第47回マシン・オブ・ザ・イヤー2019

レトロさ極まるデザインに最新の快適性を融合

【軽さ、静けさ、安全性が光る!】アライヘルメット ラパイド ネオの試用インプレッション

  • 2019/5/6

帽体からダクトを極力なくしたシンプルな外観。一般より引張り強度&圧縮強度が40%も高い特殊なグラスファイバーなどを用いたPB-cLc2帽体を採用する。そして、ロゴを含めリヤビューも実にクラシカル。カラーリングは、旧車を思わせる単色のほか、レトロスポーツなグラフィック系も充実。

口元の3本スリットと、ダクトのない帽体――。そんな往年のスタイルをオマージュしながら、最新の安全性能と快適さを兼ね備えたアライの新作ヘルメット、ラパイド ネオが登場。これを街中テストに持ち出し、インプレッションをお伝えしたい。

換気機能をシッカリ内蔵、外観はネオクラに最適だ

クラシカルなスタイルをオマージュしながら、最先端の機能を融合した新作がラパイドネオだ。外観は実にシンプル。口元と後部のスリットを除いて、帽体にディフューザーやダクトがない。往年のヘルメットを思わせるフォルムに、無骨な形状のチンガードと’80年代のラパイドを思わせる口元の3本スリットが相まって、実にレトロかつワルっぽい。

【Arai RAPIDE NEO】●価格:4万9680 円/5万8320 円(グラフィック) ●サイズ:54、55-56、57-58、59-60、61-62(cm) ●規格:スネル、JIS

シンプルさが機能面にも好影響を与えている。ダクトを廃した結果、手に持った際や着用感が軽い。そして突起物が少ないため、静粛性も優秀。元々アライの製品は静かだが、100km/hでも風切り音が少ないことに驚いた。走行風によるブレや圧迫感も抑えられており、安定したクルージングが可能だ。

被り心地は、頭部全体を万遍なく包み込み、上質。気になる通気性に関しても特に問題はなかった。口元のシャッターを開けると、鼻下に走行風が抜け、シールドの曇りを解消。眉上のブローシャッターによって、額まわりも涼しい。これに加え、内側のライナーの3か所(額上、頭頂部、後頭部)に排気孔を設置し、負圧で熱気を後部スリットから排出する内蔵ベンチレーションを採用。気温20度では、走行中に頭部が蒸れたり、熱がこもる感覚はなかった。

最新技術で懐古的な外観と快適性を両立した本作。旧車やネオクラ系のバイクによく似合う。これらのオーナーで、安心できるビンテージ系メットを被りたい人にぜひ勧めたい。

滑らせてかわす最先端の帽体

VAS-Vシールドによってベースの位置を下げ、衝撃をかわす滑らかな帽体を実現。シールドは、ボルト4本を外して着脱できる。

最高峰のRX-7Xらと同様、強固なレバー式ロックを搭載。グローブでも操作しやすい。

チンガード裏側にシャッターの開閉ボタンを設置。美観と機能性を両立している。

Point:アライ初の内蔵ベンチレーション

同社で初めて、帽体内のライナーにエアルートと排気孔×3を設置。リヤのスリットとノズルから熱気を排出する。内装も最新の抗菌&消臭生地を使用したフル着脱式だ。

オプションでプロシェードシステムに換装できる!

STDのポスト付きシールドは、汚れを守るティアオフシールド(別売 972円)を装着可能。オプションで外付けバイザーのプロシェードシステム(7560円)に変更でき、ピンロックシート(3024円)も装着できる。

【Arai RAPIDE NEO】ソリッドカラー ●価格:4万9680円

【Arai RAPIDE NEO】グラフィックモデル ●価格:5万8320円

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ヌマ王

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ヤングマシン編集部出身の敏腕フリーライター。特にバイクの社会&時事ネタに詳しく、20年以上にわたって特ダネを追い続けている。趣味はユーラシア大陸横断。