これぞ本来のTMAX! 圧巻の加速

RC甲子園カスタム”TMAX530 DX M”試乗インプレ【圧倒的な速さが楽しい】

  • 2018/12/12

TMAX530DX[RC甲子園]

全日本ロードレースの名門チーム・RC甲子園によるカスタムが施され、コンプリートで販売されている「TMAX530DX M」に試乗。その実力は!?

(○)誰でも乗れば分かる、圧倒的な速さと楽しさ

’12年モデルのTMAX530でRコンセプトシリーズを製作したRC甲子園が、最新のDX&SXでもコンプリートマシンを完成させた。今回は、RではなくM(=モディファイの記号)にネーミングが変更されており、最小限のカスタムで効果を発揮させることが狙いとなった。

筆者は、’12年にR2に試乗した経験があり、鮮烈な走りは印象的だった。ただでさえ速いTMAXが圧倒的に速く楽しくなっていたからだ。そして、今回試乗したMも変わらず”圧倒的”だったのでひと安心。従来のRが装備していたマフラーを省いてコンプリート価格をメーカー希望小売価格に抑えたため、「Rほどのインパクトは出せないかな?」と危惧したが、それは杞憂だった。

TMAX530DX[RC甲子園]

【RC甲子園 TMAX530 DX M ●税込価格:135万円】外観はノーマルのまさに羊の皮をかぶった狼。写真のDX以外にSXでもコンプリート製作を受け付けている(SX Mは税込124万2000円)。

TMAX530DX M[RC甲子園]

さりげないMのマークがコンプリート車の証。その内容は明かされていないが駆動系のモディファイだろう。

下のグラフを見れば分かる通り、最高速はそのままに加速を太らせたのがMの特徴。ノーマルだと6000 rpmあたりで回転上昇が鈍るところが、Mは8000rpmまで一気だ。この2000rpmの差が、常用域である100km/hまでの加速で圧倒的な差となる。シグナルダッシュやワインディングのコーナー立ち上がりでノーマルはMに敵わない。このロケット加速こそTMAXの醍醐味と言えるものだ。

TMAX530DX M[RC甲子園]

縦軸が出力で横軸が速度のパワーグラフ。青と赤の線が合流する100km/hまでの全開特性は走りと完全に一致。国内の交通事情での常用域で差がつく。

TMAX530DX M[RC甲子園]

スポーティなSモードでM の性能は発揮される。電スロが右手の動きとダイレクトに連動するからだろう。雨天などはTモードにすれば過激さは抑えられる。

 

(△)見た目ではノーマルと全く区別がつかない

Mは、内部の変更だけなので外観にカスタム感がない。ただし価格もノーマルなので良しとすべきだろう。

こんな人におすすめ:刺激度MAXのTMAXがいいならMにせよ

Mの価格はメーカー希望小売価格と完全一致。つまりゼロ円で”圧倒的”な速さと楽しさが手に入るというバーゲンプライスだ。

2018年型TMAX530DX/SX Mを購入することができるのは、RC甲子園製品取り扱い店であるYSP大阪箕面。アフターサービスもRC甲子園製品の販売元であるYSP店なので安心だ。また、全国YSP販売網を整備中とのことで、詳細はYSP大阪箕面に問い合わせを。

※YSP 大阪箕面/甲子園店 TEL:072-726-5310/0798-22-1102 http://www.ysposakaminoo.com/

●写真:箱崎太輔
※ヤングマシン2018年6月号掲載記事をベースに再構成

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いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)