MotoGP eSport で初の公式ファクトリーライダー

【動画あり】ヤマハ MotoGP に第3のファクトリーライダーあらわる!!

  • 2019/5/5

モンスターエナジーヤマハ・モトGPは、eSportのチャンピオンであるロレンツォ・ダレッティとの調印により、MotoGP eSportの公式ファクトリーライダーと契約した最初のチームとなった。同チームは、トラック上でのチャンピオン獲得に加え、eSportのトップレベルの競争にチャレンジすることを目指す。

19歳のMotoGP eSport ディフェンディングチャンピオン

2019年5月2日、スペインのヘレスサーキットで、モンスターエナジーヤマハMotoGPホスピタリティは、いつにも増して活気を帯びていた。その原因は、MotoGPパドックとeSportの両方のメディアが発表会に出席したからだ。

そこでヤマハのマネージングダイレクター、リン・ジャービスが発表したのは、ロレンツォ・ダレッティ(Lorenzo Daretti)がヤマハのファクトリーライダーとして、オンラインで競っていくことだった。ダレッティは2017年と2018年のMotoGP eSportのチャンピオンであり、今年はディフェンディングチャンピオンとして戦っていく19歳の若者。ゼッケンは故マルコ・シモンチェリと同じ58番、ゲーマー名はTrastevere73で、彼のパーソナルロゴはTrast73だ。発表時にはこれをMotoGPレプリカのYZF-R1に貼り付けた。

彼が戦うゲームはMotoGP™18で、この19歳のイタリア人のアバターはモンスターエナジー、アルパインスターズ、アライヘルメット、そしてデザイナーのアルド・ドルーディ(Aldo Drudi)によって2019年仕様にカスタマイズされたライディングギア(レザースーツ、ブーツ、グローブ、ヘルメット)が組み合わされている。

MotoGP 2018をプレーするダレッティ選手。ジャービスさんも興味津々……?

さて、ルーキーのダレッティがチームにどの程度うまくフィットできているかを示すためには、まずその腕前を見せる必要がある。そこで彼は、ホスピタリティのスクリーンで自分のスキルを示すため、MotoGP 18(イタリアのマイルストーンが制作/6月6日に海外でMotoGP 19が発売予定/日本発売は現時点で未発表)で、週末に現実のレースが開催されるヘレスサーキットを周回して見せた。その模様がこちら↓である。 ※ゲームの詳細は関連記事参照

ヘレスサーキットを周回するロレンツォ・ダレッティ

2019年シーズにおけるダレッティのミッションは、eSport MotoGPのワールドタイトルを守ること、そして各開催のMotoGPラウンド前に行われる“One Lap Around the Track”のプレビュービデオにより、ファンがよりサーキットの内容を理解するための助けになることだ。

ダレッティ自身もライダー(実際にバイクに乗っている)であるため、今後はさまざまなヤマハのイベントにも登場するだろう。その最初の機会となるのは、5月のヤマハVR46マスターキャンプとなる。これは世界中から若い才能を集め、トレーニングのサポートをするというヤマハの活動のひとつとして設立されたものだ。

こちらはダレッティのアバター(この姿でオンラインに登場)

リン・ジャービスの談話

まず、ロレンツォに『ようこそ』と言いたい。これは彼にとってもヤマハにとっても特別な機会です。彼はMotoGPチームとサインを交わした最初の公式eSportライダーとなりました。eSportとMotoGPは素晴らしい未来を共有することになるでしょう。

私たちは過去2年間のMotoGP eSportチャンピオンシップの発展に注目してきました。そこでロレンツォは彼の才能とプロ意識を我々に披露し、さらに2つのワールドタイトルを獲得して見せました。そして、彼がYZF-R6のオーナーであり、実際にサーキットを走るライダーであるということも、我々が彼との契約を交わすのには大きな説得材料となりました。我々は今シーズン、彼が必要とするどんなことでもサポートを惜しまないつもりです。

タイトルのハットトリックを完遂するのは簡単なことではありません。eSportは急速に成長している分野であり、その競争は年を追うごとに激しくなってきています。でも、我々はロレンツォの能力を信頼し、彼がよいチャンピオンシップイヤーを送るのを楽しみにしています。また、彼はいくつかのMotoGPレースやヤマハのイベントに参加しますので、eSport、そしてMotoGPのファンがこの若い才能に注目してくれることを期待しています。

ロレンツォ・ダレッティ(LORENZO DARETTI)の談話

この新しいシーズンをモンスターエナジーヤマハMotoGPのオフィシャルeSportライダーとしてスタートできたことを誇りに思っています。このチームの一員になってすぐにみんなが両手を広げて歓迎してくれたことは、言葉に表せない感情をもたらしました。

自身もYZF-R6を駆るライダーということもあり、レザースーツ姿も様になっているロレンツォ・ダレッティ。

2つの世界タイトルを獲得したことにより、ライバルたちはますますプロ意識を高めて迫ってくるでしょう。これまでと同じことを繰り返す(王座を獲得する)ことは容易ではありません。しかし、私がeSportの歴史の中で最初にファクトリーチームと署名を交わしたライダーであるという事実は、私に特別な後押しとなります。このチャレンジのために、最大限の準備をしていきたいと思います。

ヤマハの初日からの信頼に感謝します。2019年のチャンピオンシップ予選、そして新たなアドベンチャーがはじまることを楽しみにしています!

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帰ってきたネイティブ足立区民。ヤングマシン、姉妹誌ビッグマシンで17年を過ごしたのち旅に出ていた編集部員だ。見かけほど悪い子じゃあないんだぜ。
■1974年生まれ
■愛車:MOTOGUZZI V7 SPECIAL(2012)