PCX150ベースのADV150は“市販予定車”として展示される
【動画あり】ホンダ[ADV150]話題沸騰のアドベンチャースクーターが日本発売決定! 東京モーターショーで初公開
- ヤングマシン(ヨ)
ホンダがインドネシアで先行発表し、日本でも「欲しい!」という声が大きかった都市型オートマチック・アドベンチャー、ADV150が“市販予定車”として東京モーターショーで日本初公開される。前後ディスクブレーキの採用など、足まわりも充実しているぞ!
エンジンと車体はPCX150がベース、足まわりは強化される
2019年7月にインドネシアで先行発表されたホンダADV150は、イタリアでヤマハTMAXを上回る人気を獲得し日本でもコアなファンに支持されているX-ADV(745ccのオートマチック・アドベンチャー)を兄貴分に持つ都市型アドベンチャースクーターだ。スマートなスタイリングで好評なPCX150をベース車両としながら、ワイルドなスタイリングや強化された足まわり、調整機構付きウインドスクリーンなどの豪華装備を誇っている。
そんなADV150が東京モーターショーで“市販予定モデル”として日本初公開となる。市街地ではアクティブに、郊外の荒れた路面でもタフな走りを実現するために、ベースモデルのPCX150からサスペンション、タイヤ、ライディングポジションに至るまで手を入れられている。2段階可変スクリーンやスマートキーなどにより日常の使い勝手や快適性も良好。この排気量帯のスクーターとしては、かなり趣味性に振った、SUV的なライフスタイルを想定しているようだ。
気になるのは発売時期だが、ヤングマシンでは年内の正式発表、春頃までに発売されるのではと睨んでいる。その頃にCT125の市販モデルが発表されたとしたら……。110~150ccクラスの熱さは、一過性のブームでは終わりそうもない!
HONDA ADV150 市販予定車[2020年モデル]スタイリング
ベースモデルのPCX150とスペックも比較してみた。ワイルドかつボリューム感のあるデザイン、走破性を高めた足まわり設定により、車格はワンクラス上といっても過言ではないだろう。
HONDA ADV150 市販予定車[2020年モデル]ディテール詳細
市販予定車というだけあって、灯火類などもすべて可動する状態。ただしホンダから日本仕様に関する詳細は発表されていないため、解説に出てくる数値等はすべてインドネシア仕様のものとなっている。
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