ディープで楽しいハーレーライフを満喫するには、頼りになるショップの力が欠かせない。ここではハーレー専門誌『ウィズハーレー』が、鉄馬との生活を強力にバックアップしてくれるプロショップを紹介。今回はボディコーティングの専門店・プロテックス(神奈川県)だ。
●文/写真:ウィズハーレー編集部(森下光紹) ●外部リンク:プロテックス
創業25年を迎えて、さらなる進化を遂げたボディコーティング
美しい車体を長年キープする最適な方法として今や定着しつつあるボディコーティング。以前はクルマのボディに施す方法として徐々に浸透し、現在は市販の商品でもワックスに変わってその効果を最大に発揮している時代と言えるだろう。
プロテックスの鈴木義彦代表はこの道25年のベテランであり、初期の樹脂系ポリマーの時代から、ガラスコーティングへと移行する現代に至るまで、クルマだけではなく、バイクの外装にも着手してきた人である。
この店は令和3年で創業25年を迎え、またさらに進化を遂げていた。それはファクトリーの増設である。プロテックスでは、ショップやカーディーラーから仕事を請け負う、クルマ施工中心の鎌倉ファクトリーと、個人の所有車/バイク/自転車等の施工を施す藤沢ファクトリーの拠点があるのだが、今回は藤沢ファクトリーを増築。そこに導入したのは、アンデックス製の遠赤外線システムだった。
「ガラスコーティング剤で施工した後に、専用の新作コーティング剤で高温乾燥させるのです。すると、より深みのある光沢と耐久性も上がるので、新しいファクトリーに導入しました」
遠赤外線システムはボディーの表面温度を60度にキープできるように設定されていて、一定の時間で自動オフするようになっているという。その後は室温を徐々に下げてコーティングを落ち着かせると、極めて艶が深く、高耐久性の外装が仕上がる。膜面の強度は従来の5〜6倍というから、施工後、普段の洗車や日常的なメンテナンスが圧倒的に楽になり、汚れ自体も付着しにくい状態になるという。
この新しいファクトリーは、従来のショップの隣りに新築された。その姿は、ショップというよりも、センスの良いプライベートガレージのようだ。実際、新しいコーティングブースの横には、鈴木さんの愛車であるスリーホイラーのモーガンが置かれていて、互いの空間は大きなガラスで仕切られる。つまり、このガレージから、ファクトリー全体と自分の愛車を眺めることができるのだ。
ガレージの2階は、完全にプライベートルームになっていて一般客は入ることができないのだが、その全体のコーディネートから、プロショップとしてのセンスを感じることができるだろう。1階のガレージにはテーブルと椅子もセットされており、ゆったり寛ぐことも可能だ。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
GWMサビーヌジャケット:オシャレで機能的なツーリングウェアコーデ! 1978年から開催されたパリ・ダカールラリーの創始者、ティエリー・サビーヌの名からとった「GWMサビーヌジャケット」。パリダカに日[…]
パンアメリカ装着「スコーチャーアドベンチャー」:アドベンチャーモデルに求められるオールマイティな性能 アドベンチャーモデルの魅力は、幅広い使い勝手。高速クルージングが快適で、ワインディングも苦にしない[…]
バイク経験ゼロからソフテイルオーナーに 「昔からバイクと言えばハーレー、という漠然とした印象はありました。バイクに興味を抱くきっかけとなったのもハーレーでした。ただ、本当に自分に乗れるのかしら? とも[…]
いい意味で予想を裏切られた(ZAK柴崎)/消費者感覚で見て、いいバイクだ(河内山智) 青木:実車を初めて見てどう感じたか、おふたりの第一印象を聞かせてください。 サンダンスZAK柴崎(以下、ZAK):[…]
ロングライドもパンアメリカならノーストレス (前編より続く) 岡谷JCTで長野自動車道に入り、松本インターで高速道路を降りたが、余裕のクルージングでまだまだ物足りないほど。このまま高速道路で北上し、糸[…]
最新の記事
- 2025年「56レーシング」チーム体制発表! 13歳の富樫虎太郎は全日本J-GP3フル参戦、新たに9歳の木村隆之介も加入
- Wチャンピオンを手土産に世界に再挑戦!【國井勇輝インタビュー】
- 「いつから、いくら下がる?」ついにガソリンの暫定税率廃止へ! 新原付の地方税額も決着……〈多事走論〉from Nom
- 【2024年12月版】シート高780mm以下の400ccバイク10選! 地面に足が着くのはやっぱり安心
- 「これを待ってた」ホンダ新型CB400フルカウル「CBR400RR/CBR400R FOUR」スクープまとめ「かっけー!」
- 1
- 2