた。 カ[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc 400ccクラスは、普通二輪免許を取ってから間もないビギナーも選ぶことができる排気量帯で、16歳から乗ることができる。 そんな400cc[…]
ステルス火の玉にグリーンボールが追加 参考:ZEPHYR1100/ZEPHYR750/ZEPHYRχ 2024年9月時点では、キャンディトーンレッドの設定のみだったが、2024年12月にはメタリックデ[…]
ピンストライプを初ラインナップ、火の玉パターンはバリエーションカラー拡充 カワサキモータースジャパンは2024年モデルの「Z900RS」を発表した。2017年暮れの発売後、2018年~2022年の大型[…]
1位:カワサキの2ストが復活確定!! カワサキUSAがXで『We Heard You. #2Stroke #GoodTimes #Kawasaki』なるポストを短い動画とともに投稿したことを報じた。動[…]
人気記事ランキング(全体)
いざという時に役に立つ小ネタ「結束バンドの外し方」 こんにちは! DIY道楽テツです。今回はすっごい「小ネタ」ですが、知っていれば間違いなくアナタの人生で救いをもたらす(大げさ?)な豆知識でございます[…]
V3の全開サウンドを鈴鹿で聞きたいっ! ここ数年で最も興奮した。少なくともヤングマシン編集部はそうだった。ホンダが昨秋のミラノショーで発表した「電動過給機付きV型3気筒エンジン」である。 V3だけでも[…]
1978 ホンダCBX 誕生の背景 多気筒化によるエンジンの高出力化は、1960年代の世界GPでホンダが実証していた。多気筒化によりエンジンストロークをショートストトークにでき、さらに1気筒当たりの動[…]
ファイナルエディションは初代風カラーでSP=白×赤、STD=黒を展開 「新しい時代にふさわしいホンダのロードスポーツ」を具現化し、本当に自分たちが乗りたいバイクをつくる――。そんな思いから発足した「プ[…]
ガソリン価格が過去最高値に迫るのに補助金は…… ガソリン代の高騰が止まりません。 全国平均ガソリン価格が1Lあたり170円以上になった場合に、1Lあたり5円を上限にして燃料元売り業者に補助金が支給され[…]
最新の投稿記事(全体)
オートレース宇部 Racing Teamの2025参戦体制 2月19日(水)、東京都のお台場にあるBMW Tokyo Bayにて、James Racing株式会社(本社:山口県宇部市/代表取締役社長:[…]
Schwabing(シュヴァービング)ジャケット クラシックなフォルムと先進的なデザインを合わせた、Heritageスタイルのジャケットです。袖にはインパクトのある伝統的なツインストライプ。肩と肘には[…]
新レプリカヘルメット「アライRX-7X NAKASUGA 4」が発売! 今シーズンもヤマハファクトリーから全日本ロードレース最高峰・JSBクラスより参戦し、通算12回の年間チャンピオンを獲得している絶[…]
小椋&チャントラの若手が昇格したアライヘルメット まずは国内メーカーということで、アライヘルメットから。 KTM陣営に加入、スズキ、ヤマハ、アプリリアに続く異なる4メーカーでの勝利を目指すマー[…]
王道ネイキッドは相変わらず人気! スズキにも参入を熱望したい 共通の775cc並列2気筒を用い、ストリートファイターのGSX-8S、フルカウルのGSX-8R、アドベンチャーのVストローム800系を展開[…]
- 1
- 2