ひと目見て「あの某外国製SSにスモール版?」と思ってしまうが実はこれ、タイのGPXが送り出すDEMON150GR(デーモン150GR)。日本では月木レーシングが母体となるGPX JAPANが輸入販売を行うこのマシンが国内に上陸した。
スタイルだけでなく装備も充実のタイの人気車
某外国製SSをそのまま小さくしたような遊びゴコロ満載のDEMON150GR(デーモン150GR)は、タイで人気のフルカウルミニ。ただアジア製といっても外装だけをSSスタイルにしたのではない。縦型の149cc空冷単気筒を搭載するフレームは本格的なスチール製トラス構造でスイングアームも凝った形状。フロントの倒立フォークはKYB製だ。そしてヘッドライトやウインカーはすべてLEDとなるなど本格的な造りで質感が高いのも特徴。
特徴といえばもうひとつ。ミニサイズとは言え、前後ホイールは14インチ。日本ではスクーター以外あまりなじみのないサイズだが、これが小さすぎず大きすぎずの絶妙な車格を実現。街中の普段使いに便利と同時にカッコよくSS気分を味わえること請け合いだ。しかも価格はリーズナブルな34万3440円。若者のファーストバイクからベテランのセカンドバイクまで心くすぐられるマシンとなっている。この1月から国内発売ずみで、’19春の東京モーターサイクルショーにも出品予定だ。尚、マシンの解説や試乗インプレッションなどの詳細はヤングマシン2019年3月号(1月24日発売)に掲載している。
取材協力:GPX JAPAN
写真:鶴見健(トップ)
※ヤングマシン2019年3月号掲載記事をベースに再構成
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