第47回マシン・オブ・ザ・イヤー2019

生まれ変わるハーレーが新規軸を投入!

輸入車バイク未来予想〈ハーレー〉水冷Vツイン&250中免モデルが来る!?

  • 2019/2/13
HARLEY-DAVIDSON [IMAGE CG]

未来の新車を大胆に予想(×妄想)することでおなじみの『ヤングマシン』。海外勢の動向に目を移すと、2019年以降大きな波が起きそうなのがハーレーダビッドソンだ。今後10年間で100ものニューモデルを投入するというから驚きだが、その中でも我々は水冷Vツインスポーツと250ccクラスの新規投入に注目した。

生まれ変わる老舗ブランド・ハーレーダビッドソン

大排気量の空冷Vツインにロング&ローフォルム…、いわゆる伝統の”アメリカン”スタイルを頑なに守ってきたハーレー。今後さらなる成長を狙い、10年間で100ものニューモデルを投入していく。その中にはアドベンチャーモデルや250〜500ccの小排気量車といった従来のイメージを覆すマシンが多数含まれている。

【まずは濃いキャラ”パンアメリカ”が登場】新開発の水冷Vツインは、500〜1250ccを用意し、多彩なモデルに搭載される。’22年までにファイター系は9車種、クルーザーは5車種が登場予定だ。まず最初に登場するのは、同社初のアドベンチャー=パンアメリカ1250。衝撃的な重厚さで、走行動画ではかなりの走破性を見せる。また、前述のストファイを含め、975ccと1250cc版があり、スポーツスターのように複数の排気量帯を展開する模様。さらに得意のクルーザーにも水冷Vツインを積む。

HARLEY-DAVIDSON PAN AMERICA 1250/CUSTOM 1250

(左)PAN AMERICA 1250 [2019]:戦車のような迫力と近未来的な顔を持つADVモデル。オフ走行を考慮し、チェーン駆動を採用する。(右)CUSTOM1250 [2020]:クルーザー系にも新作の水冷60度V2を搭載。ダートトラック風の外装と水平基調のアップマフラーが特徴的だ。同じく水冷60度で、’17年に生産終了したV-RODの後継的な役割を担う模様。

新しい水冷ブランドを続々と展開予定

その中でまず注目したいのは、新開発のDOHC4バルブ60度水冷Vツイン975ccを積む「ストリートファイター」(仮称)。筋肉質なデザインを持ち、欧州市場がターゲットとなる。ハーフカウル+セパハン仕様のモックアップも公開されており、Vツインスポーツの投入にも期待ができるのだ。

【新顔ストファイにはカフェ仕様もある?!】’20年に、新作の水冷60度Vツインを積んだ、マッシブなストリートファイター(仮称)を投入予定。さらに公式動画には、ハーフカウル付きのモックアップやスケッチが確認できる。その脇には、かつて打倒ドゥカティを目指して開発されたスーパーバイク用ホモロゲマシン=VR1000の姿も。驚速のスポーツカフェがクル?

HARLEY-DAVIDSON STREETFIGHTER [2020]

HARLEY-DAVIDSON STREETFIGHTER [2020] エンジンが際立つイマ風のマッスルNK。前後シリンダーの左右オフセット量がほぼなく、伝統のナイフ&フォーク式コンロッドと推測できる。フレームは前後分割式で、エンジンを強度部材に使う最新の車体構造だ。

HARLEY-DAVIDSON STREETFIGHTER [2020]

カウル仕様のモックアップとスケッチも公開。デザイナーの背にあるのがアルミフレーム+水冷Vツイン996ccのVR1000だ。

【ヤンマシ予想】HARLEY-DAVIDSON VR Cafe

HARLEY-DAVIDSON VR Cafe [IMAGE CG]

HARLEY-DAVIDSON VR Cafe [予想CG] ストリートファイターにハーフカウルを装着。VR1000に倣い、本誌では”VR Cafe”と命名。SBKマシンよりライトな公道向けのイメージだ。

’20年には待望の中免ハーレーも来る!?

さらに目玉は250。詳細は不明だが、前述のニュー水冷Vツインに着目してみた。このエンジンは、500〜1250ccの排気量で多機種展開すると予告されている。本誌では、最小の500ccからリヤシリンダーを取り去って単気筒化し、250cc化すると予想。ハーレーは同様の手法で1000ccVツインを500ccの単気筒とした”前例”があるのだ。

HARLEY-DAVIDSON SHORTER/STREET 500

【現行ハーレーで最小は500cc、歴代では65ccだ】(左)SHORTSTER [1972]:イタリアのアエルマッキ傘下時代に製作された同社史上最小の65ccモデル。2スト単気筒を積むハーレー版モンキーだ。熱烈なコレクターも存在!(右)STREET 500:インドで生産したストリート500を’15年から現地へ投入。現行ハーレーで最も小排気量だが、今後はさらに下を充実させ、売上拡大を狙う。

さて、250ccの市販化は公式に発表されたが、ツインかシングルかは不明。本誌が予想してみたのはシングルだ。CGでは、新開発の水冷60度Vツイン500ccからリヤシリンダーを取り去り、単気筒化。これで合理的に250ccになるというワケだ。ハーレーは’00年に同様の手法でビューエルXB9系の984cc空冷V2をシングル化した「ブラスト」を発売した過去がある。いずれにせよ’20年、インドを皮切りにアジア市場に投入されるという250ハーレーをワクワクしながら待ちたい。

【ヤンマシ予想】250 CUSTOM

HARLEY-DAVIDSON 250 CUSTOM [IMAGE CG]

XR250をベースに、上に掲載したCUSTOM1250のニーゴーバージョンを妄想。単気筒ながら、雰囲気はまんまハーレーだ。 CUSTOM1250のファットタイヤとスポーティな外装に単気筒を合成。883などを指して「プアマンズハーレー」と呼ぶ人もいるが、250もデザインと質感が高ければ爆発的に支持されるハズだ。

【ヤンマシ予想】XR250

HARLEY-DAVIDSON XR250 [IMAGE CG]

ダートラレーサー=XR750をイメージした電動バイクが’21〜’22年に導入予定。この車体に水冷単気筒を積んでみた。日本でもウケそうだが?

※ヤングマシン2019年2月号掲載記事をベースに再構成

このバイクに関連する記事/リンク

※本記事の内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。

カサ

カサ いわゆる"Web担"的黒子

記事一覧を見る

研二くんのゼッツーに憧れるも手が届かずZ400GPで卒輪(そつりん)した"自二車は中型二輪に限る"世代。あれから30余年を経てまさか再び二輪の世界に触れることになろうとは人生何が起こるかわからんもんだ(笑)