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20年のグランプリキャリアに終止符

アンドレア・ドヴィツィオーゾがサンマリノGPを最後に引退すると発表、残りのシーズンはクラッチローが代走

Andrea Dovizioso, Dutch MotoGP race, 26 June 2022

ヤマハは、来たるサンマリノGPを最後にアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手がグランプリを引退すると発表した。

ドヴィツィオーゾ選手とヤマハは、2012年にサテライトチームであるテック3ヤマハでシーズンをともにし、サテライト勢で最高位となるランキング4位を獲得。2013年からはドゥカティのファクトリーチームに移籍したが、2020年をもって契約を終了し、2021年9月のサンマリノGP(同選手のホームGP)からペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームに合流した。

2022年は WithU Yamaha RNF MotoGP Team からフル参戦をはじめ、ファクトリー仕様のYZR-M1を走らせたものの成績は低迷。ヤマハファクトリーのファビオ・クアルタラロ選手を除いてマシンをうまく機能させられない状況のなか、シーズン半ばにして自身のキャリアを終了することを選んだ形だ。

なお、WithU Yamaha RNF MotoGP Team の2022年シーズン残り6レースは、ヤマハのテストライダーを務めるカル・クラッチロー選手が代替ライダーを務めることになるという。

リン・ジャービス氏(ヤマハモーターレーシング マネージングダイレクター)

LIN JARVIS〈MANAGING DIRECTOR, YAMAHA MOTOR RACING〉

LIN JARVIS〈MANAGING DIRECTOR, YAMAHA MOTOR RACING〉 [写真タップで拡大]

「私たちは、アンドレアが予想よりも早くこのスポーツを離れることを悲しんでいます。彼はMotoGPのビッグネームであり、パドックで惜しまれる存在です。

昨年、フランコ・モルビデリ選手がヤマハファクトリーチームに移籍し、2021年シーズンの残りの期間に代わりとなるライダーが必要になった際、私たちは非常に幸運でした。アンドレアの優れた専門知識、経験、そして整然とした性質は、ヤマハとRNFチームにとって非常に興味深いものであり、プロジェクトは2022年シーズン全体を含むように修正されました。

残念ながら、アンドレアはYZR-M1から最大限のポテンシャルを引き出すことに苦労しており、結果がすぐに出ていません。アンドレアがフラストレーションを感じたのは当然です。このサマーブレイク中に、彼はレースが終わる前のシーズン途中に引退したいという願いを私たちに伝えました。

話し合いの結果、アンドレアがミサノでの最後のレースを彼のホームGPで走ることが適切であると判断しました。当然、ヤマハは今後3レースにわたって『ドヴィ』に全面的なサポートを提供し続けます。彼の最後の3レースをともに楽しもうと思います。ミサノでは、グランプリにおける彼の輝かしいキャリアを祝福します」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ選手(WITHU YAMAHA RNF MOTOGP RIDER)

ANDREA DOVIZIOSO〈WITHU YAMAHA RNF MOTOGP RIDER〉

ANDREA DOVIZIOSO〈WITHU YAMAHA RNF MOTOGP RIDER〉 [写真タップで拡大]

「リン・ジャービス氏の言葉に感謝します。 2012年、MotoGPでのヤマハとの経験は私にとって非常にポジティブなものでした。それ以来、遅かれ早かれヤマハと正式な契約を結びたいとずっと思っていました。その機会は、実際には2021年にやや大胆な方法で現れました。このプロジェクトがうまくいく可能性を強く信じていたので、試してみることにしました。

残念ながら、近年のMotoGPは大きく変化し、状況は大きく異なってきています。バイクに慣れることができず、ヤマハとチームからの貴重かつ継続的な支援にもかかわらず、マシンの可能性を最大限に引き出すことができませんでした。

結果はネガティブなものでしたが、それ以上に私は、これを今でも非常に重要な人生経験だと考えています。多くの困難があるとき、状況と感情をうまく管理する能力が必要です。私たちは望ましい目標に到達しませんでしたが、ヤマハの技術者やチームの技術者との協議は、彼らにとっても私にとっても常に前向きで建設的でした。我々の関係は最も重要な瞬間でも忠実であり、興味深いものでした。これはめったにあることではありません。

これら全てとヤマハ、RNF Racing Team、WithU、およびプロジェクトに関与した他のスポンサーのサポートに感謝しています。私たちが望んでいたようには進みませんでしたが、試してみることは正しかったです。私の冒険はミサノで終わりますが、この挑戦​​に関わった全ての方々とのご縁はこれからもずっと続くでしょう」


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