第47回マシン・オブ・ザ・イヤー2019

劇中のカラーリングやディテールを再現

「天気の子」スペシャルスーパーカブが10/7まで公開!

  • 2019/9/26

2019年9月25日~10月7日まで、松屋銀座8階のイベントスクエアで「天気の子」展が開催。2016年に「君の名は。」で約2000万人を動員した大ヒットに続く新海誠監督「天気の子」に登場したスーパーカブ110も、ホンダものづくりセンターの手で再現され初公開された。

特別に開発したピンクのボディカラーを纏う

7月19日に公開され、観客動員980万人、興行収入130億円を突破する大ヒットを記録している新海誠監督の最新作「天気の子」。主人公の高校生・森嶋帆高が家出して転がり込んだ編集プロダクションで働く女子大生・夏美の愛車がこのスーパーカブ110となる。ホンダの販売するラインナップにはないピンクのカラーリングが施された架空のモデルだが、劇中で夏美が走り回るシーンを観て感動したというホンダマガジン(ホンダの顧客向けフリーマガジン)が企画して実際に再現されることになった。提供はホンダモーターサイクルジャパン、製作はものづくりセンター(元二輪R&Dセンター)という製品と同じ開発体制が採られ、ピンクのボディカラーは今回の展示のために特別に開発されたという本気ぶりがスゴイ。

【「天気の子」スペシャルスーパーカブ ホンダマガジン企画/ホンダモーターサイクルジャパン提供/ものづくりセンター製作】ベース車はスーパーカブ110・60周年アニバーサリーモデル(26万5000円+税)と公表されている。

「天気の子」展入り口の特報で夏美のスーパーカブ110が疾走するシーンを観ることができる。ヘッドライトの形状などから2018年にモデルチェンジした最新型がベースということが分かる。©2019年「天気の子」製作委員会 「天気の子」展 9/25~10/7 松屋銀座8階イベントスクエア

同特報より、ピンクナンバーということでスーパーカブ110と判明。タンデムステップを装備し、二人乗りができることもストーリー上重要な要素だ。©2019年「天気の子」製作委員会 「天気の子」展 9/25~10/7 松屋銀座8階イベントスクエア

ナンバープレートも劇中にあわせた模擬を製作と手が込んでいるが、さすがに劇中の世田谷区は架空の天気区に変更。三角マークも法規上欠かせないものだ。

【NATSUMI PINK塗装色検討】過去の採用色のカラー見本などと劇中の夏美のスーパーカブ110のイラストを並べてマッチする色を検討している。

【塗装部品組付状況確認】実際に塗りあがったパーツを車体に装着してNATSUMI PINKの再現性を検証。

【塗装色確認】開発した色見本と実際のパーツの色が一致しているかを太陽光の下で確認。この「天気の子」スペシャルスーパーカブは世界で一台のみ。市販予定はない。

「天気の子」展では制作資料を400点以上展示

世界的に注目されるアニメ監督・新海誠監督「天気の子」のヒットを受けて、松屋銀座では同作の貴重な資料を公開する「天気の子」展を開催。絵コンテ、設定、作画、美術背景をはじめとした制作資料を400点以上展示し、作品の舞台裏まで楽しめるものとなっている。また、物語の鍵となる天気についても、日本気象協会協力のもと気象現象を再現する装置を設置するなど、学びながら作品世界を体験できるようにしている。

他にもTシャツや傘、ストラップなどのオリジナルグッズ販売をはじめ、松屋銀座8階の「MGカフェ」と屋上の「美しくなるビアガーデン」ではそれぞれ6種類の「天気の子」コラボメニューを展開。ファンには大満足の内容となっている。

9月25日に実施されたオープニングイベントには、帆高役の醍醐虎汰朗さん(中央)と陽菜役の森七菜さん(右)が「天気の子」展の見どころ語った。また、気象予報士・齊藤愛子さん(左)は専門家の観点から同作の魅力を解説してくれた。

会期:2019年9月25日(水)~10月7日(月)会期中無休
時間:10時~20時 ※9/28、29、30は20時半、最終日は17時閉場、入場は閉場の30分前まで
入場料:一般1200円、高校生1200円、中学生700円、小学生500円
問い合わせ:松屋銀座03-3567-1211(大代表)
©2019年「天気の子」製作委員会 「天気の子」展

取材協力:ホンダモーターサイクルジャパン

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いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)