マシン・オブ・ザ・イヤー2018
最終ステージに設定された欧州を走破

ミラノショーでのヤマハの注目、Tenere700(テネレ700)は11月5日に市販版が発表

2016年11月のミラノショーでT7 CONCEPT(T7コンセプト)という名で発表されたMT-07の並列2気筒エンジン搭載のアドベンチャーモデルは、翌年のミラノショーでTénéré 700 World Raidと名前を変えて進化版が発表された。そして、2016年のミラノショーでの予告通り2018年に世界の道を走り抜け、最終ステージのヨーロッパも走破した。

第4弾の動画でミラノショーでの発表が予告された

2018年10月19日、Ténéré 700 World Raid(テネレ700ワールドレイド)で世界の4つのステージを走破する、FIND THE NEXT HORIZONプロジェクトの第4弾が公開された。第4ステージはオンやオフの多様な走行環境が待ち受けるヨーロッパのルート。スタートは英国の西側ウェールズで、丘陵地の起伏に富む曲がりくねった道を抜けてドーバー海峡へ。海をフェリーで渡り、フランス~ドイツと南下していくライダーは、TOURATECH(ツアラテック)の創設者であるHerbert Schwarz氏が務める。現在は同社の代表を譲ったが、最大級のアドベンチャーバイクのパーツメーカーを築き上げた目利きにとって、テネレ700はどのように感じられたのだろうか。その後さらに3人のライダーがバトンをつないで、アルプス山脈、ピレネー山脈とヨーロッパの変化に富む環境を走り抜いた。最後は再び箱詰めにされて、テネレ700ワールドレイドは欧州のラボに送り返されたという。

【YAMAHA Ténéré700 World Raid プロトタイプ】MT-07ベースの688cc並列2気筒エンジンを使用する新型アドベンチャーモデル。オーストラリア、アフリカ、南米の道なき道をクリアして欧州ではオンロードも走行。また、初めてパニアケースを装着した姿も公開され、一般ライダーのアドベンチャーツーリングのイメージに近づいた。

バイクは最後は箱に収められ、予告が現れる。ミラノショー前日の特別プレスカンファレンスで欧州時間の18時(日本時間翌2時)に公開されることが明らかになった。

【YAMAHA TRACER700GT(トレーサー700GT) 2019年型欧州仕様】インターモトショーで発表されたトレーサー700の追加仕様。テネレ700と同系のエンジンを搭載しているが、コンセプトは棲み分けられているので2機種とも国内への導入を期待したいところだ。

ニュース提供:欧州ヤマハ
「“コンセプト”から“プロト”に進化したテネレ700」記事はこちら
「新型テネレ700が世界の道を走り出した」記事はこちら
「ヤマハ新型テネレ700でペテランセルが砂丘アタック」記事はこちらへ。

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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