今やドラレコは前後がマスト

エンデュランス ツインカメラ ドライブレコーダー試用インプレ【前後の映像を同時録画】

あおり運転や事故などいざというときの備えとしても、ツーリング時の記録としても活用できるドライブレコーダー。エンデュランスから登場したこのモデルは、2個のカメラとGセンサーを持ち、LED信号にも対応した本格派。手元スイッチやモニターを備えており、使い勝手も優秀と言えるだろう。


●まとめ:大屋雄一 ●写真:山内潤也 ●取材協力:エンデュランスガレージアトラクティブ ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

このドラレコ、前後の状況を録画するためツインカメラがφ23×36mmと非常に小さい。しかも、手のひらサイズの本体にはモニター画面があり、画角をその場で確認できるのがうれしい。フレームレートは全国のLED信号機に対応したもので、もちろん白飛びや黒つぶれを軽減するWDR機能も搭載しているのだ。

テストでは分かりやすい位置にカメラを装着したが、これだけ小さければそれと気付かれないように取り付けることは容易だろう。車両のイグニッションキーをオンにすると自動的に録画を開始するので、面倒な操作は一切なし。また、キーをオフにしてから約5秒間録画を継続する遅延録画機能を備えるなど、ドラレコとしての基本性能は実に高い。

録画された映像は、明暗差が大きいトンネル前後の走行でも非常にクリアで、周囲の車両のナンバーまでしっかりと認識できる。何よりうれしいのは、手元スイッチで録画を任意にオン/オフできるほか、インジケーターによって本体の作動状態が把握できること。録れているかどうかという不安がないだけでも、走りに集中することができるだろう。

【エンデュランス ツインカメラドライブレコーダー】カメラと手元スイッチはIP66相当、本体はIP65相当(ラバーキャップ装着時)の防水・防塵性を有する。 ●カメラサイズ:Φ23×36mm ●モニターサイズ:100×55×22mm ●撮像素子:200万画素 ●撮影画素数:フルHD1920×1080 ●フレームレート:27.5fps ●録画時間:最大800分 ●価格:2万9920円

【シート下&水平に設置。これでデータを守る!】本体は手のひらサイズの100×55×22mm。Gセンサーの感度に影響するので、本体は寝かせて設置すること。ETC車載器との距離も空ける。

記録媒体はマイクロSD。各種設定変更は本体のボタンで。マイクは本体に内蔵。

キーオンで録画開始となるが、手元スイッチで任意にオンオフも可。インジケーターあり。

【ナンバーまでくっきり】記録画素はフルHDのみだが、解像度は3段階から選択可能。画角は120°なので隣の車線までしっかりカバー。さらにWDR機能を搭載しているのでトンネル内でも映像は非常にクリア。

[△]せっかくのモニターがシート下で見られない

アクシデント時にデータを守るため本体はシート下に装着するのが基本なのだが、モニターをすぐに確認できないのは少々残念な気も。とはいえ、それ以外は特に不満なし。

[こんな人におすすめ]今やドラレコは前後がマスト。これはオススメ

昨今のドラレコの活躍ぶりを見るにつけ、やはりカメラは前後にあることがマストだなと思わされる。エンデュランスの製品は内蔵バッテリーも搭載しており(録画可能時間は記載なし)、二輪用としてはかなり優秀な製品だろう。

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