これぞ令和のスカウター! BMWの「コネクテッドライド スマートグラス」が日本上陸

  • [CREATOR POST]ヤングマシンガジェット部(仮)

2023年7月に本国ドイツで発表のあったBMWモトラッドの「コネクテッドライド スマートグラス」。普通のサングラスのように使えるだけでなくナビゲーション、速度、ギヤなどのデータをリアルタイム表示可能というスグレモノで、とうとう日本での発売開始がアナウンスされた。2024年5月14日からBMW Motorrad正規ディーラーで取り扱われるという。これは欲しい!


●文:[クリエイターチャンネル] ヤングマシンガジェット部 ●外部リンク:BMW Motorrad

スポーティでスリムな見た目ながらプロジェクター搭載

コネクテッドライド スマートグラスの見た目は、電子機器が入っているとは思えないぐらいスリムで、スポーティーなサングラスそのもの。それでも、最大動作約10時間を実現できるだけの十分なリチウムイオン電池だけでなく、右レンズの内側上部に光学式プロジェクターを、そして光センサーまで内蔵しているのだから、技術の進歩を感じさせる。レンズはUVカット機能付きというのもうれしい。

機能をフル活用するには、スマートフォン用のBMW Motorrad Connectedアプリが必須。こちらを介してBluetooth経由でナビゲーション、車速、ギアなどのライダーがそのときに必要とするデータをリアルタイムで転送して、直接右側レンズに投影するという仕組みとなっている。

内蔵されている光センサーが照度を感知して、ディスプレイの輝度を自動調整してくれるのもポイント。投影される情報が場所や気象条件、ポジションによって見にくいということもなさそうだ。

降車後や景色を楽しみたい時など、データの投影が不要なときは、左テンプルにあるボタンを押すだけでディスプレイ表示をオフにできる。もちろんアプリ側からも制御可能だ。充電インターフェースもテンプル部分にあり、充電ケーブルを使って電力を供給/充電するという方式は、一般的なスマートグラスと一緒なので馴染やすい。

4サイズのノーズパッドや、スモークレンズまたはクリアレンズ(透過率 85%)など、天候やサイズ感、好みに応じてパーツを組合せることができるというのもうれしい。

ハンドルバーにマルチ・コントローラーが装備されている車両では、スマートフォンクレードルと併用することでハンドルから手を放さずに操作が可能となるぞ。

コネクテッドライド スマートグラスの概要

  • フレームカラー:グレー
  • サイズ:M(頭周囲53~67mm)/ L(頭周囲59~73mm)
  • メーカー希望小売価格(税込): 17万2700円

コネクテッドライド スマートグラスの特長

  • ハンドルバーのマルチコントローラーを介して投影の位置決めと設定の選択が可能
  • UVA / UVBカットフィルター搭載レンズによりサングラスとしても使用可能
  • パッケージにはスペアレンズ(クリア及びスモーク)を同梱
  • 動作時間は約10時間(内蔵リチウムイオン電池)
  • 充電用にマグネットコネクターを装備したUSBケーブルを同梱
  • ライダーの顔に合わせてフィッティングできるように厚みが異なるノーズピースを4サイズ(S、M、L、XL)同梱で、顔にフィットする事によりヘルメット内でのスマート・グラスのズレを防止
  • 専用収納ケースを同梱

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