2019年9月25日~10月7日まで、松屋銀座8階のイベントスクエアで「天気の子」展が開催。2016年に「君の名は。」で約2000万人を動員した大ヒットに続く新海誠監督「天気の子」に登場したスーパーカブ110も、ホンダものづくりセンターの手で再現され初公開された。
特別に開発したピンクのボディカラーを纏う
7月19日に公開され、観客動員980万人、興行収入130億円を突破する大ヒットを記録している新海誠監督の最新作「天気の子」。主人公の高校生・森嶋帆高が家出して転がり込んだ編集プロダクションで働く女子大生・夏美の愛車がこのスーパーカブ110となる。ホンダの販売するラインナップにはないピンクのカラーリングが施された架空のモデルだが、劇中で夏美が走り回るシーンを観て感動したというホンダマガジン(ホンダの顧客向けフリーマガジン)が企画して実際に再現されることになった。提供はホンダモーターサイクルジャパン、製作はものづくりセンター(元二輪R&Dセンター)という製品と同じ開発体制が採られ、ピンクのボディカラーは今回の展示のために特別に開発されたという本気ぶりがスゴイ。
「天気の子」展では制作資料を400点以上展示
世界的に注目されるアニメ監督・新海誠監督「天気の子」のヒットを受けて、松屋銀座では同作の貴重な資料を公開する「天気の子」展を開催。絵コンテ、設定、作画、美術背景をはじめとした制作資料を400点以上展示し、作品の舞台裏まで楽しめるものとなっている。また、物語の鍵となる天気についても、日本気象協会協力のもと気象現象を再現する装置を設置するなど、学びながら作品世界を体験できるようにしている。
他にもTシャツや傘、ストラップなどのオリジナルグッズ販売をはじめ、松屋銀座8階の「MGカフェ」と屋上の「美しくなるビアガーデン」ではそれぞれ6種類の「天気の子」コラボメニューを展開。ファンには大満足の内容となっている。
取材協力:ホンダモーターサイクルジャパン
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