第47回マシン・オブ・ザ・イヤー2019

決勝4位と奮闘するも王座は#11 Team SRC KAWASAKI France へ

【鈴鹿8耐】#1 F.C.C. TSR Honda Franceは連覇を逃したものの、視線は早くも9月のボルドール24時間へ

  • 2019/7/29

ホンダ、ヤマハ、カワサキのメーカーチームがファクトリー体制で臨んで来る中、#1 F.C.C.TSR Honda Franceは世界耐久選手権シリーズの連覇をかけて鈴鹿8耐に挑んだ。それまでのランキングトップである#11 Team SRC KAWASAKI Franceとは23ポイント差の3位。ひっくり返すのは難しいポイント差だったが、#1 F.C.C.TSR Honda Franceは最後までペースを緩めることはなかった。

決勝順位は4位、シリーズ最終ランキングは2位

土曜日は台風の影響でトップ10トライアルおよび計時予選が中止となったことから、#1 F.C.C.TSR Honda Franceの決勝スターティンググリッドは7番目。トップ10トライアルでトップ5に入ればボーナスポイントが獲得できる可能性があったため、逆転はさらに厳しい状況となった。決勝レース序盤はトップ集団に食らいつき、徐々にワークス勢に離されていったものの、プライベーター勢トップのハイペースで周回を続ける。そして最後の数分でドラマチックな展開となった結果、一度は3位の暫定表彰となったがのちに覆り、4位という結果に。これにより、#1 F.C.C.TSR Honda Franceは28.5ポイントを獲得し、ノーポイントとなった#2 SERTを逆転してランキング2位となった。

一時はワークス勢を従えて走る場面も。

最後の最後でのタイトル争いをするライバルチームの転倒、レースで見事な走りを披露したレースリーダー(ジョナサン・レイ選手)の悲劇的な転倒、そして赤旗提示でレースが終了し、チェッカーが振られた鈴鹿8耐。「レースは人生だ」を地でいく2018-19の鈴鹿8耐も終了し、いよいよ2019/2020EWC新シーズンが始まる。

【コメント】藤井正和総監督

『この鈴鹿8耐では、レースだけじゃなく日本に戻ってからのイベントで出会ったファンも含めて、本当に大勢のファンの力を感じた。その中でチャンピオン2連覇を狙ったけど、適わなかった。レースについて言えば、最後は何周の差を付けたか、付けられたか分からなくなったが、シーズンを通して考えてみると、運がなかったかなと。でもいつも言うけど、これもレースなんだ。人生と一緒、もう1回やり直し、来季また仕切り直して挑みますよ。すでに2019-20シーズンは始まっていて、今季最初の段階でスケジュールも把握して準備を進めている。会社の別働隊による9月のボルドール向けの機材出荷は明日始まり、待った無し。セパン(マレーシア)もすでに体制を整えている。これは非常に重要なレースで、このセパンで勝って最初のアジアチャンピオンになろうと思っているね』

※F.C.C.TSR Honda Franceのリリースより

【コメント】ジョシュ・フック選手

「まず初めに、大きな声援をいただいたファンの皆さんにお礼を言いたいです。そして、Hondaのモータースポーツに関わる全員にも感謝しています。こんなにレベルの高い戦いに起用してもらえて、本当にありがたいと思っています。来年はもっと強くなってここへ戻り、もう一度タイトルを勝ち取りたいと思います」

【コメント】フレディ・フォレイ選手

「Honda Racing60周年という記念すべき年に、Hondaのライダーとして走れたことを光栄に思います。たいへんなレースでしたが、全力を尽くしました。100%の力を出し尽くしたので、後悔はありません。ライバルチームは強かったのですが、どうしたらその差を詰められるかは学ぶことができました。チャンピオンシップ2位という結果は残念ですが、次のシーズンでタイトルを手にするための準備に切り替えていきます」

【コメント】マイク・ディ・メリオ選手

「皆さんの応援、本当にありがとうございました。すばらしいマシンを用意してくれたことにも感謝しています。マシンはとてもよくて、これで鈴鹿を走れたことで来年に向けても多くの経験を積むことができました。レースでは表彰台を目指して懸命にプッシュして、4位フィニッシュ、チャンピオンシップでは総合2位という結果を手にすることができました。日本のファンのすばらしい声援に後押しされました」

※選手コメントはホンダ公式より

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ヨ

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帰ってきたネイティブ足立区民。ヤングマシン、姉妹誌ビッグマシンで17年を過ごしたのち旅に出ていた編集部員だ。見かけほど悪い子じゃあないんだぜ。
■1974年生まれ
■愛車:MOTOGUZZI V7 SPECIAL(2012)