南海部品から発売された新型ヒップバッグを試してみた。容量は約7Lと大きめで、ペットボトル用のポケットやコインホルダー、ホールディングコードなど機能満載。スマートに日帰りツーリングしたい人は要チェックだ。
●文:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:長谷川徹 ●外部リンク:南海部品
[◯] 使って分かる便利機能。サポート感も文句なし
このヒップバッグは約7Lと大容量なので、荷重を分散するためにウエストベルトが幅広なうえ、体との接触面にはメッシュ&クッション材を使用。腰に巻き付けたり、斜め掛けでのフィット感は良好であり、基本設計の優秀さを実感する。付け加えると、リュックタイプのベルトやショルダーベルトまで付属する。
実際に使ってみて、特に感心したのはポケットの多さと、それらがきちんと機能することだ。例えば本体左右にあるペットボトル用のポケット。単に入るだけでなく、その上からホールドするためのベルトが付いているので、体を大きく動かしてもボトルが無駄に揺れないのだ。上面のホールディングコードはグローブなどを一時的に留めておくのに重宝するし、前面のフラップは脱いだインナージャケットを運ぶときに役に立った。コインホルダーは、地方の有料道路を利用する際には必須と言えるものであり、またカラビナはキーをぶらさげておくのに便利だ。
単に荷物を運ぶだけではなく、すぐに使いたいものを取り出せるなど利便性にまで注力したヒップバッグであり、スマートにツーリングしたい人にはピッタリなアイテムだ。
[△] 気になる点は特になし。レインカバーも付属
ライダーが使うヒップバッグとしてよく考えられており、機能的な不満点は特になし。生地は丈夫そうなので、末長く愛用できるだろう。
[こんな人におすすめ] ヒップバッグの秘めた可能性を最大限に伸ばす
荷物は全てバイクに積載し、ライダーは身軽であるべきと考える私にとって、久しぶりに試用したヒップバッグの便利さと、この製品の使い勝手に感心しきり。メイン室はレインスーツが入るほどに大きく、日帰りツーリングに十分対応。
ライディングモードホルスターバッグ BA509
ヒップバッグと同時にデビューしたホルスターバッグ。長財布を入れるのにちょうどいいサイズ感で、こちらもポケット多数で使い勝手良し。
※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
タイや欧州、北米で先行発表済みのW230とメグロS1 カワサキモータースジャパンは、新型モデル「W230」と「メグロS1」をタイ、欧州、北米に続き日本でも2024年11月下旬に発売すると発表。これと併[…]
先代譲りの緻密さは最新電脳で究極化?! 旧CB400はハイパーVTECやABSこそあったものの、従来型(NC42)の登場は2007年だけに、近年の最新電脳デバイスは皆無だった。しかし新型CB400は電[…]
1441cc、自然吸気のモンスターは北米で健在! かつてZZ-R1100とCBR1100XXの対決を軸に発展し、ハヤブサやニンジャZX-12Rの登場からのちにメガスポーツと呼ばれたカテゴリーがある。現[…]
エンジンもシャーシも一気に時代が進む 第1回の記事では、新型CB400がトータルバランス路線を取り、77psを発揮するカワサキZX-4Rのような高性能路線には踏み込まない…という情報に対し、プロは「バ[…]
水冷GVシリーズのGV125S/GV300Sに加え、250モデル×3機種を追加 ヒョースンモータージャパンは、新型水冷250cc・V型2気筒エンジンを搭載したクルーザーモデル「GV250」シリーズ3機[…]
最新の記事
- ホンダが電動トライアルバイク「RTLエレクトリック」で全日本トライアル参戦! ライダーは元世界チャンピオンの藤波貴久
- 独尊の水冷V型2気筒クルーザーに待望の250が登場! ヒョースン「GV250」シリーズ3機種を一挙発売
- ヤマハの新型モデル「YZF-R9」日本発売は2025年春以降! ウイングレット装備の3気筒スーパースポーツ
- 【正式発表間近】カワサキが「W230/メグロS1」「KLX230/S/SM」の発売時期を明らかに!
- 【SCOOP特別編】ホンダ新型CB400は…こうなる!! プロがその姿を大胆予想〈③装備&デザイン編〉
- 1
- 2