ジャンニファルコ ジャッカルWTRツーリングブーツ試用インプレッション【優秀な操作性の防水ブーツ】

ジャンニファルコ ジャッカルWTRツーリングブーツGF907

南海部品が取り扱うイタリアのフットウエアブランド・ジャンニファルコのライディングシューズ「ジャッカルWTRツーリングブーツ」を試した。スーパースポーツにも似合うスマートなスタイリングで、透湿防水素材ハイテックスを採用。安全基準条件を満たしたことを示すCEマークも付いている。

●まとめ:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:松井慎 ●外部リンク:南海部品

[◯] カチッとした操作感はレーシングブーツ並み

ジャンニファルコのライディングシューズを試した。本国では同じデザインで通気性を確保したモデルもあるが、南海部品が扱うのは透湿防水モデルだ。シューレース+ベルクロベルトというこのジャンルでは一般的な構成で、アッパーにはマイクロシンセという人工皮革を使用している。くるぶしのプロテクターにはD3Oを用いるなど、安全性に関して一切妥協がないと感じる。

ジャンニファルコ ジャッカルWTRツーリングブーツGF907

【ジャンニファルコ ジャッカルWTRツーリングブーツGF907】シューレースは反射材入りで、防水仕様のためアッパーとタンは一体化されている。イタリアンブランドだけにややタイトな作りだ。カラーバリエーションは写真のオールブラックのほか、黒をベースにラバーパーツをフルーオ(蛍光イエロー)としたものも用意。●サイズ:25~28cm(0.5cm刻み) ●色:黒 黒×黄色 ●価格:2万2000円 [写真タップで拡大]

履き心地は、つま先の上下方向が狭いというか空間があまりなく、くるぶしから下のフィット感はタイトだ。加えて、つま先にはポリウレタンの芯材が挿入されているためつぶれにくく、アウトソールの剛性も高いため、総じてシフトアップ時のフィーリングはレーシングブーツに限りなく近い。スーパースポーツなどスポーティーなオンロードモデルに乗っているライダーには、この操作感は好まれるに違いない。なお、ソールが薄くて硬いため歩行時のクッション性は低いが、アキレス腱が干渉しにくいカットにより意外と歩きやすかった。

防水性については、小雨の中を30分程度しか試せなかったが、特に浸水は確認できず。蒸れ感は同ジャンルの中では少なく、使われている透湿防水素材の優秀さを実感した。

 ジャンニファルコ ジャッカルWTRツーリングブーツGF907|素材

【最新素材で浸水をシャットアウト】アッパーにはしなやかな人工皮革・マイクロシンセを採用。パンチングホールが開いているが、その下には高性能な透湿防水素材・ハイテックスブーティーが挿入されており、蒸れを抑えつつ雨水の浸入を防止する。 [写真タップで拡大]

ジャンニファルコ ジャッカルWTRツーリングブーツGF907|つま先

シフトペダルが干渉する部分のスマートな意匠はさすがイタリア。内部にはポリウレタンの芯材が挿入されており、シフトアップ時のつぶれを軽減することで操作感をアップ。 [写真タップで拡大]

ジャンニファルコ ジャッカルWTRツーリングブーツGF907|D3O

【D3Oプロテクターでくるぶし保護】衝撃の強さに応じて分子の結束が変化する知的衝撃吸収材、イギリス生まれのD3Oをプロテクターとしてくるぶしに挿入。アクシデント時に足首を保護する。 [写真タップで拡大]

ジャンニファルコ ジャッカルWTRツーリングブーツGF907|かかと

夜間走行時の被視認性を確保するために、後部には反射パネルをレイアウト。かかとにはヒールカップスタビライザーを採用するなど、スマートなだけでなく安全性にも配慮。 [写真タップで拡大]

ジャンニファルコ ジャッカルWTRツーリングブーツGF907|ソール

【アウトソールはフラットな形状だ】アウトソールはかかとの段差が少ないタイプで、これはレーシングブーツに多い。ステップバーに対して足を置く位置の制約が少ないのが特徴だ。CEのEN13634をクリアしているなど乗車用ブーツとしての安全性を担保。 [写真タップで拡大]

[△] 足型はやはりタイトだ。試着することを勧める

イタリアンブランドに共通するのだが、やはりタイトなので試着を推奨。大きめサイズもお試しあれ。

[こんな人におすすめ] 真摯な設計からこのブランドの技術力が伝わる

ジャンニファルコのシューズはこれまでに何種類かを試してきたが、どれもライディング用として真摯に作られていると感じる。今回テストしたこのシューズも例に漏れず、防水性がマストというライダーにはぜひ試してほしい。


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