第47回マシン・オブ・ザ・イヤー2019

2019明けましておめでとうございまスクープ!

【初夢スクープ#2:ホンダ編】新型CB900F or 新型CB900FOUR(CB900フォア)

  • 2019/1/2

【HONDA 新型CB900F 予想CG】流れるようなヨーロピアンデザインを忠実に復刻。’80~’90年代を肌身で知るライダーなら垂涎モノ、ヤングには新鮮に映るハズ。エンジンは空冷の方が当然なじむ。色はやはりスペンサーカラー!

221㎰にウイング付きのパニガーレV4R、207㎰のS1000RR――。’20年始動の新排ガス規制=ユーロ5を前に、海外勢が限界を突破してきた。これに対し、日本車はどう出るのか? 独自情報を元にテッパンなモデルから、妄想&願望混じりのマシンまで、本誌が来年を一挙に占う。HEISEI最後の“初夢”スクープ連弾をとくと見よ! 

フォアかエフか空か水かCB復活論争再び!

’19年は、ホンダのメモリアルイヤーだ。初代CB誕生から60周年、さらにCB750フォアから50周年、CB750Fの40周年でもある。これに合わせ、「CB」ブランドの新作を投入する計画があると本誌で報じてきた。その中身は……今だ定まっていない模様だ。排気量は、CB1300や1100からダウンサイジングし、グローバル展開するために、「900cc程度」を選択する模様。本命は水冷だったが、ここに来て空冷案も浮上している。

ホンダに影響を与えているのは他社の動向だ。ロイヤルエンフィールドがミラノで空冷のコンセプト車を発表。12月に日本で開催されたカスタムショーでは、BMWが試作の空冷水平対向2気筒を披露した。そんな経緯もあり、「空冷ユニットを次の排ガス規制にも対応させるべき」との意見があるという。

デザインは、ビンテージ路線になるのは確実だが、問題はモチーフ。CB750フォアが候補に挙げられており、有力なのはフォア案。既に試作モックアップも存在するらしい。一方、新生カタナをはじめ’80年代の名車が今、トレンドになりつつある。当時を象徴するFも候補に入れても不思議はないだろう。果たしてホンダの結論は……期待を込めて見守りたい。

【HONDA CB900FOUR 予想CG】曲線的なフォルムを再現しながら、現代のエッセンスを注入。マフラーは元ネタの750フォアと同様、4本出しにしてみた。

ネオクラCBに変化を生むF案なら40周年記念

’10年代のトレンドは、ネオレトロを経て、近年はカフェに移行していた。いわゆる’60~’70年代風マシンが流行していたわけだが、’19年はついにカタナが復活。欧州のショーでローハンドルのネイキッド改が続々登場するなど、’80~’90年代マシンが新たな潮流を築きつつある。――そこで期待したいのが、’80年代を駆け抜けたCB750Fの現代版だ。既存のネオクラに比べ、実に新鮮。加えて走りのCB750Fカスタムが流行したように、スポーティ路線もよく似合う。ホンダさん、本誌はコッチ推しデス!

【HONDA CB750F 1979年】フォアに続く直4第2世代のスーパースポーツとして’79年にデビュー。ホンダ初の直4DOHC4バルブを搭載し、レースでも大活躍した。デザイン面では、タンクからテールまで続くストリームラインが後世に大きな影響を与えた。漫画「バリバリ伝説」でもおなじみ。

【HONDA CB750FOUR 1969年】CB750フォア路線なら50周年。’69年デビューのCB750フォアは、実質的な量産車として世界初の750㏄直4を搭載。初めて200km/hを突破した市販車でもある。大ブームとなり、今なお高い人気を誇る名車中の名車だ。

【HONDA BENRY CB92 SUPER SPORT 1959年】CB92路線なら60周年記念。’59年デビューのCB92が初代CB。空冷4スト125㏄を積む元祖スーパースポーツで、角型の神社仏閣スタイルが特徴だ。60周年となる、これをモチーフにする可能性は低そう。

試作モデルが実在、現状は空冷で右1本出しか?

ナント既に「社内に検討用の試作モデルが存在する」(情報筋)とのこと。「SOHC風のヘッドカバーを施した新作の900cc空冷DOHC直4が搭載され、マフラーは右1本出し」という。リヤサスは、Z900RSのモノサスに対し、2本ショックでよりクラシカルな雰囲気となる模様。質感を重視した本格的なビンテージ路線ながら、900㏄で軽快な走りを狙う。

この計画は、王道路線のCB1300とCB1100を「900cc」で統合する意図がある。2台は、セールス面で好調なのは日本のみ。ヘビーな2台をダウンサイジングで一本化し、世界に展開するだろう。

※ヤングマシン2019年2月号(12月22日発売)掲載記事をベースに再構成


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いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)