
新興バイクメーカー・クライトンモーターサイクル(Crighton Motorcycle)が、ロータリーエンジンを搭載した新型バイク「CR700W」を発表しました。
開発を手がける同社は、英国の老舗オートバイメーカー・ノートンモーターサイクルに勤めていたブライアン・クライトン氏が設立した新興メーカーで、そのフラッグシップとなるのがロータリーエンジンを搭載した「CR700W」です。
ロータリーエンジンは、シリンダーとピストンで構築された”気筒”ではなく、楕円形のスペースをおにぎり型のローターが回転することで、燃焼サイクルを実現した特殊なエンジン。日本では自動車メーカー・マツダの代名詞的な存在である「RX-7」などに搭載されたエンジンとして知られています。
CR700Wに搭載されるロータリーエンジンは2ローター型で、最高出力は223馬力。シャーシはアルミニウム合金製で、車両の乾燥重量も129.5キロと非常に軽量。重量のうちエンジンが占める重さは24キロで、6速トランスミッションなどのパワートレイン全体でもわずか43キロとのこと。
CR700Wは限定25台という少数生産で、価格は8万5000ポンド(約1298万円)です。

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※画像はすべてクライトンWEBサイトより。
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