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「バイク界の〇スポ」と栄誉ある称号をいただいているヤングマシン(略称ヤンマシ)は、妄想とガチスクープを虚実織り交ぜてお送りしているバイク雑誌。今年も多くのスクープで誌面を賑わせて(お騒がせして?)きた。そんな我々には、年越しの前にやらなきゃいけないことがある。それは、今年展開してきたスクープの総決算。大当たりも大懺悔もあらためて振り返ります。本稿は、勢い余って予想CGを造り込みすぎてしまった“過剰盛り過ぎ問題”編。
予算の問題はあれど期待を込めて
メーカーのエンジニアが「こんなの本当に作ったらいくらかかるんだよ」と言ったとか言わないとか。妄想派のヤンマシは、全力でCGを制作するあまり期待感が突っ走り過ぎることもよくある。カラーリングについては遊びの要素も盛り込むため、読者に「違うじゃねぇか」とお叱りを受けることもしばしば……。
YAMAHA YZF-R25/R3
CBR250RRに対抗して挑戦的なデザインを施してくると予想。従来型のオールマイティな性格は受け継ぐと踏んでいたが、それでも弟分のR15が採用する可変バルブのVVAなどを盛り込み、アッパーカウルにはゴリゴリのカーボンを配置。
もはや祭りの様相であれもこれも盛り過ぎました……。
約半年後に流出画像が出回り、センターのエアダクト+2眼ヘッドライドや倒立フォークの採用は情報通りだったことが判明。そして予想CGの盛り過ぎも同時に発覚した。
スパイショットを元にCGを制作したあところ、一気に現実的な路線に近づいてきた。だが、どうも雰囲気が本物と似て非なるものに。顔の位置や派手な造形が原因か……。
表情が異なるとの情報を得たため、小顔化して低く構えたうえで兄貴分のR6っぽい雰囲気をプラス。だいぶ近づいてきた……が、芯を捉えるところまではなかなかいけず。
LEDの2眼スタイルなど、想定していた車体構成は当たっていたものの、やはり当初のCGは盛り過ぎが目立つ。レーサーっぽいシンプルな面構成のほうが正解でした。YAMAHA SR400
早い段階から規制対応して復活すると発表されていた。ならば今風にと、足元の軽やかさとマフラーで新鮮さをアピール。リヤにはディスクブレーキを付けちゃいました♡
想像以上に何も変わっていないSR400が登場。足まわりもそのままで、見た目にはほぼ色変更のみ。不変だからこそいい、という世界観がSR400の普遍的な価値なのでした。
YAMAHA SEROW 250
セロー250もSR400と同様に復活が予告されていた。なので、規制対応以上に足まわりなど車体の充実を期待。ポップすぎるカラーリングで盛り付け、スリムな仕上がりに。
こちらも見た目の変化は最小限で登場。カラーリングもセローらしさを大切にした落ち着きのあるものだった。掛けたり盛ったりすると何かと問題が……ゲフンゲフン。YAMAHA TRICKER
復活予告済みシリーズの第3弾。セローとともにインド販売のFZ25が採用するブルーコアエンジンを搭載するのではと予想し、エコイメージのカラーリングを施した。
やはり“トリッカーらしさ”を押し出した不変ぶり。そりゃあそうですよね~と納得しつつ、そんなことでメゲるヤンマシではない。’19年も鉄のハートで突き進みます!
YAMAHA TÉNÉRÉ 700
テネレ! じゃあゴロワーズっしょ! と考えるのが自然でしょう。ええ、負け惜しみです。往年のペテランセルレプリカを意識したところ、ヤンマシ得意の盛り過ぎに。モンブランか。違います。
レースブルーをあしらいつつも落ち着いた雰囲気の本物が登場。マロンもロマンも実らなかったが、レプリカカラー、ストロボラインなどに脊髄反射するのはサガなのです。関連記事/リンク
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