趣味性のある250㏄オーバーから、生活の足に便利な小型モデルまで一挙掲載。近頃は、元気のなかった250~400ccのビッグスクーターが高性能になって復活したことがトピック。コミューター系は、世界的な電動化の流れを反映し、徐々にEVが充実……と様々な波が押し寄せている。
WEBヤングマシンで全33回にわたってお送りした新車アルバムをまとめたのがこのページ。カテゴリー別に分け、さらには排気量区分によりライバル車を直接比較しやすいように各ページにまとめてある。記事があるも[…]
’00年代のビッグスクーターブームが終焉を迎えた後、排ガス規制の荒波もあり、250〜400スクーターのラインナップが激減。ただし、それは日本の話で、欧州を中心に生き残り、人気を維持していた。やがて環境規制の国際基準調和により、’17年頃からモデルチェンジした欧州車が日本でも販売可能に。こうしてビッグスクーターが充実してきたのが現状だ。
125ccクラスは、販売が落ち込む50ccに対し、相変わらず人気。50ccより交通の制限がない上にパワーがあり、維持費も安いとメリットが多い。
ヤマハ Nマックス/155:スポーティMAXの原2
TMAXが開拓したスポーツスクーターのMAXシリーズは、現在では多様な排気量のモデルをラインナップ。このNMAXは都市部に適応するコンパクトなボディが与えられている。エンジンは次世代ブルーコアを搭載。
ヤマハ マジェスティS:155cc専用設計で独自の高級感を追求
’17年のモデルチェンジだが、LEDヘッドランプやDC電源ジャックなど装備も充実。Nマックスなどは125cc版を弟分に持つが、マジェスティSは独自路線を貫く。低振動化にこだわった水冷エンジンは、15㎰の最高出力とともに優れた環境性能も実現。フロントブレーキにはウェーブ形状のφ267mmディスク、リヤにはφ245mmディスクを採用する。タイヤはグリップ性の高い専用開発品だ。リヤサスはショックを水平に寝かせたモノクロスタイプ。
熾烈化する原二~軽二輪スクーターの覇権争いにヤマハが主力機とそして投入するのがマジェスティS(155cc)とNMAX155ABS、NMAX ABS(125)の3車。2018年型新型PCX/PCX150[…]
ヤマハ シグナスX:コンパクトでキビキビ走る通勤快速
空冷単気筒を搭載し、常用回転域での優れた出力特性により発進加速と燃費性能も向上。155ccと車体を共有するマジェスティやNマックスに比べると一回りコンパクトで、都市部の通勤などで重宝する原付二種だ。’18年の11月にマイナーチェンジしたばかりで、LEDヘッドランプや導光タイプのLEDテールランプなどを採用。フルデジタルのメーターやUSB対応の12V・DCジャックなども備えている。スポーツマインドを表現したカラーリングも特徴的だ。
2018年10月4日、ヤマハが124㏄の原付二種スクーターのCYGNUS-X(シグナス-X)の2019年モデルを発表した。フェイスリフトを実施してイメージを一新している。 メーターもフルデジタルに 2[…]
ヤマハ ビーウィズ125:オフロードスクーターの元祖!
スクーターにオフロードスタイルを持ち込んだBW’s。当初は50ccのみだったが現在は125ccへと大型化した。クロスオーバーブームがくるずっと前から根強い人気を誇っており、太目のタイヤが存在感をアピールする。
スズキ スウィッシュ/リミテッド:R1000顔の使えるヤツ
GSX-Rシリーズを彷彿とさせる1眼ヘッドライトに、MotoGPゆずりのトリトンブルーメタリックを組み合わせたコンパクトな原付二種。高い燃費性能のSEPエンジンに足まわりは10インチホイールを装着する。
ホンダ リード125:普段使いに機能性をプラス
力強い走りと燃費性能を追求したエンジン「eSP」を搭載し、アイドリングストップやコンビブレーキといった装備も充実。大容量37ℓのラゲッジボックスやLEDヘッドライト、フロントインナーボックスなとも備えている。
ヤマハ アクシスZ:ヤマハスクーターの燃費最高峰
125ccならではの余裕の走りと、乗り心地や経済性、快適性などあらゆる面を追求。車格もひと際コンパクトだが、それでもシート下トランクは37.5Lの容量を確保している。折り畳みタンデムステップの装備もうれしい。
スズキ アドレス125:毎日の生活を支える
価格設定も含め、気軽に乗れることを追求。フロント12インチホイールは高い安定性をもたらし、ゆったりシートは疲れを軽減する。燃焼効率の高いSEPエンジンを搭載し、普段使いの足として活躍し続けている。
ホンダ ディオ110:50cc並みの車格で気軽に乗り出せる
軽快な走りと日常での扱いやすさ、燃費や環境性能を追求した空冷110ccエンジン「eSP」を搭載。街中での走りを快適かつアクティブに楽しむことができる。アイドリングストップやコンビブレーキも装備する。
スズキ アドレス110:14インチ採用で高い安定性を実現
20.6Lのトランクスペースなど、驚くようなスペックはなくとも各部をまじめに作り込む。前後ホイールは14インチとして安定性を確保。シート高755mmは低い部類だが、さらに形状の工夫で足着きを向上した。
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